今年、2015年という今、私はあるひとつの決意をしました。
そろそろ、ゴキブリをペットとして飼ってみようと・・・。
無茶な願いだろうか、無謀だろうか、危険だろうか、一人で悶々と自問自答する日が数日は続きました。
ゴキブリを手懐(てなず)けた未来に何を得られるのだろうか・・・。
いや、地球温暖化が進むこれからの社会で今後、ますますゴキブリと接する機会は増えるでしょう。
その時、ゴキブリの習性を知り尽くした人材はきっと、人間社会の切り札として重宝されるのでは・・・。
英語よりも、中国語、インドネシア語よりも、ゴキブリ語を駆使してゴキブリや昆虫と会話できる人材になれるかも・・・。
おっと、ごめんなさい、つい、漫画テラフォーマーズを読みながら、いつもの癖で空想・妄想の世界へ片足を踏み込んでしまいました。
私の場合、無意識に行うのは独り言ではなく、独りタイピング・・・。
勝手に指が動いてキーボードの文字列を叩いてしまうという暴挙に出てしまうことが・・・。
テヘ (・ω<)
我が家でゴキブリといえば『ワモンゴキブリ』です。小さめサイズのチャバネゴキブリは自動車(クルマ)の中、車内でしかほとんど見かけません。
で、そのワモンゴキブリの生け捕りに成功しました。
といっても、ゴキブリ目撃の多発地帯で3時間ほど待ち伏せして虫アミで捕獲!しかも2匹も(ノ´▽`)ノ!
実は、1.5リットルのペットボトルを利用した生け捕りトラップを自作して仕掛けてみたはいいものの、見事に失敗・・・。
底部分を切り取り、上下を逆にして餌となる残飯を置いて容器を設置。
夜中、コッソリと様子を見たら3,4匹のゴキブリが美味しそうに食べている!と思った瞬間、
懐中電灯の明かりに反応してドワワワッ!と逃げられた・・・。
容器の上部分にマーガリンを塗って滑りやすくするという工程を忘れてしまい、いや正直に書くと冷蔵庫のマーガリンを切らしていた(笑)。
買ってくるのも面倒くさいからそのまま実行したらゴキブリ共にしてやられた・・・。
で、速攻で虫アミを手に取り追いかけて2匹の捕獲には成功!というドタバタ劇を繰り広げたのです(笑)。
ということで、ここにゴキブリをペットとして飼育することをここに宣言致します!
だが、問題は家族の視線・・・。
『お前、頭狂ったんとちゃうか!?』
と病院を勧められても困るので、ひっそり・コッソリと育てて養おうと考えています。
まずは甥っ子たちのお古の虫かごを探さないと・・・。
押入れ・倉庫をガサゴソ、自動車のトランクをガサゴソ、台所の棚の奥をガサゴソ、う~ん。見付からない・・・。
甥っ子たちに直接、聞いてみよう。
はぁ、世間は春休み期間中だというのに自分は何をやっていたんだろう・・・。
こんな時間の使い方が許されるのか・・・。
甥っ子たちのユーズド虫カゴを拝借してリノベ!
『なぁ、もう使わない虫カゴってない?汚れてても、割れててもいいからさ。え?ある?・・・。去年の夏休みにクワガタムシを飼育して、冬越しを失敗させて死骸がそのままの虫カゴ・・・。』
そう言って渡されたのが本当にキッタナイ、ヒビ割れた、そして容器が劣化して曇った虫カゴだった・・・。
しかし、文句は言えない。
だって、ゴキブリを飼うんだもの(笑)。
これでちょうどいいじゃないか・・・。
そう、自分に言い聞かせて風呂場へ歩いて行った・・・。
そして、ゴシゴシゴシゴシ・・・。
ふぅヾ(*・ω・)ノ
ジャジャ~ンΣヽ(゚Д゚○)ノ!
洗ったらここまで綺麗にピッカピカになりましたぁ!って洗う前の写真を撮影し忘れてるから意味ねぇ!
やっぱビフォーアフターって大事なんだなぁ(笑)。
太陽カンカンの晴天だから天日干しで1時間では乾かすことができました。
で、部屋へ移動してゴキブリ君たちのお家のリノベーションをせねば!
乾かしてみるとよく分かりますね、容器の曇り具合が・・・。
たしかこの虫カゴはホームセンターではなく百円均一のダイソーで購入した記憶があります。
ま、贅沢も言ってられないですよね、ゴキブリのお家にするんだから。
さて、インターネットで検索。
既にゴキブリのペット化に成功した先輩たちの記事を参考にしてみようか。ダンボールをチョキチョキ・・・。
底に床部分のダンボールを敷いて、ゴキブリは2匹だからベッドを囲いで作ってと。
こんなもんでいいのかな?我ながら上手に作れました!
ゴキブリ住宅専門の建築士・設計士としてデビューしちゃおうかな(笑)。
ええと、まだペーペーなので実績作りにご依頼をお待ちしております(笑)。
で、虫アミに入ったままのゴキブリ君たちをお引っ越し~。
うんとこしょどっこいしょ(゚A゚;)
ふぃ~ ヾ(´∀`*)
ダンボールの感触を確かめるゴキブリ
ストンッ!と中に落ちていった彼らは妙に落ち着いていたんです。まるで、家に帰ってきたかのように。
しばらくすると、なんと触覚を舐めて毛づくろいならぬ触覚づくろい(笑)。
本当に猫みたいに丁寧に触覚をお掃除してる!!!
ふむふむ、ここまでゴキブリを凝視して観察することってなかったから新鮮です(笑)。
容器が曇ってるから、写真ではゴキブリの黒光り感が少ないのが残念。
このおどろおどろしい光沢感を閲覧者の方々にお届けしたいのに(笑)。
あ、気付いちゃいました?そう、片方の触覚が切れちゃった・・・。
まだ虫アミの操作に慣れてないもんで荒かったかも。
反省して次回からもっと優しく捕まえたいと思います。
夜、照明を焚いて浮かび上がるゴキブリの巣箱の神々しさ、荘厳さといったらね、自然と手を合わせて祈る神様・仏様みたいな宗教っぽさが滲み出てますよね。
そうか、私は今、ゴキブリ教に染まりつつあるのか・・・。って、書きながら顔が赤くなるほど恥ずかしくなっています・・・。
自分、何をしてんだろう・・・。こんなことしてる暇あったらコンパに参加して婚活しなきゃならん身分なのに・・・(笑)。
とりあえず2匹とも順調に巣箱で生活を送っています。
今後はどのようにブログ内で報告をしようか考えてみたいと思います。
最終的には、アシダカグモを入れて昆虫大戦争を巻き起こしてみたいという願望もあります。
ゴキブリ対アシダカグモ。想像しただけでワクワクしてきませんか?
追記:ゴキブリの逃亡事件が発生
当ブログ記事を投稿した翌日、巣箱に移した2匹のゴキブリのうち、1匹が逃亡しました。原因は、虫カゴのフタのサイズが容器と合っておらず、隙間が生じて、そこから逃げた模様。触覚が片方だけの1匹だけが残っている状態。ゴキブリにとって触覚とは命ともいえそうです。後日、新たに虫かごを購入し、再度、生け捕りを敢行してご報告致します。以上。