ゴキブリの何百倍も怖かったホラー映画デモンズ2

「ゴキブリより怖いものありますか?ゴキブリと本当に友だちになれますか?」

もし、私がこう聞かれたら、こう答えるでしょう。

「ゴキブリより怖いものはありました。また、ゴキブリを友達以上に考えていた時期もあります。」

と・・・。

みなさんも1つぐらいはあるでしょう?記憶に残っているホラー映画のひとつやふたつ。

私にも未だに忘れられないというか記憶から消し去ることが出来ないほどのトラウマ映画があります。

タイトルは『デモンズ2』といいます。

観たことがある人もいるでしょう、まだ観たことがない人もいるでしょう。

生粋のホラー映画ファンにすれば大したことないかもしれませんが、

当時の私は世の中の酸いも甘いも知らない一点の曇りもない無垢な少年だったわけで、それはそれは恐ろしかったのです(汗)。

初めて観たのがシリーズ2作目なのです。つまり1作目よりも先に見たのが第2作目だったのです。

1986年、イタリアで制作公開されたホラー映画なのですが、たしか私が小学校低学年の頃に深夜の時間帯に観た記憶があるのです。

ううう(;´Д`)思い出すだけでも鳥肌が・・・

イタリアのホラー映画「デモンズ2」

イタリアのホラー映画「デモンズ2」

ギャ~(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )ノ!

今じゃ幽霊やオバケよりも、ゴキブリのほうが何倍も、いや何十倍も、いやいや何百倍も怖い!のですが、当時の田舎ワンパク少年だった私は素手でゴキブリを鷲掴みにして虫カゴいっぱいに集めるような子どもだったのです。(※私の周りがみんなそうだったわけではありません。ただ、当時の私は平気でした。)

( ´灬`)『そう、当時の私にとってゴキブリの何百倍もの恐怖だったデモンズ2、まだ観ていない方にぜひオススメしたいのです!』

ゴキブリを恐れず、むしろ友達にすら思えていた少年ワタシが、恐怖におののいて夜のトイレに行けなくなったキッカケにもなった恐怖映画「デモンズ2」

このタイトルを目にするだけで当時の全身が震える記憶が蘇ってくるのです。

まさに、死んでも蘇る不死身のゾンビのように・・・(汗)。

この映画の紹介はストーリーを書くよりもこうしたほうがいいかな。

『近所のアパートの駐車場にある下水管・排水管のマンホールをこじ開けて這い出てくるおびただしい大量のゴキブリを素手で捕獲して虫かご一杯に集めて笑っていた少年が、怖くて泣き出しそうになるほどのホラー映画なんです(`・ω・´)ドヤ顔!』

どうですか?観たくなりましたか?全く興味が湧きませんか?

ちなみにこの映画、ゴキブリは1匹も登場しなかったと思うのですが、今思い出してみるとゴキブリに遭遇した状況のような絶叫が飛び出してくるので紹介しようと思いました。

では、画像キャプチャを切り取ってみたのでパラパラっと見て下さいまし。

ゴキブリを凌駕する嫌悪感と恐怖が襲いかかるホラー映画

物語のオープニングの不気味な始まり

物語のオープニングの不気味な始まり

映画の始まりオープニングから不気味な音楽BGMと、不穏な場面が次々と映されていきます。当時の私は深夜、自分以外の家族が寝静まった暗闇の中で、テレビ画面の明かりだけで正座して観ていたような記憶があります。

あの時のテレビはブラウン管で、コードでテレビとリモコンを繋いだ無駄にデカイ!?リモコンで音量をいじくりながら観ていました。この視聴方法は今でも健在で(笑)、つまり、

物語の中で化け物が登場しそうな重要なシーンで音声を消音にして怖さを軽減させようとする小心者の編み出した技なのです(笑)!

見たことありますよね?怖い話や怖いテレビ番組を見ていて指を耳孔に突っ込んで聞こえないよ~!ってする人(笑)。で、恥ずかしながら私の場合はプラス目を瞑ったりするから観てる意味が無いとか(笑)。

悪フザケでデモンズを復活させる若者が登場するテレビ番組

悪フザケでデモンズを復活させる若者が登場するテレビ番組

そんなこんな書きながらも画面の中では物語が進行しています。若者たちが面白ふざけてデモンズ(悪魔?)を蘇らそうとするのです。私は心の中で

「ヤメてー!バカなことはしないで、今すぐ考えを改めてお家に帰ってちょうだいー!」

と叫ぶのですが、台本通り、当然に画面の中の若者たちは突き進むのです。えらいこっちゃえらいこっちゃ、ダメだよそんなことしちゃ悪魔が蘇っちゃうじゃないかぁ~(゚´Д`゚)゚!

