前回の記事では、ヤモリの気持ちを、ブログ日記の管理人(注:人間)である私が代弁してみたのですが如何でしたでしょうか。
まあまあ、個人的にはそれほどヤモリの心情を読み取れていて、案外・・・外れてはいないと確信しております(笑)!
収穫としましては、ヤモリたちがところかまわず垂れ流す
ウンチ爆弾
を、人間がどれほど脅威に感じており、また怒っているのかを理解したでしょう。
これが就寝中の顔面に投下されたと想像しただけでも末恐ろしい((´д`))ひぃぃ。
最悪、口の中に落されたりしたら・・・(汗)。
とうことでワタクシ的には小さい虫を食べてくれるヤモリは
益虫でもありはするので有り難い昆虫でもあったりするわけなんですが、
感謝以上にウンチ爆弾でも困っており、いや正直ね、
野良猫の糞尿被害と同レベルでヤモリに怒ってる!
わけなんであります(笑)。
それでちょっとだけ、ほんのちょっとだけ思ったのがね・・・、
アシダカグモってヤモリを食っちゃいなよ・・・。
たまにでいいからさ、屋外のヤモリはほっといてもいいけれど、
屋内のヤモリ・・・食っちゃいなよ・・・。
で、今回のご対面となったわけなんです。
アシダカグモはヤモリを襲って食べる!?
ヤモリはアシダカグモを恐れて避ける!?
誰もが一度は抱いた疑問を徹底解明!?究明!?
するべく両者を引き合わせて対面させたはいいのですが・・・。
事態は思わぬ展開に進みまして驚きながらキーボードを叩いているわけなんであります。
あれ?
アシダカグモってヤモリを襲わないし、だから食わないし、むしろ怯えてない!?
だよね、ヤモリが近づいたらシュババッ!って逃げちゃうよね・・・。
ちょっとガッカリ感がふつふつと湧いてくる・・・(汗)。
いや多分、食うか食われるかの関係って体長サイズが大きく影響していて、
今回の場合はけっこう体格のいいヤモリだったからアシダカグモがブルっちゃったのかもしれません。
真相は分かりません。だから、前回の記事のように気持ちを代弁しようと思ったのですが・・・
いかんせん、一方の肝心なアシダカグモさんは表情がまったく
といっていいほど読み取れないため・・・代弁、いや代筆を断念致しました(汗)。
書くのが面倒臭いんじゃないからね言っとくけど書いとくけど(怒)!
だってさ、ヤモリは顔の向きを変えて目が合うからまだいいんだけど、
アシダカグモは何を考えているのかが全ッ然、読み取れないのです・・・。
イヤイヤ、まぁヤモリだって同じもんじゃねえか!と怒らないでぇ!
とまぁそんなこんなでツンデレなアシダカグモを見つめながら、深いため息をついた時のことでした・・・。
(;´༎ຶД༎ຶ`)『人間よ!ワシ等を侮るなかれぇ!』
(;´灬`)『ひぃぃ!アシダカグモが喋ったぁ~!』
(;´༎ຶД༎ຶ`)『ワシ等の心を読み取ろうなんて100年早いわボケッ!蜘蛛は元来、神の使い、天から舞い降りた天使の仮の姿なのじゃ!頭が高い控えおろぉ!』
(;´灬`)『へへぇ~!そうだったのか!?そういえば近所の子どもが言っていた。蜘蛛は神様だから殺しちゃいけねぇって。つまりアシダカグモは羽を失くした天使だったのかぁ!』
(;´༎ຶД༎ຶ`)『このボケチンがぁ!今更気付いても遅いっちゃ!貴様が死んだら絶対に地獄行きにしてやるもんね!しかも!その次はゴキブリの異界へ送っちゃうもんねぇ!ギャハハハ!』
((;゚;Д;゚;))『イヤー!三途の川で永遠に石積みがまだマシぃ~!』
(;´༎ຶД༎ຶ`)『ワシは今、猛烈に腹が減っておるのじゃ!どうれ、ここはひとつ、人間でも喰らってみるかのぉゲヒゲヒぃ(笑)では、いただきまぁ~す!』
((;゚;Д;゚;))『イヤー!死ぬ時はひっそりと家族葬がいいのぉ!遺体は検体に提供するから噛みつかないでぇギャ~!臓器を他人のために役立てたいのぉ~!』
ガバッ!(うД`)うう、ん!?っか・・・ハァハァハァ、
ゆ、ゆめ?夢だったのか!?こ、怖かったぁ・・・。
アシダカグモに説教される人間、この地球上で自分が第一号だよね多分。
それにしても腹を空かせたまま放置したら餓死させちゃうな、
食べ物の恨みは生きとし生ける物すべて共通だろうから、どれどれ餌を探しに行きましょうかね。
ということで私は腹をすかせているであろうアシダカグモとヤモリに提供する食べ物(餌の昆虫)を捕まえるために外へ出掛けたのです。あの夢を見ることがなければ、きっと私は地獄行き確定だったでしょう。
アシダカグモとヤモリは獲物を奪い合い争うのか?
じゃじゃん(`・ω・´)ドヤ顔!
小さい小型ゴキブリ2匹とコオロギ1匹、捕ったど~!
