「ゴキブリが大ッキライ!名前を聞いただけで鳥肌が立っちゃうの!でも、、、でもね、ちょっとだけ興味ある。怖いもの見たさだけど、嫌いだからこそ、正直、少しだけゴキブリについて知りたいって気持ちも、、、ある。」
嫌よ嫌よも好きのうち、じゃありませんが、口には出さないけれどゴキブリについて”汚い”という印象しか持っていないことを後ろめたいと感じている人は世の中にいるんですよね。
特に寒い地方で生まれ育った人ほど、ゴキブリ恐怖症・アレルギーになりやすいと聞いたことがありますが、そんな方へオススメしたい本が出版されたのです。
『え(;´Д`)? 嫌いっつってんのに勧めるの?それは強制というパワハラじゃないの?イジメなの?だって、、、ゴキブリですよ?』
はい、分かっています。
ですが今回、私が推薦する本は、なんとゴキブリの写真が一枚も掲載されていないのです。
ゴキブリ大図鑑と銘打っているにもかかわらず、画像がゼロ!
『ええ(;´゚д゚`)!? 写真が一枚も載ってない? それで大図鑑ってどういうことなの!?』
ふふふ、まあ私が自慢することじゃないんですが、著者が誰なのかを知れば納得しますよ、きっと。
それでは、ご紹介いたしましょう!
ババンッ!
くらべた・しらべた ひみつのゴキブリ図鑑!
※表紙
うわお!カッコイイ扉でしょ?ほら、右上の著者、そうです!盛口 満(もりぐち みつる)さんなのです!
『・・・(;´Д`)だれ?』
オホンッ!ごめんなさい、本名ではピンと来ない人が多いでしょう。
では、”ゲッチョ先生”ではどうですか?
Yahoo!の検索窓で、[ゲッチョ先生]と打ち込んでみると、盛口 満(もりぐち みつる)!が表示されるはずです。ゲッチョなら見聞きしたことあるんじゃないですか?
私がゲッチョ先生の本を初めて手にした本。
表紙のワモンゴキブリの精密なイラストに、雷に打たれたような衝撃を受けた記憶があります。(※中身の記憶は?って聞かないでください。)
ゲッチョ先生は学者さんでありながら、大学教授でありながら、イラストレーターでもあるのです。
さかなクンの昆虫版がゲッチョ先生だと私は思ってます(´∀`*)。
ゴキブリに的を絞った”くらべた・しらべた ひみつのゴキブリ図鑑”、イラストレーターの本領発揮バリバリで、ゴキブリだけじゃなく全ての昆虫や背景などが絵で描かれているのです!
絵・イラストのゴキブリで耐性をつけながら、同時に知識も増える初心者にオススメの図鑑
これね、凄いですよ。一匹のゴキブリを描くだけでも大変な労力であることを考えると、途方もないエネルギーが注がれた一冊に仕上がっていますよ。
実物のゴキブリじゃなく写真でも見たくない!という人は多いですよね、でも、イラスト・絵なら嫌悪感がビックリするほど消えてしまうんですよ。
イラストだからゴキブリ嫌いでもそれほどストレスなく見れるんです。
それはまるでゲッチョ先生というフィルターを通して、気持ち悪さが濾過されたような、ゴキブリ独特の不気味さが中和された絵として誕生してるんです。
海水は塩辛くて飲めたもんじゃないですよね、そんな海水が人間が飲める真水に変えるような役割を果たしてくれている、という例え、、どうでしょうか(;´A`)。
まあゲッチョ先生は読者に絵を描く苦労を考えてもらいたいとは思ってないはずですが(笑)、このようにイラストで構成されたという内容がなにを意味するのか、私なりに勝手に解釈してみると、、、
ゴキブリ初心者に手にとって欲しい!
そしてゴキブリについて知ってほしい!
その一歩となる本が完成した!
ということだと思うんですよ。
ゴキブリに耐性がない、
写真を見ただけで気分が悪くなる(なりそう)、
でもちょっとだけ興味ある、でも見る勇気がない、そんな方(主に大人)にオススメしたくなる図鑑なんです!
※なんで大人かって?子どもが見やすいようにイラストにした、とは私は思いませんね。だって、子どものほうが大人よりもゴキブリ含めた昆虫に対して恐怖心はないです。ゴキブリの写真でも、きっとケラケラ笑いながら見れるはず。だって、小学生の頃に虫カゴいっぱいにゴキブリを捕まえた私が言うんですから間違いないですよ。
ですから意外なターゲットとなっているのは、嫌悪感が増した大人世代だと思うんですよね、ですから、ごきぶり恐怖症(の成人男女)にオススメのゴキブリ図鑑が登場した!と書いたわけなんです。
写真は一切ナシ!全てのゴキブリが絵・イラストで描かれた、害虫初心者にも優しい一冊となっているんです!
表紙のデザインもグラフィック雑誌みたいにカッコイイ!
THE SECRET OF COCKROACH
Illustrated Secial Collection Mitsuru Moriguchi
もし、知り合いのゴキブリが苦手な人へ紹介してみたら、こんな感じになると予想してみましょう。
私『●●さん、ゴキブリ苦手でしたよね?そんな●●さんでも安心してゴキブリの勉強ができる図鑑を見つけたのでプレゼントします。』
●●さん『(;´゚д゚`)え? な、なんですって!?ご、ごき、、、ちょっと!私がゴッキーを大ッキライなのを知っていなが、、、え?ざ、しーくれっと、、、表紙ジャケットがメチャクチャ格好良い!なにこれ!』
私『ご心配なく。英検3級の私に任せて下さい。訳しますよ、ざ、シークレト、おぶ、こ、、、ろあ、、ろあちゃ、くくろあちゃ・・・あ、自分で辞書引いて下さい。』
●●さん『注:心の中で((;´゚д゚`)え?、、英検なんて、せめてTOEICって言ってよ。)こ、コックローチよ(汗)。』
私『あ、そ、そうですね、つまりゴキブリの秘密ってことじゃないですか?(合ってる?ねえこの日本語訳で大丈夫?間違ってない?もし誤ってたら、心優しき人がコメント欄で頭ナデナデお~よしよしと教えてくれるでしょうから私は安心ですよ(笑)。)』
●●さん『注:心の中で(日本語で書かれてるわよ)そ、そうね、、ありがと。』
私『カッコイイだけじゃないですよ、素朴だけど意外と知らない疑問についても知ることが出来るんですよ、たとえば、
- ゴキブリはどうして人間に向って飛んで来るのか
- ゴキブリを1匹見たら100匹いるってホント?
- ゴキブリってずーっと昔から今の姿形なの?
- 真っ白いゴキブリの正体ってなんなの?
- 人の役に立つゴキブリがいるの?
とか、大人にこそ読んで欲しい内容だと思いますよ、ええ、はい。ふう、よかった。』
こんなスパイ映画のタイトルのような文字がカッコよく配置された1冊、読んでみたくありませんか?
私がこの本を手に取った時、全身にビビビッ!と電気が走るような衝撃を受けたのです!同じようにビビビッ!とくる人がいることを信じています。
ゴキブリの顔あてクイズ、胃の中に歯がある! ?シロアリはゴキブリの仲間!?世界遺産屋久島のゴキブリ、漢方薬のゴキブリ…など、嫌いだからこそ面白い、ゴキブルの「へえ~」が満載の、ゴキブリ図鑑!