うひゃあ!!!(゚Д゚ノ)ノ
※デジカメで拡大ズームで撮影しているけど実際は2ミリ程度のサイズ。
家の中に突然、こんな赤い生き物が現れたら、
ゴキブリに遭遇した時ぐらいビックリ仰天しますよね。
まあ犬や猫を飼っている場合は見慣れてる!?かもしれませんが。
この生き物の名前は、タカラダニというそうです。
タカラダニの詳細は京都府のホームページを引用しましょう。大変わかり易いのです。
タカラダニをご存知ですか?
5月の連休明け頃から、日当たりの良い公園のコンクリートポットや階段、ご家庭の門壁やベランダ、橋の橋脚などさまざまなコンクリート壁に、小さな赤いムシがたくさんチョロチョロ動き回っているのをご覧になったことはありませんか?
この生き物、昆虫ではなくダニです。若葉新緑の季節に突然、しかも大量に発生します。場合によっては室内に入り込んだり、洗濯物についたりするので、迷惑がられています。
このダニ、その生活史や生態など、不明な点がたくさんあります。
見つかるのはすべてメスであること。このダニで、オスが見つかった例はなく、単為生殖を行っているのではと考えられています。
えさは何か?花粉を食べていることは確実なようです。コンクリート製の建造物にたくさん見つかるのは、コンクリートなど多孔質の材質にたまり、くっついている花粉や有機物を食べているのではないかと考えられています。
ヒトへの被害は?これも不明ですが、日本では確実なヒト刺咬例は報告されていません。アメリカで同種のダニで刺咬被害があったという報告はあります。
タカラダニの苦情は、赤くて小さいものがうようよいるので気味が悪いという理由が大半で、気味が悪いから刺さないかどうか教えてほしいという相談が多いのです。
タカラダニ類の中には、幼虫期に、セミ、カマキリなどの昆虫類に寄生する種がいます。もともとは、セミに赤いダニがくっついていると宝物を抱えているように見えるということから、この種のダニをタカラダニと呼ぶようになったと言われています。
https://www.pref.kyoto.jp/hokanken/oyakudati_takaradani.html
ただ気持ち悪がるだけじゃなく調べてみると面白い発見があるもんですね。
- ダニは昆虫ではなく、クモやサソリに近い生き物である。
- 見た目はグロいが人間・ヒトを刺す症例は日本では無い。
- 食べ物は主に花粉と思われる。だから家の中では見ないのか。
ダニ、ということで外見は気持ち悪いことこの上ないですが(笑)、
ヒトを刺さない、人間に特に害を与えないという点を知ると、
不思議と気持ち悪さも軽減されませんか?・・・そうですか・・・(汗)。
でも、突然目の前に飛び込んできたものですから私はセロハンテープで捕獲してしまったのです。
その流れからの撮影会を行ったので、写真・画像を掲載してみたいと思います。気分を害される方はページを閉じてくださいね。
見た目は怖いが実害はなさそうな不快害虫タカラダニの写真・画像
見たことがない人は少ないとは思いますが、
このタカラダニ、ビックリするほど歩くのが早いです(笑)。
見た目が怖いのに歩くスピードもシュバババッ!と速いもんだから恐怖感を煽るのかもしれません。
うわわわっ(;´Д`)!逃げられる!と咄嗟に無意識でセロハンテープで捕まえちゃった・・・(汗)。なんだか悪いことをしてしまったなあと反省しました。
色は真っ赤っ赤だし服の上で潰すとシミになるらしいから外ではたいて落としたほうがいいですね。
小さいからあまり気づかなかったけれど、足の毛も拡大ズームで見るとキモイですね。
ギャワワワッ!と足を、あれ、足が8本あるから昆虫じゃないのか(昆虫は6本)、いやそうじゃなくて、まるでアシダカグモのように素早い動きはなるほど、蜘蛛の仲間なのか、と納得。
※でも幼虫の時は6本らしい、なんだそりゃ。
この写真を見て、ヒトを刺さないから安心してくださいね、と言われても安心はできん(笑)。嘘だ、絶対に刺すだろって。
サイズは小さいけれどこんな赤い生き物がシュバババッ!と歩き回る姿はやっぱり怖いですよね。
餌・食料は花粉ということで見た目とは逆のグルメ!?っぷりがギャップがあるタカラダニ、このページを見て恐怖感が下がるヒトが1人でも増えれば嬉しいです。
※下に動画を掲載しましたが、これを見ると再び恐怖感が蘇るかも(汗)。