ゴキブリ恐怖症・ゴキブリアレルギーを自力で克服する方法は存在するのだろうか

溜まっていた鬱屈が暴発する男性

溜まっていた鬱屈が暴発する男性

さて、突然ですが、質問です。

あなたが現在、患っているのはどっちでしょうか?

◯◯恐怖症?

◯◯アレルギー?

あ、ごめんなさい。

挨拶もせずに健康状態・心理状態についての無礼な質問をしたことを許してくださいm(__)m。

まず、どうしてこのような質問をしたのか、弁解・言い訳させて下さい。
(※思えば、私の人生は言い訳の連続だったなぁ・・・。弁解で様々な危機を乗り越えて、ここまで育ったようなもんだ。)

人間とは不思議な生き物で、自分から見ると奇妙な恐怖症・アレルギーが存在することを最近ですが、知りました。

よく聞いたりする有名なものだと、高所恐怖症(※私が該当します)、対人恐怖症、閉所恐怖症、先端恐怖症などがあります。

珍しいものだと、隙間恐怖症、不潔恐怖症(潔癖症のこと?)などがあります。漫画の中でも、ドラえもんがネズミ恐怖症だったりしますね。

アレルギーもそのようで、食べ物アレルギー、金属アレルギーは有名ですよね。珍しいものだと水アレルギー、汗アレルギーなどがあるそうです。

そして、ま、予想は出来るんですが、ゴキブリ恐怖症・ゴキブリアレルギーというのも存在するそうです。

当ブログへ訪れた方が、もし仮にゴキブリ恐怖症・ゴキブリアレルギーだとしたら、どのように日々の生活を送っているのか不思議に思い記事を書いています。

温暖化が進みゴキブリの出没期間は長くなり、生息地域は広がっているそうです。高層マンションの最上階付近に住む以外に、現在の日本でゴキブリと接しない生活が想像できなかったんです。

※今現在、苦しまれて悩まれている方がいらっしゃいましたら、どうか一日も早く治りますようにと祈ります。どうかご自愛ください。

で、私も種類は違いますが、とある恐怖症・アレルギーで悩んでいたんですが、自力で治しました。いえ、自力というのは適切ではないでしょう。

時間が解決してくれたのか、環境が良好な症状へ導いたのか、正直わかりません。ですが、今は夢に出てくるまで泣きそうなほど苦しんだ症状が、ほぼ出ない。

もし、自分がゴキブリ恐怖症、ゴキブリアレルギーだったなら、自力で克服する方法があるのだろうか、という妄想を綴る記事になります。

※断っておきますが、私は医師免許も持っていない一般人です。というか高卒です(汗)。ただゴキブリに興味をもっただけの人です。当記事を参考にして実践するなど絶対に止めて下さい。各医療機関・専門家へご相談下さい。絶対だぞ(汗)!

