クルマに轢かれペシャンコに潰れたゴキブリが、家庭で居場所がない世間のオヤジ達の哀愁を背負っていた

家庭で居場所がなく哀愁が漂う親父

家庭で居場所がなく哀愁が漂う親父

ゴキブリ日記をご覧になっている閲覧者の皆様、最近、親と、特に父親を会話をしましたか?もしかして、父親の立場の方が今、この文章を読んでいるのでしょうか。

今回の記事は大変失礼な内容になっているかもしれません。ゴキブリに対してではなく、世間の家族からウザがられているオヤジ達に対してです・・・。

昨晩の出来事です。近所のコンビニ(ファミリーマート)へクルマを運転して晩酌のおつまみを買いに出掛けた帰りでした。

エアコンを点けるほどではないにしても、蒸し暑い夜だったので窓を開けて運転していました。

ちょうど、我が家の正面の道路を通過した際に、何かを踏み付けた音がしたのです。

いえ、人身事故ではありません。また、犬や猫などの小動物でもありません。それ以下の生き物を轢いたような音。

『パキッ、プチッ』

そして感が働いたのです。あ、虫か何か小さな昆虫を踏んづけたのかな。エンジンを切って車から降り、立ち止まる・・・。何を踏んだんだろ・・・。

しかし、夜もふけて街灯も点いてはいますが仕事で疲れていたので気にも留めずに帰宅したのです。

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ゴキブリは自動車のタイヤに踏み潰されて死ぬことがある。

そして翌朝、道路に出てみると・・・

(;´゚д゚`)

車に轢かれペシャンコに潰れたワモンゴキブリ

車に轢かれペシャンコに潰れたワモンゴキブリ

自動車に轢かれてペシャンコに潰れたゴキブリの死体が転がっていました。

内蔵などの器官を破裂させた、それはおぞましい姿。そこへ群がる蟻の大群が。

そこでなぜか私は、ペシャンコに潰れたゴキブリと、家庭で居場所がない世のオヤジ達の哀愁を似たように感じたのです。
大変失礼なことを書いています。でも、そう感じてしまったのです。

その親父連中の中には私の父親も含まれています。昭和の時代をくぐり抜けて家族を必死に養ってきたにもかかわらず、臭い汚いと疎まれる存在に追いやられた親父たち・・・。

会社で叩かれ、お客さんには罵倒され、家に帰れば家族から疎まれる親父。加齢臭だけじゃない、歯周病気味の口臭、洗っても洗っても臭い足、食後の爪楊枝の使い方ですら怒りを覚える。

でも、人生を全うするためにしがみついて生きているその姿が、潰されたゴキブリの姿と被って見えたのです。汚い対象というよりも、必死に生きる生命力を感じたのです。

車に潰された死んだワモンゴキブリ

車に潰された死んだワモンゴキブリ

その死骸に群がる蟻(アリ)が、給与をよこせと群がる私のような欲深い家族と重なったのです。あの、物言わぬ哀愁が漂う背中と、死んだゴキブリの背中が同一に・・・。

あぁ、私はなぜこんな記事を書いているのでしょうか、どうかしています・・・。でも、なんだか涙が溢れてくるんです、潰れたワモンゴキブリを見ると・・・。

その日の夜、私は買ってきた焼酎と日本酒を持って、テレビでプロ野球観戦する父親と酒を酌み交わしました。ただ、会話はゼロ。視線は常にテレビ画面。あっ、とか、おぉ、としか言えなかった。

これは、私なりの父親へのご苦労さん、お疲れ様、という感謝を、とてつもなく下手に表現したに過ぎません。あぁ、私は何を書いているのでしょうか・・・。

グチャグチャに潰れたゴキブリの死骸

グチャグチャに潰れたゴキブリの死骸

何が言いたいのかというと、世のお父さん方、どんなに蔑まされても、罵倒されても、歯を食いしばって必死に生きて下さい。

どんなに、家族や、友人や、上司や部下、取引先からしかめっ面をされようとも、生きることを諦めないで下さい。

そんなことを、グチャグチャに潰れたゴキブリの死骸を見て考えたのでした。

※道路のゴキブリの死骸を熱心にカメラで撮影する私を、近所のおばさんが怪訝そうな顔で見つめていました。私はそのおばさんに満面の笑みで「おはようございます!」と挨拶したのです。早起きは三文の得とは本当なのです。