毎週の土日は”大人の夏休み”(笑)!をテーマに週末を楽しみにして生きています。
大人だって子どものようにハシャいでも罪はないですよね?
麦わら帽子に虫捕り網でビーチサンダルを履いて野原を駆け回っても・・・・も、問題アリっすね・・・(汗)。
というのは冗談で、いえいえ、草刈り中に偶然見かけた虫、カマキリがかっこ良かったもんでつい虫カゴの中へ誘導して捕まえてしまいました。
大きなお世話だ!一刻も早く自然に放してくれ!と怒っているかのようにジロリッと睨むカマキリ。
まだ羽も生えておらず体長も数センチの小さなカマキリ、この大きさならまだ寄生虫のハリガネムシもいないかな、いや、平地に住む(近くに水辺のない)カマキリには寄生しないんだとか。
っと、まるでカメラで撮ってくれ、写真をパシャリッしてちょうだい、とでも言わんばかりに鋭いトゲを備えた前足をヒョイッ!と差し出されました。
ご要望に応えて顕微鏡ズーム機能で撮影すると、その美しさにため息が出るほどの、まさに鎌(カマ)のような鋭さ!
へへん!どうだい、肉食昆虫の代表といえばオイラたちだろ?あんたもゴキブリや蚊なんて追っかけてないでカマキリに注目してくれよ、そしてブログで紹介してくれよ、と聞こえてきませんか?
大きな水晶体の中に黒い点がキョロキョロ動くカマキリの顔、徐々に近づいていくと、
これ以上ないほどのドヤ顔www
対ゴキブリ用に肉食虫カマキリを育てよう企画が大失敗に
さあ、そろそろ元の場所に戻してあげようかと悩んでいると、突然私の手の平に飛び乗り歩き出したのです。
ピョコピョコ歩き出したカマキリ
ん?なんか文句ある?という風な表情?
多分、性格はツンデレ系ですね。
しばらくすると、手から降りてジーっと私を見つめるカマキリ。
口だけモゴモゴ、モゴモゴと動かしている・・・え?まさかお腹が空いてるの?
ハッキリと言ってくれないのですが、恐らく私に食べ物・餌を要求しているのでは、と解釈することにしました。
私にとっても都合が良いです。ゴキブリ対カマキリの異種格闘技戦に備えて鍛えてやろうと思い付いたのです(笑)。
というわけで、大人・成虫になるまでカマキリを飼って育ててみよう!企画のスタートです。
早速、野外で捕獲してきたカマキリより少し小さめのバッタを餌・食料として与えてみました。
そしたらですね・・・
チュンチュン、翌朝
ギャ~(((;゚;Д;゚;)))!
なな、なんと・・・カマキリが死んでる!
その横でジッと佇むバッタ・・
え?え?カマキリの前足が・・・ない!?
え?どういうことですか?カマキリが倒れて死んでいる脇で、元気そうなバッタ・・・
え?まさか、時に共食いするほど凶暴な!?肉食性のカマキリがバッタに食べられちゃったの!?
バッタの下克上!?
窮鼠猫を噛むならぬ、餌バッタ蟷螂喰らう!?なんじゃこりゃ!
まさかの展開にガクガクブルブルで驚愕な私をよそに、バッタは平然としていて、頭を抱えた私は、計画を断念したのです。
それは、
”餌(エサ)のバッタを(´~`)モグモグ食べて、大きくなぁーれ大きくなぁーれの呪文をかけて対ゴキブリの戦闘用昆虫に育て上よう!計画”
と考えていた私の目論見は・・・見事に失敗!
いや、ちょっと待てよ・・・。
もしかしたら、このバッタ、突然変異の戦闘用バッタかもしれない、カマキリの代わりになるかもしれない、間違いなく(幼齢だけど)カマキリ強いんじゃね!?
このバッタにさ、餌を与えて大きく育て、ゴキブリの巣と思われる場所に解き放ってみようか。
すると、
”凶暴なバッタに驚いたゴキブリどもがパニックで逃げ出して我が家から根絶成功!ギャハハハざまあみろ人間様を舐めるなよ(実際はバッタの手柄)!これで心置きなくビールの空き缶を放置して寝落ちできるぜギャハハハ!(ゴキブリ、ビール大好きwww)”
もう殺虫剤なんて無理!いずれ耐性を持ち始めるんだから、生物兵器というか、昆虫兵器をさ、育て上げてさ、ゴキブリを退治しちゃおう!うん我ながらいい考えだ(笑)。
急遽、予定変更、カマキリに代わり(かま)バッタを飼育(笑)。
ところが、さらに翌日・・・。
え(;´A`)!?ば、バッタがいない・・・。
うっかり台所にバッタが入った容器を忘れてしまい、婆ちゃんが外に放してしまったのです・・・。
バッタでゴキブリ退治!企画が、ガシャーンッ!と砕け散ったのです・・・うう、そんな風に夏の時期を楽しむ、大人の夏休みの一コマでございました。