高所恐怖症とコリン性蕁麻疹で苦しんだ日々

蕁麻疹の痒みに苦しむ男性

蕁麻疹の痒みに苦しむ男性

私は、高所恐怖症コリン性蕁麻疹というアレルギー!?に悩み苦しんでいました。今現在はどちらも多少は克服していると自覚しています。

高所恐怖症になったのはいつ頃からだったか、覚えていません。小学校の低学年までは木登りで地上から数メートルの高さも平気だった記憶があります。

多分ですが、私が高い場所などが苦手に生ったのは思春期がキッカケかもしれません(汗)。異性を気にしだした頃、色気づいた私は髪の毛をセットし出すようになった。

で、授業の内容よりも、数メートル先の恋する少女に夢中になり、そして、人生初の告白に見事に撃沈して生まれて初めて眠れない夜を過ごしたのです。

どうも、その体験をしたあたりから私はあらゆるチャレンジ精神を失ったようなのです・・・。失恋、恐るべし、ですね・・・。関係ないかもしれんが。

中学校と高校生で迎えた修学旅行・遠足で訪れた遊園地では、ほぼ見学状態。運悪く!?私の友人たちの男共は皆が高所もへっちゃらな連中が揃っていた。

連帯感を高める乗り物に置いてけぼりを食らった男子学生の寂しさったらそりゃ半端ないですよ。それを女子生徒に失笑されるのも・・・。

歳を重ねるごとにその恐怖度は増して、アパートの2階でも足が微妙に震えるほど高所が苦手になってしまったんです。情けなかった・・・。

コリン性蕁麻疹はですね、あ、聞いたことありませんか?NHKの健康番組で、テーマが「じんましん」だと取り上げられることもあります。

これ、未だに発疹の明確な原因が分かっていないそうです。というか蕁麻疹の8割近くが原因不明なんだそうですけどね。

私は5,6年前に突然、赤い発疹が出てくる症状に襲われました。出てくるタイミングが定かではないんですが、ほぼ、ストレスを感じている場合に出てくることが多い。

例えば、職場でミスをした時、上司から集金を急かされたり、クライアントから急ぎの訂正を求められた時。両手首の内側にポツポツと赤い発疹が出現しだすんです。

ただ赤い発疹が出てくるだけって言うかもしれませんが、本人は気味が悪くてしょうがない。もうほんとに悩んでいました。(※ゴキブリは昔から見るのも触るのも平気なのに不思議だね(笑)。)

呼吸が乱れるとか、お腹が痛くなる、下痢を引き起こす、という症状ではないけれど、手首から腕、二の腕、首にかけてブツブツが、しかも短時間に増えていく様子を想像して下さい・・・。

また、私が色白なのがね、赤い発疹が目立つから嫌だったんです。次第に症状が悪化して気が付くと発疹が全身に広がっていた、という重症!?な事態へと進行してしまったんです・・・。

心理的・精神的な考え方が解決へ導いてくれた?

ダンボールから顔を覗かせる男性

ダンボールから顔を覗かせる男性

で、今現在は、どちらも症状は改善して何事も無く生活しています。

高所恐怖症は、ジェットコースターを乗れるようになった、とまではさすがに無理ですが、アパートの上階でも足が震えたりすることは無くなりました

コリン性蕁麻疹も、赤い発疹は今ではほぼ、出ていません。極度に緊張したり、疲れている時にポツポツと現れる程度まで落ち着きました

で、どうやって克服したの?ですよね。

私が2つの悩んでいた体調不良を克服した方法、それは、どちらも症状を受け入れて慣れるというものでした。

高所恐怖症に関しては、足が震えて不安になる状態を受け入れられるまで居続ける。例えば、アパートの4階の通路から外を眺める状態を深呼吸を続けながら十数分はその状態をキープする。

すると、徐々に、ほんとうに少しずつですが、なんとなく、気持ち程度ですが、若干、慣れてくる。そのちょっとだけ怖い状態に慣れるという体験を重ねたら、面白いほど気持ちが軽くなった。

コリン性蕁麻疹に関しては、総合病院で血液検査、レントゲン、心電図など検査しても異常は見つからず、最終的に心療内科を薦められてしまった・・・。

次に皮膚科で診察を受けると、恐らく、コリン性蕁麻疹ではないかという診断を下された。この時に私は生まれて初めて「こりんせいジンマシン?」という言葉を知った。(※予想はつくが、芸能人の小倉優子のコリン星が頭に浮かんだことを記しておく)

で、複数の薬を処方され飲み続けること半年。思うように症状は改善しない。次に漢方薬も併用して飲んでみる、が、同じく快方に向かわない・・・。

別の医療機関で別の薬を処方されたところ、なんと驚愕の服用して30分後に突然、全身に、今まで発疹が表れなかった場所まで一斉に出現するというホラー映画並みの恐怖に襲われる・・・。

