野良猫と人間の友情物語が誕生した瞬間を激写!

猫を放し飼いにしている人間よ、これは野良猫の叫びを人間が代弁している悲痛な願いと受け取れ!

軽々しくエサを与えるんじゃねえ!可愛いなら、可哀想なら、テメエが家で飼育管理しろボケぇ!

じゃなけりゃ貴様にゴキブリ団子食わすぞゴラァ!!!えっと、ゴキブリが嫌ならカメムシ?ナメクジ?なんでもござれぇ!

ゴルァ(○`Д′○)ノ(マジで超怒)!

わたくし、こんなに怒号を張り上げたのは久しぶりのこと、ちょっと喉がイガイガして気持ち悪い。

毎日欠かさない美味しいコーヒーの味がちゃんと味わえないです。

温厚な自分をここまで怒らせるなんて、ふっ( -_-)、しょうがない奴だぜまったくケッケッケッ。

思い出すと笑いがこみ上げて思い出し笑いなんていう私らしくないことまでしてしまうなんて・・・(照)。

そんな私を激怒させた証拠の写真を掲載してみましょう。

野良猫が台所のゴミ袋を噛み切った証拠写真

野良猫が台所のゴミ袋を噛み切った証拠写真

な、なんじゃこりゃーヽ(#゚ Д゚)ノ!!!

だ、だだ、台所のゴミ袋が何者かに喰いちぎられて中身がこぼれそうになってるぅー!!

これからごみ収集所に持って行こうというのに、これじゃ歩いている間に散乱してゴキブリが集まるじゃねえか!!!

すると、近隣の野次馬オバサンたちの格好のネタにされるじゃねえか!

「いやねぇ、奥様、あのお宅がゴキブリ屋敷と化している理由はご存知?わたくし、ついに見てしまったんですわよ、ゴミを撒き散らしながら歩いてるんですもの、そりゃゴキブリの格好の餌食・住処となりますわホッホッホッ(笑)」

違う (# ゚Д゚)!断じて認めん!

我が家のゴミに穴が空いた原因は!その犯人は!

猫じゃヽ(=^・ω・^=)丿!

放し飼いにされた野良猫じゃ!

が、事実はそうだが、真実は違うのだ!一番悪いのは、そうです、私が変なオジサン・・・じゃなくて・・・安易に餌を与えとるバカ人間じゃ(震怖)!

野良猫が台所のゴミ袋を噛み切った証拠写真

野良猫が台所のゴミ袋を噛み切った証拠写真

しかもしかぁも!こいつ、私がゴルア!と怒号を張り上げて追い掛けたのにもかかわらず、

ん?(ฅ`・ω・´)ふんっ!

ってな余裕プンプンで走り去って行きやがったぁ(怒)!チクショー!完全に舐められた私は台所の床をバンバンッ!叩いて悔しがりました(涙)。それはもう、甲子園の決勝で押出しファーボールで敗れた投手(ピッチャー)のごとき悔しがりようでした・・・。

え!?非は私に!?我が家にあるのでしょうか・・・?エアコンよりも自然の風で屋内の換気を巡らせて暑さを凌ごうとしただけなのに?それで玄関の扉を開け放していた考えが間違っていたのですか?

野良猫が周囲にいることを分かっていながら窓や扉に空間を設けていたほうが悪いのでしょうか?

私はそうは思いません。野良猫に喰いもんを与えときながらウンチの片付けもしつけもしないバカ人間が悪いのですよ。

しかも、このゴミ袋切り裂き事件が勃発したのはけっこうな早朝(汗)、もう憂鬱な気分がこの日ず~っと続くんだろうなという嫌な気分での一日のスタートだったのです。

しかし、神様は私を見捨ててはいませんでした。つうか、なんちゅう長くて退屈な書き出しなんだろう(笑)。

早朝の散歩

怒りでスタートした一日を、なんとか平穏な気分に戻そうと、私は散歩へと出掛けたのです。まだ薄暗い朝、太陽が顔を出す瞬間をぼーっと眺めるだけで心が洗われるように気分爽快になる。

邂逅(かいこう)とは、思いがけなく出あうこと。偶然の出 あい。めぐりあい。「旧友と―する」

そして、早起きは三文の得というように、私は新たな出会いに恵まれたのです。

ルーチンワークと化した散歩ですが、時に思わぬ出会いをもたらしてくれるんです。

この日も、そんな一日でした。とっとことっとこ歩いていると、何やら気配を感じる。立ち止まって周囲を伺ってみると・・・

ん(´д`)?

