うわぁヾ(o´∀`o)ノ!
「なになに!?なにがあったの?またゴキブリが出たの?」
とお思いの当ブログへお越しいただいた方々、ご安心ください。ゴキブリではありません(笑)。実はですね、久しぶりに手にとった絵本を開いて、思わず口から飛び出した感激の言葉なのです!まるで、クリスマスにサンタクロースからプレゼントが届いた時のように!!!
「え!?大人が絵本を読んでそんなにも感動するの!?」
はい、私自身は驚嘆の言葉が口から飛び出るほど感動・感激したのですよ!少なくとも、似たような感覚で読んでもらえる大人が日本には大勢いると思います。なんといってもね、この絵本、とてもカラフルなんですよ!
いや、すいません言い過ぎたかもしれません。私の中ではとてもカラフルだった!と書くのが正確でしょうね。操る色彩がモノクロの昆虫たちをここまで魅力的に描けるのか!?と驚きましたよ正直ねΣ(=゚ω゚=;)。
肝心の絵本のタイトルなんですが、その名も『蚊のフレデリック』!。
そうです、メインキャラクター主人公は、今話題の!?(デング熱で)害虫の蚊・・・(汗)。
あ、ほらほら、あまり引かないでください(笑)、とりあえず最後まで読んでくださいよ、話はそれからですよ・・・。
デデンっ(`・ω・´)ノぎゃわわ!
蚊のフレデリック!

絵本:蚊のフレデリック
この絵本(児童書)、作者はアントゥーン・クリングスというフランス人の絵本作家なのだそうです。
グラフィック・アートを学んだあとに、ウンガロのもとで4年間テキスタイル(布地)のデザインを手がけたそうです。
え!?はい、当然私はウンガロなんて知りません(笑)。田舎のオッサンだもの・・・。
で、ウンガロをちょろっと検索してみるとまぁ、それはそれは良いファッションブランドだそうで(嘘、あんまりよく分かってないwww)、いやはやなるほど。
だからこのような色彩センスバツグンのイラストが描けるのか!と妙に納得した次第でございます。
やっぱりファッション業界出身者は凄いなぁと感心しました。自分には絶対に生み出せない色使い、子供の頃の駄菓子!?を思いおこさせるようなポップキャンディー調の色味が魅力的なんですよね(笑)。
うん、この作者にはぜひゴキブリをカラフルに描いて欲しいですねぇ。いやもう既に描かれているのかな探してみることにしましょう。さて、以下は簡単な紹介でございます。
虫の国で医者として働く蚊の親子物語

登場人物キャラのカラフルなイラスト
みつばち、かたつむり、いもむし、ほたる、てんとうむし、あり、きりぎりす、いろーんな昆虫がカラフルに描かれてるよ!
(※全ての昆虫が登場するわけじゃないよ。)
「にわの小さななかまたち」の主人公は、虫たちです。ただしこの庭は、「魔法の庭」というか、不思議な世界で、みつばちも、蚊も、かたつむりも、いもむしも、ほたるも、みんな言葉を持ち、なんだか人間のような暮らしをしています。
ポップキャンディーのような登場キャラクターたちを見るだけでワクワクして興奮してきますよね!?なんとも鮮やかに描かれた昆虫たちが、本の中から飛び出して部屋の中を飛び回りそうなほど生き生きと可愛らしく描かれています!はぁ、これ読んだら自分も絵本を描きたくなってきた。

物語の主人公を演じる蚊のフレデリック
主人公は、蚊。はい、「カ」です。ちょちょちょ、パソコンの画面を叩こうとしないでくださいよ(笑)!
あくまでも想像上の、作者の空想上で描かれた蚊なんですからね!
この絵本の中では人間の血を吸うどころか、虫の世界のお医者さんという大事な役割を担っています。

頭を抱えて考えこむフレデリック
フレデリックのお父さん蚊はお医者さん。とても腕の良いお医者さんで有名で、そんなお父さんは息子のフレデリックも医者にしたいそうです。
だから、勉強をさせるんですが、当のフレデリックは勉強に乗り気でない様子。ふんふん、よくある話だ、というか、まるで人間じゃないか!?

昆虫たちの危機をユーモラスに描いた場面
カラフルな昆虫たちがフレデリック親子の家に訪れてきますよ。様々な悩みや問題を抱えた昆虫たちが頼れるのは医者であるフレデリックお父さんのようです。
しかし、今回はとても深刻な状況へ陥ってしまうのです。ハラハラ・ドキドキの展開と、イラストの艶やかさの対比が緊張感を高めるぅ~!

キッチンで何やら調理をするフレデリック
お父さん蚊のピンチに、息子のフレデリックが遂に立ち上がる!
『テーブルにはカラフルなポップキャンディー、そしてその後ろで火をくべた鍋で調理・料理をするフレデリック・・・。』
壁に映るフレデリックの影が臨場感を引き出していますね。

登場キャラ紹介の主人公フレデリック
さて、私が紹介できるのはここまでです。
『はぁ!?それでフレデリックは何をしているの?お父さんはどうしたの?』
という方はぜひ絵本を手に入れて読んでみてください。そういえば、考えてみると絵本って親から子へ、子から子へ、お兄ちゃんから弟へ、弟から妹へと引き継がれていきますね、とふと思いました。
私個人のオススメ読者は子どもたちよりも、大人でしょうかね。小説やビジネス本を読んでいる大人にこそ、読書の合間に手にとって欲しい絵本ですね。
ふぅっと一息ついてコーヒー飲みながらパラパラとページをめくる。ページ数も文字数も少ないし、ポップな虫達を眺めるだけでも心が休まりますよ。
コメント
続きがかなり気になりますね・・・
それに血を吸うカはみんなメスですからね。
フレデリックもそのお父さんも血を吸う訳では無いから問題無いでしょう。
昆虫の中にもこういう微笑ましい社会構成があったら楽しいんですけどね。
ヨロイモグラさん、この本は大人でも想像力を刺激してくれる内容で気軽に読めました。昆虫たちの色使いを眺めるだけでも楽しいです。ファッション好きな方なら気に入るかも。