全身がガタガタ震えながら皮膚科の先生に電話で訴えたところ、

『薬が原因じゃなくて、発疹が現れるタイミングと重なっただけだよ』

と・・・。じゃあなんで今まで発疹が出なかった場所まで出てきたんだ?と尋ねると、

『薬が原因じゃなくて、発疹が現れるタイミングと重なっただけだよ』

このジジイ、絶対に適当なこと言ってやがる・・・。試行錯誤の末に編み出した、オリジナルの呪いをかけてやるからなぁ・・・。と電話を切った。

震えながら部屋で縮こまること半日が経った頃から、ようやく発疹が収まりだした。超、怖かった。それからはその薬も飲んでないし、ジジイの皮膚科も受診していない。

だって、アナフィラキシーやスティーブンス・ジョンソン症候群が怖かったから・・・。

それで、どうしたかというと、、、諦めた(笑)。

発疹が現れた時は、『あぁ、また出てるね、ウンウン、つうか、どうでもいいし(笑)』てな感じで放っといた。すると、1年ほどは要したかと思うけれど、気が付いた頃には出なくなった。

※当時、勤めていた職場の部署も移動してもらったことが一番の薬だったかも。営業部門からサポート・補助的な仕事に移った。つまり、上司からの圧力、顧客の無理難題、制作部門からの反論という地獄から脱出したこと。

※コリン性蕁麻疹の原因は汗とかストレスらしいが、私の場合はそのどちらも関係していたかもしれない。

結局のところ、私の恐怖症・アレルギーは精神的・心理的な要因が大きかったように思います。※体質・遺伝や環境にも影響されるでしょう。

でも、(いきなりだが)不思議とゴキブリに関しては拡大画像を見ながら平気でメシも食えるし素手で触れたりもするんですよねぇ、人間ってホント不思議(笑)

ゴキブリ恐怖症・ゴキブリアレルギーの克服方法とは

死んでひっくり返ったゴキブリ

死んでひっくり返ったゴキブリ

ゴキブリに対して異常に嫌悪感を抱くゴキブリ恐怖症、ゴキブリの気配を感じるだけで冷や汗が吹き出し体調が崩れるゴキブリアレルギー、その両方共、慣れることで克服できる方も、中にはいるんだろうか、ということが私が書きたかったことなんです。

ただし、繰り返しますが、

※断っておきますが、私は医師免許も持っていない一般人です。というか高卒です(汗)。ただゴキブリに興味をもっただけの人です。当記事を参考にして実践するなど絶対に止めて下さい。各医療機関・専門家へご相談下さい。絶対だぞ(汗)!

心療内科・カウンセリングを受けても改善しなかったり、吐き気を催すほど気分が悪くなるという場合、当ブログの写真を眺めるだけで、慣れるという時間を要して、克服するという可能性もゼロではないのかな、と。

この『慣れる』ということが、人間にとって数値では測れないほどの、科学では証明できないほどの力を持っているのではと、ふと思ったんですね。

高所恐怖症とゴキブリ恐怖症が、コリン性蕁麻疹とゴキブリアレルギーが一緒だとは考えてはいません。ただ、私の場合は真正面から向き合い、受け入れることで症状が改善した例もあるんだよ、と言いたかっただけなんです。

いやいや、あんたの場合は特別だよ、不潔な害虫ゴキブリをテーマに扱うブログを開設してるぐらいなんだからね、ケッ、ペッとツバを吐かれたことでしょう。

それでも、ゴキブリに慣れることで、日々の暮らしが快適になる可能性も否定出来ないことが世の中にはある、かもしれない、というメッセージを残して、記事を締めたいと思います。なんか、全然まとまらんかったなぁ、ブログってホント難しいや(笑)。

追記:免疫細胞Tレグに期待する

先日テレビで放送された『NHKスペシャル「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」』、さまざまなアレルギーで悩まれる人には希望の光になったのでは。私もその1人。再放送された場合は必聴ですよ。またはNHKオンデマンドで観た方がいいです、オススメ。