敵の敵は味方!?アシダカグモの謎を解き明かす良本

私は手っ取り早く知識や情報を得るのに便利なもの・ことって本を読むことだと考えているんですが、それは当ブログの参考ネタに関してもそうなんですね。

害虫ゴキブリの本を10冊近くも積んでファーストフード(マクドナルド、モスバーガー)で読んでみてください。誰も近寄ってきません(笑)。

ゴキブリに関する本・書籍資料はたくさんあるんです。でもね、ゴキブリの天敵であるアシダカグモについて書かれた本が見つからないし見当たらない

インターネット上での情報も少ない。しょうがないから家の中で発見したら捕まえようと思うけれど、ゴキブリ以上に素早い。ま、だからゴキブリの捕食者になれるんですが(笑)。

そんな時に出会ったのが、

『生き生き動物の国 ゴキブリの天敵 アシダカグモ』

[発刊 昭和62年]著者は萱島泉(かやしまいずみ)さん。台湾生まれの台湾育ちで博物館での蜘蛛(クモ)の研究、そして日本の農業高校での講師としても働いたそうな。著書にクモに関するものが多数。

なんとΣ(=゚ω゚=;)!?表紙のアシダカグモのイラストも萱島さん自身が描かれたそうなんです。(※クモの図:表紙・本文/萱島泉 とある。)

生き生き動物の国:ゴキブリの天敵 アシダカグモ

生き生き動物の国:ゴキブリの天敵 アシダカグモ

なんて精密に!そして大胆な構図で描かれた絵なのでしょうか(゚Д゚ノ)ノ!?

履歴書の趣味の欄に『落書き』と書くほど自他共にイラスト大好きと認め認められる私でもビックリ仰天です!!!

『萱島先生!僕はアシダカグモが描きたいです・・・。』

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ゴキブリだけじゃなく哺乳類のネズミも捕食して食べる!?

クモ(蜘蛛)の身体の説明図

クモ(蜘蛛)の身体の説明図

アシダカグモってゴキブリを捕まえて食うんだよね、ぐらいしか知らなかった私。この本を読んでマジで目からウロコが落ちました。あれ?自分ってアシダカグモのことを何も知らなかったんだって・・・(汗)。

先日も、我が家で婆ちゃんがアシダカグモを殺してしまうという事件?事故?が発生したばっかりなんですが、見た目が怖いだけで殺されるアシダカグモが不憫過ぎます。といわれても確かにグロテスクで怖い顔してますけどね(笑)。

で、中身なんですが、分かりやすいイラスト図でアシダカグモに関する謎を紐解いていける内容の本になっています。萱島泉さんが懇切丁寧に積み上げた研究から一語一句、やさしく語られている一冊なんですよね。

文字も大きいしページも多すぎないし児童向けの動物本になっているようです。でも大人が読んでも面白い。だって、アシダカグモについて書かれた本を読んだことありますか?テラフォーマーズと同じくらい面白いからぜひぜひ読んで欲しいっす。

アシダカグモのオス(雄)とメス(雌)の違いの説明図

アシダカグモのオス(雄)とメス(雌)の違いの説明図

そもそもだがアシダカグモにも当然ながらオスとメスがいるんですよね(笑)。人間からしたら雄雌は関係なく気持ち悪いからどうでもよかったりするんですが、アシダカグモに関しては知っておこうかな、と。そいえばゴキブリの成虫で性別を見分けることできないなぁ・・・。

多分、現物を実際に観察しながら書かれたのでしょうか、上の写真イラストではオス・メスの違いが分かりやすいですね。ただもじ実際にアシダカグモに遭遇したら模様なんて見る暇ないですけどね。

アシダカグモがカヤネズミを捕食した写真の掲載ページ

アシダカグモがカヤネズミを捕食した写真の掲載ページ

アシダカグモが哺乳類のネズミを捕食する?両生類の大きなカエルを襲って食べる?衝撃ビックリな内容にショックを受ける私ですが、もうね、30分で完読・読了したほど面白かった。

もし萱島先生がご存命ならば、我が家のアシダカグモ、ゴキブリホイホイに引っかかる事件について相談してみたいところです。

アシダカグモの出現に怯えおののく人間の様子

アシダカグモの出現に怯えおののく人間の様子

そのグロテスクな風貌から人間からは蔑まされ恐れられ常に誤解の的となってきたアシダカグモに焦点を当てた内容は、ゴキブリ嫌いな人への誕生日プレゼントにもピッタリ!?かも。

アシダカグモを捕食するとされる毒蛇ハブのイラスト

アシダカグモを捕食するとされる毒蛇ハブのイラスト

しかしながら、アシダカグモが家屋内に現れると鬼の形相で追い回して殺してしまう地域も日本にはあるそうで、え!?ゴキブリを捕食するようなクモをどうして執拗に追いかけまわして殺しちゃうの!?という疑問は本を読んでのお楽しみです・・・。まさか、アシダカグモを食べてしまう動物がいるなんて・・・。

その他にも、著者が自ら月日をかけて実験を重ねた研究結果が載っています。切断した脚は再生するのか、何を食べるのか、アシダカグモの寿命は?

ただ見た目が、その外見がグロテスクで怖いという印象がページを進める内に和らいで親近感が湧いてくる、そんな内容の本です。

※ただ、あくまでも私は常日頃からゴキブリと接しているので敵の敵は味方!?なアシダカグモに通常よりも好意を抱いる影響もあるでしょうが・・・。

  • ”クモ”と聞いただけで気味が悪い、こわい、毒がある、との理由で殺されるクモもいます。これではクモたちはたまりません。
  • 私たちの身近には、さまざまなクモが、たくみな生活のしくみをもって生きています。その中から家の内外にすんで、害虫をせっせと食べてくれるアシダカグモの一生について、調べてみませんか。
  • アシダカグモをとおして、クモとはどんな動物なのか、萱島先生のお話をうかがうことにします。