窓ガラスを歩くアシダカグモ

窓ガラスを歩くアシダカグモ

ヒョコヒョコ、と歩く生き物がいる。ジッと見つめる私。そんな私を向こうも見つめている(気がする)。

お互いが気になる存在となった瞬間・・・

ポッ(○´艸`)ヾ。

なんだか気恥ずかしくもあり写真を載せるのをためらう・・。シルエットから分かる通り、そう、

早朝パトロール中のアシダカグモさんです(敬礼)!

窓ガラスを歩くアシダカグモ

窓ガラスを歩くアシダカグモ

『お、おはようございます、軍曹(`・ω・´)ゞ!吾輩は、人間界でゴキブリハンターの異名を獲るために日々奮闘中のものであります!』

『・・・。うむ、おはよう。初めて見る顔だな、新参者か?よいよい精進せよ。』

窓ガラスを歩くアシダカグモ

窓ガラスを歩くアシダカグモ

『はっ(`・ω・´)ゞ(敬礼)!先日もワモンゴキブリ1匹の駆除に成功!生涯のゴキブリ殺傷件数を日々、更新中であります!来年の、ゴキブリスナイパーの称号を狙っている身であります!』

『うむ∠(`・ω・´) 、奴らの繁殖力、そして生命力は尋常ではない。貴様も真のゴキブリハンターを目指すのなら、そんな弱っちく少ない手足を私のように増やして対応せねば追いつかんだろう。まぁしかし頑張ってくれたまえ。』

『はっ(`・ω・´)ゞ!』

『タッタカタッタカε=ε=ε=ε=∠(`・ω・´) 』

そうか、アシダカグモ将軍はゴキブリの活動時間を狙ってパトロールしているんだな、さすがですね。

私も一人前のゴキブリハンターになるためには、昼夜逆転した生活スタイルに変えなければいけないかもしれない・・・。

そう、これはマジで命をかけた闘いなのだ、と再認識・再確認した瞬間でした・・・。

そんな思わぬ(嬉しい)出会いに巡り会えたことに感謝しつつ、散歩を再開させた私の歩調は無意識にスキップのようにルンルンッ!とリズミカルになっていました。

しかし、その日の出会いはまだ終わっていなかったのです・・。

散歩も終盤に差し掛かった時のことでした・・・。

『おう、オッサン!久しぶりじゃの(ฅ`・ω・´)!』

と声をかけられたのです、

『えΣ(´ω`ノ)ノ!?だれ?だれなの?キョロキョロ(汗)』

朝日に映える野良猫のシルエット

朝日に映える野良猫のシルエット

『おう、オッサン!久しぶりじゃの(ฅ`・ω・´)!』

『えΣ(´ω`ノ)ノ!?だれ?だれなの?キョロキョロ(汗)』

朝日に映える野良猫のシルエット

朝日に映える野良猫のシルエット

『(ฅ`・ω・´)ふぅ、もう忘れちまったのかよ、散歩で三歩も歩いたらもう記憶が飛んじまうのか?』

『Σ(´ω`ノ)ノあっ!?こ、このシルエットは!キャットフード泥棒事件の猫さん!?覚えてますよ!あ、お、おはようございます!』

朝日に映える野良猫のシルエット

朝日に映える野良猫のシルエット

『(ฅ`・ω・´)この前はちょっと言い過ぎだったな。あの後、野良猫の口コミ噂で聞いたぜ、お前さん、野良猫が嫌いなんじゃなくて安易にエサを与える同族を嫌っているんだってな。』

『えΣ(´ω`ノ)ノ!?す、凄い、私の噂が野良猫ネットワークでここまで広がっているなんて・・・。はい、私は猫が嫌いじゃなくて、食べ物だけ与えて後は知らん顔する人間に怒ってるんです。』

朝日に映える野良猫のシルエット

朝日に映える野良猫のシルエット

『(ฅ`・ω・´)・・・。何日前だったかのぉ、また俺の仲間がお前さんらのクルマという化け物に踏み潰されて死んじまった。めっぽう腕っ節の強い奴だったが、瞬殺でやられたそうだ・・・。』

『(´ω`)・・・。きっとあの猫だ。近所の投稿中の小学生たちが輪になって無言で見つめていた猫のことだ。はい、安易な餌与えはああいう事故の原因だと思うんです。』

朝日に映える野良猫のシルエット

朝日に映える野良猫のシルエット

『(ฅ`・ω・´)運動神経バツグンの俺達でも、クルマには敵わねえってことなんだ。交通戦争の現代には俺らの生き方も変えざるをえない、しかし、それを理解する人間が少ない昨今なんだよ・・・。』

『(´ω`)急に道路に飛び出してくる猫を避ける運動神経を人間は持ち合わせていないんです。また、最近じゃ人間を避けるシステム・機能を備えたクルマも登場していますが、あくまで対象は人間です。猫に反応するかどうか・・・。』

