益虫や害虫ってさ、それぞれの立ち位置で変わるものなのでしょうか・・・
ふと、そんなことを考えてしまったわけなんですよ、え?私らしくない?
事の始まりは数日前の朝のことでした。
んんん∑(ι´Дン)ノ!?
部屋の窓の隅っこに、謎の白い玉が3つ並べられていたのですよ。
こ、これはもしや・・・奴のドラゴンボール・・・
と書いてみても、文字ではイメージ・想像できないですよね?
パシャパシャ! Σ[ ◎ ]}ー´)
1センチから2センチほどの小さなボール。
しかし、色や大きさは写真を見れば想像できると思いますが、感触がこれまたどうしてか、
”以外と固い”
まるで日常食べている鶏の卵をそのまま小さくしたような、(それと同時に殻も薄くなっていく)固いけれど薄い殻に覆われた卵、という感触なのです。
さて、問題はこの卵を産んだ生き物がなんなのか、ということですよね。
答えは、この排泄物・糞尿ウンチを垂れ流した犯人と同一人物なのです。
砕けた糞の粉が人間の気管支に入り喘息を引き起こす!?
犯人は、白いボールだけでなく、家の中のあらゆる場所の、窓のサッシの至る所にも法則もなくバンバン垂れ流すわけなんですよ、この醜い固形物の糞尿ウンチを(○`Д′○)!
窓枠だけじゃない!なんと、奴らは天井近くの、”垂直な壁”にもベッタリと糞尿を置き残して逃げ去るという技を披露するわけなんですよ(○`Д′○)!え?まさか、、、あなたは忍者なのですか?
と思ったら、見つからないように?えっと、ちょっとした隙間や凹みなど屋内の至る所にまでもウンチ、ウンチ、ウンチの嵐・・・。一体何年物の骨董品なのですか?この年季の入りかたは半端じゃねえっす・・・(汗)。
はあ・・・。木材の上に残されたこれら糞尿ウンチは、長い時間が経つと”跡が残り落とせなくなる黒いシミ(染み)となるのです。こうなると泣き寝入りするしか対応策はないのです。
最悪なシ~ンのひとつが、畳(タタミ)の上に糞尿を垂れ流た場合・・・。
日にちが経過するとシミになり痕が残る。
こうなると万事休す、為す術なし。
いや、たったひとつだけ、心の涙を洗い流す方法が・・・
それは、泣く。ひたすらに泣くのです。
この排泄物の白い固形物、正体は尿(オシッコ)の成分らしいと見たり聞いた記憶があります。
で、厄介なのがですね、木材(タンスなど)や畳(たたみ)、
それから洋服に落とされた時に染みになることなんですが、
それ以外に
人間の健康に悪影響を与えてはいないですか!?
という疑念というか心配があるんです。
どういうことかと言いますと、
つまりはこういうこと↓なんです。
グシャ・・・
最悪なのが、物を置いたり踏んでしまい、
固まった糞尿ウンチが崩れ、粉末状になり、
風により空中に舞い上がることなんです・・・(汗)。
私は以前、原因不明の謎の喘息の症状に悩まされていたのですが、
ヤモリのウンチを疑って糞尿ウンチを徹底的に掃除した直後から、このアレルギー症状!?がピタリッと止まったのです。
バカバカしいですよね?
でも・・・
因果関係は証明できないのですが、薬も飲んでいないし、掃除以外に喘息の症状が治まった理由が見つかりません。
もし糞尿ウンチを徹底的に掃除して宝くじで高額当選した!などのラッキーに巡ってきた!ならば嬉しいのですが、ま、普通に考えられる結果で申し訳ないです、
ん?いや何で謝ってるんだ?誰も悪くないぞ、いや、悪いのはこの糞尿ウンチを垂れ流す犯人だ!
そうだ!犯人は誰だ(○`Д′○)!
犯人は・・・益虫ヤモリ(トカゲ)!の白い卵なんだ!
そう、この白いボール・球の正体はヤモリが産み落とした”卵”なのです。
ヤモリの種類、正確にはニホンヤモリ?ミナミヤモリ?ま、ヤモリで括っちゃっていいでしょ?
しかしですね、私は”ヤモリが益虫と認知されていることに異議を唱えたい”わけなですよ(○`Д′○)!
ヤモリは人によって益虫でもあり、
時に害虫にもなりうる生き物なのではないか!?
と唾を飛び散らせながら激昂したいわけなんですよ!
( ゜д゜)ペッペッペッペッ!
ペッへっ・・・・
ん(´゚д゚`)?
その時でした。
ペッペと唾を吐き出して怒り狂う私の目の前を横切る物体が・・・・
シュババッ!(っと捕まえる様子を再現)
※条件反射で手を伸ばして捕まえてしまう私の悪習が出てしまいました申し訳ございません。これに関しては謝らないといけませんね、私があらゆる動くもの全てに手を出す節操のない人間だと思われたくないからです。
手を広げて見てみると・・・
ギョギョギョッ(;´゚д゚`)!
