怖かった。
まるで、”蛇に睨まれた蛙”な状態だった。
そして、
悔しかった。
とても、悔しかった。
自分の力不足をこれほど痛感したのは、今年一番かもしれない。
家族が敵になる、そんな最悪の事態になる一歩手前でなんとか防ぐことができた。
私は、改めて決意しました。
これからも訴えていこうと心に誓いました。
何を?
アシダカグモを、駆除しないで!
ということを。
昨日、家の中にゴキブリ最恐の天敵である蜘蛛、アシダカグモ(※通称:アシダカ軍曹)が出現したのです。
その登場の仕方にも問題はあったかもしれません。
だって、家族でテレビを見ていたら、突然上から、天井からポト!って大きなクモが落ちてきたんですから(;´Д`)。
そりゃ当然、驚きますよね?
仕方ありませんよ、見慣れた私だって驚くんですから(笑)。
でも、決して勘違いしないで欲しいのです。
アシダカグモは人間を襲うことなんてしませんから!
でも、未だに多くのヒトが勘違いをしているんです、私の家族も含めて、アシダカグモをとにかく不気味で恐いただデカイ蜘蛛だと!
はい、そうですね、当たってますよ。でもね、その中へぜひ付け加えてほしいことがあるんです。
”アシダカグモは、害虫ゴキブリを捕まえて食べる”
もうこれだけで正義の味方っぽく見えてきませんか?
まさかゴキブリのような姿形の虫を、モンシロチョウのように天使みたいな生き物が捕らえますか?そりゃ無理ですよ(笑)
あれだけキモい虫を捕まえるんですから、同じかそれ以上に強そうじゃないと
ね?納得しましたか?
って、たしか私は今年も、去年も、そう家族に伝えたはず、なのに・・・
驚いた私の家族が、ハエたたき・丸めた新聞紙を手に襲いかかったのです(ノД`)!
ちょヤメてwww
アシダカグモを追いかける家族の顔が怖い(汗)!まるでオニじゃないか!
そんな鬼の形相で追いかけてくる人間に驚いたアシダカグモは、蜘蛛の子を散らすように走り壁をよじ登って天井へ逃げたのです。
こんな風に、
「ヒィ~(ノД`)ニンゲン、コワイヨー」
私は家族に言いました。
「見てよ、怯えて足を揃えて縮こまってるよ、きっと怖くて動けないんだよ」
と。
※足を揃えている姿勢が怯えているかどうかは分かりませんが、家族にはこう伝えたほうが良いと判断しての言葉です。
ハーハーと息を切らした家族は肩で息をしながら私に言いました。
「いや、逆に怒ってるんじゃない?ほらジッとこっちを見てるよ」
※顔を上げて見てみると、逃げる素振り、から人間と視線があった?ので足を戻す瞬間(笑)
いやもとからあんな顔だし(笑)、まあ怖いっちゃ怖いけどね。
アシダカグモのほうでも、ヒトが気になって動けないらしい!?、この状態が半日続いたんです(笑)。
私は家族に言いました。
アシダカグモはアシダカグモで多分こう思ってるはず
「ニゲヨカナ、デモコッチミテル~(ノД`)」
と(笑)。
アシダカグモは人間が怖いんだよ、と。
でも、動けなかったのはアシダカグモだけじゃありませんでした。
「ヒ~(ノД`)あのクモ、ずっと見てるよぉ~」
家族もアシダカグモが怖くて動けない!?
ヒトが怖くて?動けないアシダカグモと、
アシダカグモが怖くて動けないニンゲン、
なんなんですか我が家は(笑)
アシダカグモを、憎き害虫ゴキブリをシゴク鬼の軍曹だと思えば頼りになる存在だと思えてこない?
この出来事、午前中の話なんですが、睨み合いの状態が夜まで続いたんですよ、どっちもお疲れ様です(笑)
本当はもっとテレビで出せばいいと思うんですよ、アシダカグモのことを。
正直、テレビでアシダカグモの役割が全然出てこないのはCM広告主に配慮してだと思うんですよね、殺虫剤メーカーね。
それは姉妹サイトでも紹介してる”蚊とりん”も一緒で、でもあまりにも情報が遮断されるような気もするんですよねぇ~
私は家族に言いました。
黒くて素早くてクサそうな害虫ゴキブリをとっ捕まえる自然界の警察官だと思えば、ゴキブリを脱走した囚人と思って、アシダカグモはそれを追いかけて根性を叩き直す鬼教官だと思えば、どう?なんか頼りになる存在に思えてこない?
今回の出来事だって、上から降ってきたのもパトロールの一環だ、って(笑)
まだまだ時間がかかりそうですが、気長にアシダカ軍曹の魅力を伝えていこうと思います。
それでもまだアシダカグモが怖い人へ
とりあえず、今夜は私が教える呪文を3回唱えて眠ってください。夜が明けて目が覚めたら、あ~ら不思議、アシダカグモが怖くな~い!?
アシダカグモの好物はゴキブリ♪
アシダカグモは昆虫界の警察官♪
自然界のゴキブリ捕獲エキスパート♪
※効果は保証しません。