朝日に映える野良猫のシルエット

朝日に映える野良猫のシルエット

『(ฅ`・ω・´)ふっ(失笑)、お前さんは他の人間とは違って少しは野良猫事情を心配しているっぽいな・・・。そうだ、紹介し忘れたが俺の彼女のニャンコロリンだ((^┰^))。』

『Σ(´ω`ノ)ノえ!?あ、ど、どうも・・・。あれ?この猫さん、まえに威嚇をされた猫に似ているような・・・。まさかネコのシングルマザー的な?』

不機嫌そうな野良猫

不機嫌そうな野良猫

『さっき、そう、まさに数十分前の出来事らしいが、野良猫ネットワークの風のウワサで聞いたんだがよ、(ฅ`・ω・´)チッ!俺らの仲間がお前さん宅に忍び込んでやらかしちまったらしいな・・・。つまり、不法侵入、および器物損壊っつう過ちを犯したって、あれは本当かい?』

『えΣ(´ω`ノ)ノ!?ついさっきの事件なのにもう広まってるんですか?す、すごい、野良猫ネットワーク・・・。はい、残念ながらというか、私が実際にこの目で目撃したので間違いないです・・・。まさか、見知らぬ人の家に勝手に上がり込んでゴミ袋を噛み切るなんて・・・。正直、私自身もかなりのショックを受けています。』

『(ฅ`・ω・´)チッ、間違いであって欲しいと思ってたが・・・。ただ、お前さんら人間には全ての野良猫がそんな泥棒猫のような輩じゃねえってことは俺らネコから伝えておきたいんだ・・。中にはそんな馬鹿な真似をするトンチキ野郎もいるだけなんだ・・・。』

『(´ω`:)わ、わかってますよ、ただ、あの落ち着いたふてぶてしいやり口から見るに、奴は相当に場馴れした経験者で、恐らく常習犯・・・。被害を受けた人間宅は他にもいるも思われます。今後、私も注意します。』

『(ฅ`・ω・´)それでな、この前のお詫びというわけじゃないが、俺はお前が気に入った。だから、特別に俺を撫でることを許してやるぜヘヘっ。』

『えΣ(´ω`ノ)ノ!?い、いいんですか?キリリッ!と凛々しくプライド高そうな猫さんを撫でていいなんて、今日はなんてラッキーな日なんだろう・・・。で、ではお言葉に甘えて遠慮無く・・・プルプル(緊張で手が震える様子)』

撫でられて御機嫌な野良猫

撫でられて御機嫌な野良猫

『(ฅ`・ω・´)ふ・・・。ふえぇぇ気持ちええ。お前さん、もしやネコが好きなんではないのか?この撫で方は素人じゃできねえ・・・。も、もっと、もっと指を立ててワシャワシャ掻いてくれぇ!』

『(´ω`)ゴシゴシゴシっ!思った通り、ずいぶんとゴワゴワした野性味溢れる毛並みでもう何年も風呂に入れてもらってないのが手から伝わってくる。猫さん、撫でてる方も気持ちいいんですよ・・・ポッ』

撫でられて御機嫌な野良猫

撫でられて御機嫌な野良猫

『あ、あうぅぅう(`・ω・´)・・・。グルルッグルグルゥ~!い、いかん、この無意識に漏れちまう不思議な音を出したのは何年ぶりだろうか・・・。くそう、悔しいが・・気持ちいいぃ・・・。』

『(´ω`)ネコと人間はもっともっと仲良くなれるはずだ、そのためには人間のエゴを捨て去り、ネコに寄り添った考えと行動を取らねばならない。』(撫でながらそう考えたのです)

撫でられて御機嫌な野良猫

撫でられて御機嫌な野良猫

『ニャンコロリン(`・ω・´)はひはふ、もうダメ・・・、ねえオイラをお前さん家に連れってぇ!毎日毎日、撫でて欲しいニャン!お願いお願いぃ~!』

『い、イカン(´ω`ノ)ノ!?つい、秘技ネコにゃらしを使って野良猫を虜にしてしまった。ごめんよ猫さん、我が家にはネコを飼育できるほどの金銭的な余裕がないんです、だから、しばらく野良で我慢して下さい・・・。』

撫でられて御機嫌な野良猫

撫でられて御機嫌な野良猫

『(ฅ`・ω・´)ん、ゴッホん!そ、そうか、いやそれはいきなり失礼なことをぶっこいてビックリさせてすまんかった。んん、しかし、久しぶりに気持ちよかったぞ、あ、ありがとな(※ボソッと)』

『へへっ(´ω`)、動物好きがバレちまいました(照)。またこのコースを選んで散歩するんで、その時は遠慮なく声をかけてくださいね、私の深爪はネコを撫でやすくするためでもあるんで(笑)』

『(ฅ`・ω・´)www(笑)またな!』

『(´ω`)さよなら!』