マンション内で愛を育む恋人たち

マンション内で愛を育む恋人たち

悪魔が蘇りつつあるその頃、後に惨劇が振り広げられる現場となるマンションでは様々な人生が交差していたのです。男女の恋であったり、それはつつましい日常のありふれた光景なのです。

子どもながらに見ちゃいけない!?こ、これって大人がすることだよね!?なんて感じ取って見ていたのですが、それがこれからトンデモナイ血の雨が吹き荒れるとは・・・。

スポーツジムで筋力トレーニングに熱中し汗を流す人々

スポーツジムで筋力トレーニングに熱中し汗を流す人々

ムキムキマッチョを目指して!?たるんだお腹の肉を引き締めるため!?マンション内のトレーニングジム・スポーツジムで筋力トレーニングに汗を流す住人たち。

当初、子どもながらに私はこのキン肉マンたちがゾンビたち(デモンズ)と激闘を繰り広げるものと期待をしていたのですが・・・。デモンズたちは、あまりにも恐ろしく素早く、そして強さを見せつけて私を絶望の底へ突き落としたのです。

テレビに夢中になる主人公のサリー

テレビに夢中になる主人公のサリー

「いやぁ~!サリー(主人公の女性ね)逃げてぇ~!」

デモンズの番組なんか観ないで誕生パーティーに参加してぇ!もしくはマンションから逃げ出してぇお願いぃ~!歯を食いしばり願う私。しかし、サリーは私の叫び声を無視してテレビ画面の中でテレビ画面を見続けるのです。

テレビ画面の中の悪魔デモンズがサリーを見つめる

テレビ画面の中の悪魔デモンズがサリーを見つめる

復活したデモンズが自分を見てるよぉ!?なぜかカメラ目線のテレビの中に映るテレビの中のデモンズ(汗)。・・・え!?どういうこと!?まるで自分自身が見つかってしまったかのような錯覚で全身が凍りつく瞬間!いやぁ~こっち見ないでぇ~!

すると・・・

徐々にデモンズがブラウン管ににじり寄り

徐々にデモンズがブラウン管ににじり寄り

ギャ~(ノД\lll)!

なんとなんと!?画面の中のデモンズが、テレビ画面からはみ出し始めたのですぅーギャー!ギャー!嘘だ!嘘だと言ってぇー!ガクガクブルブルと震える私・・・。もう、、、アカンって感じになってました。

テレビ画面内から現実世界へ侵入を試みる!

テレビ画面内から現実世界へ侵入を試みる!

徐々にテレビから這い出してくるデモンズぅ!この瞬間にパニックになりかけるサリー、じゃなくて幼き私(笑)。

もうね、アワワワわっって1人でパニクってました(笑)。だって、小学生が観るような映画じゃなかったんだもん、怖すぎ。

画面を歪ませてサリーの住む世界へ飛び出すデモンズ

画面を歪ませてサリーの住む世界へ飛び出すデモンズ

ウギャー!デモンズがテレビから飛び出すよなんでだよぉ~!悪夢じゃ!この世の終わりじゃー!ってなぐらい怖かった(ノД\lll)・・・。

現実世界に侵入したデモンズが殺戮を繰り広げる惨劇スタート!

テレビ画面を揺らし状況を確かめるサリー

テレビ画面を揺らし状況を確かめるサリー

状況が飲み込めずに慌てふためいたサリーは、さっきまでの出来事が信じられずテレビを揺らし現実を確かめるのですが・・・

あぁぁぁ、そんなことしてる場合じゃないって!逃げて!逃げてサリー!・・・しかし、台本通りに進んでいく映画・・・次の瞬間!

振り返ると姿を現したデモンズに襲われるサリー

振り返ると姿を現したデモンズに襲われるサリー

『ブラウン管から抜けだしたデモンズがサリーに襲いかかる(;゚;Д;゚;)!』

逃げてサリー!ヤメろデモンズ!私の声にならない心の叫びは虚しく宙に消え去り、そしてここからマンション内で恐ろしい惨劇が繰り広げられるのです。あぁ、もうダメだもう駄目だぁ~!

デモンズに変身してしまうサリー

デモンズに変身してしまうサリー

アワワワわっ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

デモンズに襲われたサリー自身が、恐ろしい化け物へと変化していく・・・。

デモンズに変身してしまうサリー

デモンズに変身してしまうサリー

アワワワわっ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

なんとサリーがデモンズに生まれ変わってしまったのです!

生きた悪魔ゾンビに変わり果てたサリー

生きた悪魔ゾンビに変わり果てたサリー

ギャー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)!

