
思い出の写真が詰まったフォトアルバム
私には・・・
小学生時代の、見える思い出がありません・・・。
闇に閉ざされた、とても暗い過去となって・・・。
さらには、中学時代の淡く儚い恋の思い出さえも、
・・・スッポリと底なし沼のように抜け落ちている。
それは、ある日突然、奴らにより食い荒らされてチリとなって消えていったのです。
そう!まるで・・・最初から存在していなかったように、見るも無残な荒れ果てた姿となり・・・
たとえ、ドラえもんの道具を駆使したとしても、修復不可能な状態へ・・・(´゚д゚` )。
そう、私には・・・
小学校の卒業アルバム、
中学時代の文集が
・・・無い・・・。
ゴキブリを超えた狂気の害虫シロアリに襲われた!?

シロアリが蟻道を修復する様子
日本には、ゴキブリを超える、それはそれは恐ろしい恐怖の害虫が生息しているのをご存知でしょうか?
(※あくまでも私個人が考える恐怖レベルのことを指しています。)
その生き物を私は「白い悪魔:ホワイトデビル」と呼んでいます。
音もなく姿も見せずに忍び寄る、まさに幽霊の如き、忍者のようなプロの技・・・。
そして奴らは、なんとゴキブリと遠い祖先では同一の種だったというではないですか(驚)!
そう、
その生き物とは・・・
シロアリ(白蟻)!
家屋を食い荒らす害虫シロアリ
あの時の恐怖は未だに忘れることが出来ません・・・。
本気で体全体が一瞬、宙に浮いたような衝撃で飛び上がり打ち震えたのです・・・。
いつの時だったか、自分の小学生時代の思い出話になって、
『そうだ!小学校の卒業アルバムを久しぶりに見てみよう!』
ということになりました。多分、二十歳を超えたぐらいだったか。
押入れの中の卒業アルバムとか文集とかを入れたタンスの引き出しを開けようとすると・・・。
ん!?開かない・・・(゚A゚ )。
固い・・・。ものすごく、固い・・・(゚A゚ )。
全力で引っ張っても、開かない・・・(゚A゚ )。
ふ(笑)、どうせ中のアルバムが倒れて引き戸にピッタリとはまって開きにくくなってるだけだろ、そっちがそのつもりなら、こっちだって火事場のクソ力で対応してやるぜ!
せ~の!フンがぁー!
と、全体重を込めて引っ張ると、
ボコんっ!!!
と、引き出しが開いて・・・、

雪山で雪崩が発生した様子のイラスト
ドバババァーッ!
ズザザザザァーッ!
っと、大量のシロアリが、黄色く白い小さな大群が、雪崩のように流れ落ちてきて、
アビュギャグビエー( ´゚д゚`)!
と、私は阿鼻叫喚という初めての悲鳴を上げたのです!心臓が口から飛び出るかと思ったぐらいビックリした(笑)。
で、私の小学校の卒業アルバム、遠足やいろんな、その他の写真・フォトアルバム、さらには中学校の各年の文集まで、シロアリの餌?巣?となり見るも無残な状態と化していたのです!
恐怖で全身がブルブル震えた私は速攻で親父に報告し、親父はまるで待っていました!といわんばかりにダッシュして倉庫からシロアリ駆除?のような白い粉状の殺虫剤をどバババッ!と振りかけて駆除していました。あれは一体なんだったんだろう・・・。
ふぅ、もう十年以上前のことですが今でも覚えています。
だから、私は小学校の卒業アルバムを見るためには幼なじみの同級生に連絡して見せてもらわねばならないという面倒くさい状態なのです(笑)。

ラブラブ状態のカップルがフォトアルバムで談笑する様子
だから私はこのような自分の小学校時代の思い出を彼女と微笑ましい様子で見ることも、叶わぬ夢となってしまったのです・・。
また、結婚して家族が増えても・・・

ラブラブ状態のカップルがフォトアルバムで談笑する様子
お父さんの小学校時代はヤンチャだったんだぞ!と嘘をつくことも叶わぬ夢となったのです・・・。
そして、仲睦まじく人生を共に歩んできた可憐な妻とも・・・

これまでの人生の想い出写真で感傷に浸る老夫婦
このような理想の老夫婦で自分の幼少時代を語ることも不可能となったのです・・・。
※ページ後半には実際に私が撮影したシロアリが蟻道を修復する動画も載せています。これは知り合いの家で撮影したのですが、蟻道を発見して指で壊したら速攻で修復にきたシロアリたちという、人間の怠け者たちも見習って欲しいほどのスピード仕事です(笑)。
シロアリというと木造家屋を食い荒らす悪魔の様な害虫として有名ですが、私のように思い出までも奪ってしまうような恐ろしい存在でもあります。

実際はボロボロ状態の家屋の描写
未だかつて、あれほど恐怖を覚えた害虫はシロアリだけです。※身の危険を感じたという意味ではオオスズメバチだけど、あくまで心理的な恐怖です。
家屋を新築する際、地震保険や火災保険などありますが、個人的にはシロアリ保険も欲しいですよ(笑)。