や、やっぱりお前か・・・
小さい虫に困ってないがヤモリの糞尿ウンチに辟易だ。
とても小さな、可愛らしい赤ちゃんヤモリ(家守)でした。
クリッ!としたお目がキュートなトカゲちゃんです。
真正面から見るチャンスもそうそうないので、この機会にじっくりと堪能したいと思います。はい、正味10分近くは見つめ合いました・・・ヤモリの赤ちゃんと・・・ポッ(○´艸`)ヾ。
さあ、肝心なのはここからですよ。
(▼皿▼メ)『なあヤモリ君、まだ自然界の厳しさを知らないようだから、この機会に私という人間が試練を与えてやろう、準備はいいかい?』
※怒ってるから怖い顔した私ですよ。
( ⓛ ω ⓛ *)『え!?と、突然、なんの断りもなく捕まえておいて何を言ってるんですか?自然界ではそれを”狩り”と呼ぶのですよ!僕はもう食べられちゃうのですか?』
※ギョロ目なのはヤモリ君ですよ。
ブルブル、ガタガタと震えるヤモリの足。
※ウソ、実際はガッチリと指を掴んで離さない・・・ポッ(○´艸`)ヾ。
(▼皿▼メ)『誰もそんなことは言ってないですよ、ただね、たとえ赤ちゃんだろうと許されないルールというものが、自然界には存在しているのです。そのことについて理解して欲しいのです。さあ、試練という名の質問をしてもいいですか?』
( ⓛ ω ⓛ *)『ゴクリ。』
※と唾を飲むヤモリ。これはホント(笑)。
(▼皿▼メ)『なぜあなた方ヤモリという生き物は、私達人間の居住テリトリー内で自由気ままに糞尿ウンチを垂れ流すのですか?まだね、法則性が合ってテリトリーを示すという意味があればよいのですが、あななたちヤモリは、私が見るに便意を催した時点で好き勝手にブリブリッ!と排泄してますよね?』
( ⓛ ω ⓛ *)『ゴクリ。う、、、今まさにウンチを捻り出そうとしているが、ここは我慢だ・・・。ヤバイ、この人間の目はマジだ、僕達ヤモリのウンチに心底怒っているようだ。』
( ⓛ ω ⓛ *)『※心の中(う、ウンチしてえぇぇ~!)なんだよ一体、食べたら出す、それが生き物ってものじゃないか、どうして人間は怒っているんだ?』
(▼皿▼メ)『いいか、家の外なら好き勝手に糞尿ウンチをして構わん。しかしだ、家の中はあくまでも人間の縄張り・テリトリーなんだ。それを、家が古くて隙間が開いてるのをいいことに、許可もなく入り込んだ挙句に糞尿ウンチの雨アラレだ!?人間の気持ちにもなってみやがれ!』
( ⓛ ω ⓛ *)『が、ガビーン!そうだったのか、僕たちヤモリは人間の縄張りを踏み荒らしていたんだな。正確には縄張りを汚していたんだな。そうだったのか、でも、これは生まれ持った習性、もう宇宙を創造した神様にしか解決できない問題、に、人間さん、逆に教えてください!ヤモリはどうしたらいいんですか!クワッ!と目を見開く!』
(▼皿▼メ)『いや、正直、私にもよく分からんのだよ、この難解な問題の答えが、解き方が・・・。しかし、そのまま見過ごすわけにも迷宮入りさせるわけにもいかない。そうだ、この提案を受け入れないか、ヤモリ同士で話し合ってはみてくれないか?』
( ⓛ ω ⓛ *)『プルプルプルッ、は、はい。で、その提案とは・・・』
(▼皿▼メ)『それはだ、君たちヤモリは小さい虫を食べてくれる有り難い存在で、多くの人間は”家を守る”と書いて家守と呼んでいる。これは益虫という人間にとってメリットがある名前なんだ。』
( ⓛ ω ⓛ *)『ガビ~ンッ!』
(▼皿▼メ)『しかし、私はそれに納得がいかない!私にとってヤモリはただのトカゲだ!虫を食べてくれても、糞尿ウンチを爆弾のように落とされたら、メリットとデメリットが相殺して、、、君たちヤモリはただのトカゲに成り下がっちまうんだよ!!!!』
( ⓛ ω ⓛ *)『・・・ヤモリショック!』
(▼皿▼メ)『君たちヤモリが家の中で虫を食ってくれるのは感謝している。白いタマゴを産むのも構わない。ただ!糞尿ウンチだけは外でやってくれないか!あの糞尿ウンチが固まり崩れて空中に舞い上がり!人間が吸い込んじまって喘息が起きていないか心配なんだ!!!』
( ⓛ ω ⓛ *)『ヒングーッ!』
(▼皿▼メ)『お願いだ、ヤモ・・・いや、トカゲよ。君は誇り高きヤモリと呼ばれたくはないかい?それともウンチトカゲと呼ばれたいかい?さあ、決めるのは君自身だ、これから始まる苦難の旅をどう生きるのか、私は楽しみにしている。』
( ⓛ ω ⓛ *)『ぼ、僕らは、誇り高き益虫として、堂々と人間界と外界(自然界)を行き来する存在じゃなかったのか?虫を食べてあげてるという(積み上げた)誇りは、その後に排泄する糞尿ウンチで(舞い上がった)ホコリと化していたのか・・・。ああ、生まれたばっかりなのになんて試練を与えられちまったんだ・・・。』
言葉ではなく、視線で試みた会話は成功に終わりました。
この後、私はそっと手を放すと、スタスタと歩き去った赤ちゃんヤモリ。
彼が糞尿ウンチを垂れ流すウンチトカゲに成長するのか、誇り高きヤモリに成長するのか、神のみぞ知るのであります。