次々と人々を襲い始めるデモンズサリー(※勝手に名付けた)!ヤメてサリー!正気に戻ってサリー!私のサリーを返して!涙ながらに訴える私の声を無視して殺戮の世界へ突き進むサリー・・。

サリーの容赦無い攻撃で傷付けられた人間はなんと・・・サリーと同じようにデモンズに生まれ変わってしまうのです・・・。

マンション内の人々が次々に襲われる

マンション内の人々が次々に襲われる

マンション内を移動して次々と人間を襲い始めるデモンズ達。

そのデモンズの前にムキムキマッチョなキン肉マンたちも歯が立たない・・・。

なんということでしょう、デモンズは怪力の持ち主でもあったのです。

鍛え上げられた筋肉が悲鳴を上げるシーンは吐き気が込み上げてくるほど絶望の底へ叩きつけられるのです、

あぁもう終わった駄目だ、次の標的は自分なんだ、小学生だった私は真剣にそんなことを思い始めていたのです。

デモンズに成り果てたサリーも容赦なく人間に襲いかかる

デモンズに成り果てたサリーも容赦なく人間に襲いかかる

全てをデモンズに乗っ取られたサリーは、最強の悪魔へと姿を変えてマンションを縦横無尽に走り回るのです。

もうサリーはサリーじゃない、お前なんかデモンズだ!

そして逃げ場のない人間たちの悲鳴だけがマンション内で響きわたるのです。

悲鳴を上げ泣き叫び逃げ惑う人々

悲鳴を上げ泣き叫び逃げ惑う人々

お願い許して!そう懇願してもデモンズは聞く耳を持たない死んだ悪魔なのです。

どうして!理由をきかせて!なんて聞いてはくれないのです。

ペットの犬でさえもデモンズに感染してしまう恐怖

ペットの犬でさえもデモンズに感染してしまう恐怖

あああぁ・・・なんということでしょうか・・・犬にまでもデモンズは感染してしまうのです・・・。

片っ端から感染していくデモンズウイルス!?が私が先月苦しめられたノロウイルス級の伝染りやすさでもうだめポン・・・。

子どもでも容赦なくデモンズに成り果てる

子どもでも容赦なくデモンズに成り果てる

大人も子どもも容赦なく感染するデモンズ菌!?によって不気味な気持ち悪い姿へと成り果てた少年が怖すぎる・・・・。

もうこの時点で夜のオシッコが我慢の限界に達していたと思います。

そうです、このデモンズ2を観たことにより・・・私は夜のトイレが行けなくなったのです・・・(笑)。

世にも恐ろしいバケモノが姿を見せる

世にも恐ろしいバケモノが姿を見せる

なにぃ!?なにこの醜い悪魔みたいなのは!?いやぁこっち来んな!あっち行けぇ!

今あらためて見てみると、あれ!?グレムリンのバクリか!?と突っ込みたくなりますが当時は最大級に怖かった・・・。

血まみれの苦悶の表情で悶え苦しむサリー

血まみれの苦悶の表情で悶え苦しむサリー

今までに見たこともないほど苦しむデモンズサリーのアップ画面。

こんなの小学生が見ちゃいけないですよね。どうしたサリー!?どうなる住人たち!?

そしてオシッコの我慢の限界を超えた先の未知なる領域に足を踏み入れようとしていた自分よ頑張れー!

クライマックスシーンも一瞬足りとも見逃せない展開が続く!

必死にテレビ画面を叩き割る男性

必死にテレビ画面を叩き割る男性

必死の形相で次々とテレビ画面を割って壊す男性に一体なにがあったのか!?

そして正気を失ったサリーは!?マンション内の人々は!?もう訳がわからない!

ただ私は割って!割って割って割りまくってぇ~!と祈っていたような気がします。

エンドロールのワンシーン

エンドロールのワンシーン

今まで私が観てきたホラー映画の中でほぼトップの位置を守っている作品です。

いや、子供の頃に観たことでトラウマになっているのかもしれませんが、

その後に観た数々の作品もデモンズ2を追い越すことができないでいます。

デモンズ2を観た後にデモンズ1を観ましたが、たしかに怖かったのですが2ほどの恐怖ではありませんでした。

しかし、どちらも密室に閉じ込められるという怖さは半端じゃなかったですね。

イタリア原産のゾンビ映画デモンズ2

イタリア原産のゾンビ映画デモンズ2

ええとつまり、この記事で私が何を伝えたかったのかというと・・・、

『そうか!私が小学校3年生までオネショが治らなかったのはデモンズ2を観たことが原因かもしれない!』

という言い訳をするためなのでした・・・チャンチャン。

作品を見る前に、ウィキペディアの分かりやすい説明詳細を読んだほうがいいですよ(笑)。
Wikipedia:デモンズ2