カミキリムシとゴキブリを一緒に育てる
ゴマダラカミキリを捕まえてゴキブリが入った虫カゴ(昆虫飼育容器)に移したんですが、この両者の虫たち、喧嘩することもなく過ごしています。
というか捕食・食べ物が全然違うんで当たり前か。ワモンゴキブリは雑食性だけどゴマダラカミキリは樹皮ということで分かる気がする。
もし、両者が交尾をして新種が生まれたらどうしよう・・・。ゴキブリがカミキリムシの大アゴを持つことになったら地球は滅亡を迎えるかもしれない・・・。なんて妄想が膨らむ。
とりあえず、
カミキリムシはゴキブリを、
ゴキブリはカミキリムシを、
食べない!
ことが判明しました(笑)。
害虫を食べる害虫の発見と繁殖に成功したらお金持ちになれる?
水を飲むゴマダラカミキリと、肉の破片を食らうワモンゴキブリ。
ゴキブリが、
『おい、ちょっと邪魔だよ、あっちいけよ!つうかお前等多すぎ!ドン臭いから捕まるんだよ(笑)他の虫のこと言える立場じゃねえけどな・・・。』
と足でカミキリムシを蹴っ飛ばす。
カミキリムシが、
『は!?何言ってんのこいつ、俺を誰だと思ってんの?一応子どもには人気あるんだぜ?お前、子どもから大人まで全員に嫌われてるし(笑)絶対にどかねえよ(怒)!』
と逆にゴキブリを押し返す様子。
必死に肉の破片に喰らいついて貪り喰うワモンゴキブリ。
『フッひゃー!マジ美味え!毎日こんなん食えるんならよ、人間に飼われても良くね!?ここから逃げられたら仲間たちにも絶対そう言うぜ!ムシャムシャ』
腹一杯になったワモンゴキブリをよそに、食事を終えたゴマダラカミキリはメスを奪い合いせっせと子孫繁栄に励む。
ゴマダラカミキリの生殖行動は、メスのフェロモンを研究して成虫の捕獲に役立てられないだろうか。なんて考えた。
つうか虫カゴ汚すぎだから掃除しないと・・・。