この時期はミカン等・柑橘系の果樹にゴマダラカミキリの成虫が大量に飛来して樹皮を噛じる食害が発生する。
噛じるだけなら構わないが、卵を幹に産むのだけは阻止しないと木が枯れてしまうかもしれない。なので、目撃したら速攻で捕まえて駆除する。
しかし、最近このゴマダラカミキリの捕獲を甥っ子たちに見付かったため、殺さずに虫カゴに入れておくように言われて仕方なく、殺さずに生かしておいた・・・(T_T)。
絶対に、絶対に逃したりしたらダメだよ!ときつく忠告はしたが、果たしてどうなることやら・・・。
うごめくゴマダラカミキリの大群が気持ち悪い
こういうのってあれですよね、1匹だと可愛く見える動物も大群になると気味悪くなるという・・・。虫カゴの中に5,6匹のゴマダラカミキリを入れたんですが、もう中はゴチャゴチャし過ぎて気持ち悪いだけになってしまった・・・。
さながらゴマダラカミキリ団子と呼べるほどお互いが絡み合って訳分からんことになっている・・・。小枝を入れて1匹2匹ぐらいがホントは丁度いい。
下から見たら激しく汚れているのが確認できる。昆虫飼育も犬や猫を飼うのと一緒で飼い主が掃除できないといけない。
我先にと壁をよじ登ろうとして皆が脚を引っ張り合う様子。蟻地獄ならぬ、カミキリ地獄だ。
しかしそんな中でもチャッカリとメスを捕まえて交尾をするオスもいる。こいつらのこの生殖本能を利用した駆除剤・仕掛けトラップを早く開発せねば。
虫カゴに入れた状態で晴天の日に日なたに2,3時間も放置すれば熱で焼け死ぬ。直射日光の暑さには弱いのかもしれない。
蓋・天井まで辿り着いた個体もいるが、結局出られない。
管理人を恨めしそうな表情で睨むゴマダラカミキリ。写真よりも動画のほうが分かりやすいかもしれない。