野外の草むらを覗いてみるだけで簡単に小さな虫達を捕獲することができます。
時間にして約4,5分でゴキブリ2匹、コオロギ1匹を捕まえました。
ゴキブリって草むらにたくさんいるんですよね。
屋内に住むほうが特殊でゴキブリの大半の種類は野外で、自然界で生きている。
ほんとはもっと捕まえられたんだけれど目的が違っちゃうから数匹程度で止めときました。
ナメクジも食べるかな?肉食プラナリアも食うかな?
アシダカグモってさ、ハエトリグモなんか小さい蜘蛛を喰っちゃうかな?とか(笑)。
さて、これらたった3匹ではありますが腹を空かせた
アシダカグモとヤモリは奪い合うような喧嘩を繰り広げる!?
のでしょうか。
それとも仲良く分け合うような行動をとるのでしょうか、ワクワク、ドキドキな心境です。
早速、アシダカグモが捕らえてきた虫達をジッと睨みつけています。
しかし、ガラス瓶の中の虫達はまだ気付いていません。
自然界の恐ろしいハンターが狩りの準備を虎視眈々と整えていることに・・・。
わぎゃわぎゃざわざわ、まだお祭り気分、遠足気分!?なゴキブリとコオロギたち。
今さっき捕まえてきたばかりなので元気がありあまっており、鮮度もバツグンです。
人間でいうなら踊り食いってな感じでしょうか。
アシダカグモはゴキブリ、ヤモリはコオロギが、お好き!?
虫カゴの中に捕獲した餌のゴキブリやコオロギを投入してみました。
約10数秒ほどでしょうか、アシダカグモとヤモリの両者は
全くといっていいほど微動だにしない様子。
しかし、途端に騒がしくなったカゴの中の異変にいち早く気付いたアシダカグモがなんと・・・
シュババッε≡≡ヘ( ´Д`)ノ!
速え(´゚д゚`)ノ!
なんと!なんとなんと!?あっという間に2匹のゴキブリを捕まえたのです!1匹じゃないですよ!?
2匹をほぼ同時に
ガブッ!シュバ、ガブリッ!
ってな感じでまるで光速のロボットのように狩りを行ったのです!
な、なんちゅう器用な足!?キバ!?なんだろう、
キバと足の中間のような短い2本の前足を器用に使って2匹のゴキブリを掴んで離さないのです。
思わず見とれて見入ってしまう私・・・。
美しい・・・、アシダカグモってなんて美しい生き物なんだろう・・・。
自分の身に何が起きたのか、事態を一向に把握できていないゴキブリ達は無残にもアシダカグモの餌食となったのです。
私から言わせてもらうと、両手に箸を持ちラーメンを食べるかのような貪欲さを持ったアシダカグモは大変な食いしん坊なようです。
アシダカグモは獲物を捕獲してもすぐには食べ出しません。
写真のように噛み付いた状態が数時間は続くのです。
毒を注入!?麻酔をかけているのでしょうか、周囲が明るい時はただひたすらにこの状態のままで時間が経過するのです。
動画:アシダカグモは小さいゴキブリなら2匹も同時食いするよ
夜行性の生き物は狩りも食事も暗闇・暗がりで行うのです。
さて、ヤモリの様子なんですが・・・。
アシダカグモがゴキブリを襲う瞬間を間近で目撃していたにもかかわらず・・・動かない。
ビックリするほど動かない。多分、お腹が空いていないんでしょう。
それ以外に考えられません。
だって、目の前に生きたコオロギがぴょんぴょん飛び跳ねてるのに微動だにしない。
一方、アシダカグモはモグモグとゴキブリを食んでおります。
ワモンゴキブリとチャバネゴキブリのどっちが好みなんでしょうか。
ドラえもんの翻訳コンニャクがあればぜひ、聞いてみたいです。
がΣ(=゚ω゚=;)!?ここでニアミス発生!?
相手の先頭領域寸前にまで接近してしまった両者の衝撃的な瞬間シーンです!
ヤモリが移動した際に同じく移動したアシダカグモが鉢合わせ!
お互いに緊張感が走りピタッと動きが止まりました。
物凄い緊迫した空気が流れています(汗)。
け、喧嘩すんの?噛み付き合うの?異種格闘技戦が勃発するの?
アシダカグモとヤモリは仲が悪い天敵同士という証拠を捉えられるかと期待したのですが・・・。
両者は睨み合ったまま数秒が経過し、何事もなかったように離れて行きました。
動画:ヤモリとアシダカグモが一触即発の事態!?ケンカ勃発!?
その日の夜(深夜)、就寝前に様子を確認してみると・・・
ヤモリはコオロギを捕らえた模様。明るい時間帯よりも暗い時間帯のほうが活発なようです。
アシダカグモはまだゴキブリをハムハムしておりました。
アシダカグモとヤモリはお互いの体長サイズが同程度なら、お互いを襲わないし食わない。
というかアシダカグモのほうがヤモリを怖がって避けているようにも見えました。
とりあえず私が観察した結果、アシダカグモとヤモリは互いの獲物を奪い合うような争いはせず、分け合うまではいかなくても見事に食べ分けていました。