お手上げ状態で完敗を認めたミカンコナカイガラムシとの闘いから一夜明け、私は近所のホームセンターに助けを求めましたぁ=3
『( ≧Д≦)ひっぐうんぐんぐぅ・・・(泣)、あのね、白いね、悪魔がね花をね食べちゃうのねヒググ(涙)』
さすがに店員に上記のような問い合わせはしていませんが、心の中では泣きじゃくっていた私の本音を文字に起こしたのであります。はい、もう悔しくて悔しくて涙が止まらない。
ゴキブリ退治で培った粘り強さも、ミカンコナカイガラムシの前では全く役に立たず、害虫に対しての初めての挫折を味わったこの経験、絶対に今後の想定外の事態に活かしてやるぅ!!!
蚊取り線香の燃えカス灰も意に介さず、アブラムシを見事に撃退したカダン殺虫肥料にもビクともしない白い悪魔ミカンコナカイガラムシ・・・。
『キーッ!見てるだけでムカムカしてくる(怒)!』
指でこそぎ取ってもいいのですが、なんだか悔しすぎてそれはしたくない。気持ち悪いから嫌だという気持ちもある。
蚊取り線香の点火部分で焼き殺すという方法は時間がかかりすぎる。
私を嘲笑うかのように密集して生息域を広げ続ける様子はまるでカイガラムシがひとつの巨大な生き物のようにさえ見えてくる。
こいつら、もしかして1匹1匹が意思疎通するようなテレパシーを備えている!?のだろうか・・・なんて考えるほど恐ろしくなってきました。
『そろそろ、本気で奴らは私の心の中まで侵入してきそうです・・・(汗)。そして、全身の血管という血管、全てに貼り付いて血液を全て吸い取っていくような吸血カイガラムシがぁぁぁ(゜∀。)!!!』
は( ゚Д゚ノ!?ブルンブルンっ!(頭を振る様子)
危なかった・・・。いつのまにか思考さえも占領されるところだった・・・。
こんな場所にまで寄生するミカンコナカイガラムシ・・・。
厄介だ、私は厄介な生き物と隣り合わせになってしまったんだな・・・。
今頃気づいても手遅れか・・・。いや、まだ諦めるな。
諦めたらカイガラムシに心まで乗っ取られてしまう・・・。
なんということだ、この葉の裏は昨日まではこんなに大量のミカンコナカイガラムシはいなかったはず・・・。
奴ら、分身の術でも使えるのだろうか・・・。白い忍者か・・・。なんか大変なことになっとる・・・。
なんとつД`)!?別の場所の離れた他の植物の鉢植えにまでミカンコナカイガラムシが発生していた・・・。
あぁ、ダメだ、我が家の敷地内はもう全滅寸前かもしれない・・・(汗)。
堪忍袋の緒はズタズタに引き裂かれてもう修復は不可能です・・・。
『なんでこんな、か弱い花の茎にまで張り付くの?ねぇ、教えてよカイガラムシ!何が欲しいの?一体なにが目的なんだい!?』
『どうしてこんな花にまで君は取り付くの?欲しい物を言ってご覧、ねえもしかしたら私が君たちの力になれるかもしれないよ。』
私の問には一切、一言も応えてくれない・・・。おじさん、悲しいよ・・・。
私が何も対策を立てないことに他の昆虫まで便乗してイキガッてきましたよ。
この毛虫・幼虫、種類はなんだろうか不明ですが、ここまでくるとちょっと見過ごせないですハイ。
カイガラムシ退治の決定版!オルトランDX粒剤の登場だ!
『へへぇ~m(_ _)m!オルトラン様、かくなるうえは貴殿のお力をぉ』
近所のホームセンターで入手したカイガラムシ退治の最終兵器!オルトランDX粒剤だぁ!
まずは願掛けの意味で両手を合わせて土下座して願いを込める。ついに最終手段のオルトランの力を借りる時がくるとは、、、ミカンコナカイガラムシ恐るべし。
しっかりと対象害虫の区分にカイガラムシ(ミカンコナカイガラムシ)と記載されています。これでダメだったらもう引っ越すしか方法はない!?
- 2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、植物全体を害虫から守る効果が持続
- 葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も効果的に退治
- 浸透移行性の殺虫成分を2種類配合。土にばらまくだけで植物に吸収され、植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。 (※殺虫効果の長い残効性を指す)
- 200g・300gは使いやすく手軽な散粒ボトル入りなので、ばらの鉢植えなどの害虫対策におすすめ
これは期待できそうです。
では、よろしくお願い致しますよ。
カシャ!カシャ!(※容器を振る様子)
数回ほど容器を振って根元に粒剤を振り撒く。おとと、これぐらいでいいだろうか。
よし、あとは水やりをして効能を待つだけだ。人事を尽くして天命を待つ!頼むぞぉ!
奇しくもオルトランの粒剤の色とミカンコナカイガラムシの色が似ているのでちょっとだけ動揺してしまったのはここだけの話(汗)。
さてはて数日間も続いた人間VSカイガラムシの死闘に終わりはやって来るのでしょうか。最後に立っているのはどちらなのでしょうか。
白い部分が目に見えて激減しています!これは凄い効果!素直に最初からオルトラン使っておけばよかったんですね・・・(汗)。
わんさかと気持ち悪いほど密集していたミカンコナカイガラムシが面白いほどに姿を消しています。
葉の裏にはわずかならがしぶとく居座り続けるミカンコナカイガラムシもいますが、全滅するのも時間の問題でしょう。
結果、オルトラン粒剤の大勝利(笑)!
これで開花を楽しみに日々を過ごすことが出来そうです。
が、よく考えてみると、この鉢でカイガラムシが大量発生したということは・・・
つД`)あちゃ~
怪しい白い点々が・・・
離れた場所でもカイガラムシが大量発生した様子
やはり・・・ここでもミカンコナカイガラムシが発生している・・・
しかも大量に・・・
まだまだオルトラン粒剤に休まる時間は訪れそうもありません。