今まで生きてきた中で、数回しか遭遇したことのない生き物がいます。
その中のひとつが今回紹介するアリグモ(蟻蜘蛛)。
『ん?なんですって?アリとクモ?なんちゅう名前をしてるんですか(゚д゚;)!?』
と、
こころの中でつぶやいたヒト、ひい、ふう、みい、よお・・・・意外と多いのでは(汗)?
クモに似たアリ?
それとも
アリに似たクモ?
どっちなんですか?クエスチョンマークが脳内を埋め尽くしそうになっているかもしれませんね。
ですが、こればっかりは文字だけでは分かりません。
でも、多分、あなたが頭のなかで「モワモワモワ~」と想像した架空の生き物・・・
それがそのまんま存在するとしたら・・・
恐らく、そんな見た目をしているとしたら・・・
はい、それが当たっている可能性が高いです。
では、ご覧頂きましょう!
『アリグモさん、出ておいで!』
(;´゚д゚`)え!?
あ、アリ・・・なの?
でも、なんだかお面?ヘルメット?を被っている?
(;´゚д゚`)おお!?ち、違うようだ!頭が・・・まんま蜘蛛(クモ)!?しかも牙・アゴが超デカイ!なんなんだこの生き物は!?でも、ちょっとだけカッコいい。
コワモテ(強面)な見た目とは違って臆病なのでしょうか、狭い場所に隠れてジッと周囲の様子を伺っています。
そっと隠れ場所を取り除いてみると、身体・全身を一直線にまっすぐ伸ばして隠れるのが習性のようです。それにしても巨大な頭部、特に上顎が非常に発達していて目立ちますね。
率直な疑問( ̄д ̄)?が、この生き物は蟻(アリ)なのか?それとも蜘蛛(クモ)なのか?ということですよね。
※こんな時はウィキペディアで調べるに限ります。
アリグモ(蟻蜘蛛)は、ハエトリグモ科アリグモ属のクモ、および、これに属する種の一つを指す。分布する地域は、北海道南部・本州・四国・九州・沖縄。照葉樹林帯に多い。
アリに非常によく似た姿と大きさをしている。
・・・
頭部と胸部が分かれて見えること、腹部にも節があるように見えることから、その姿は非常にアリに似ていて、生きて歩いている場合にはよく見なければ区別できない。
・・・
アリに似ていることから、擬態しているものと考えられる。擬態の目的として、「アリを捕食するため」の攻撃的擬態という説と「アリに似せることで外敵から身を守るため」という隠蔽的擬態(ベイツ型擬態)であるとの説があった。https://goo.gl/SEY7r6
アリに非常に似たクモらしいです。
ふと、なんだかケンタウロス(上半身が人間で下半身が馬)を思い出しました。
外見もビックリですが、動きに関してもビックリするほど・・・
アリとクモ、両方にソックリ(笑)。蟻のような、でも蜘蛛でもある、なんていうか両方を足して2で割った?いやいや、まるでアリとクモがフュージョンしたような動きなんですよ。
写真、画像では伝わらないと思ったので動画を撮影しました。
アリのような蜘蛛?クモのような蟻?アリグモって何だ!
前脚を蟻の触覚のように動かして擬態するアリグモ
ハッキリ言って・・・カッコいい(笑)!
※私個人の感想です。
身体は蟻(アリ)で、頭が蜘蛛(クモ)?しかもアゴが強烈に大きくて・・・なんだか、南米大陸?のクワガタみたいで超カッコいい(笑)!
前脚を蟻の触覚のように動かして擬態するアリグモ(蟻蜘蛛)
ですが、動きはやっぱりちょっと怖いですね。
アリのようでクモ、蜘蛛のようで蟻、なんだか凄いですね・・・。
蟻(アリ)に擬態したアリグモ(ハエトリグモ科アリグモ属)
インターネット上で調べようにも情報が少なすぎてあまり詳細が分かりませんでした。何を食べるのか、どのように獲物を捕獲するのか、種類などまだまだ不明な生き物?
この風貌でゴキブリを食べてくれるなら益虫界に新たなヒーロー(ヒロイン?)登場の予感がしたのですが、いや、せめて蚊を食らってくれれば・・・。
ん~、この強靭そうなアゴで捕まえる餌(エサ)ってなんなのでしょうか。
アリグモの牙・顎(アゴ)を接写で動画撮影した
蟻に擬態した目的は獲物を捕まえるためなのか、それとも天敵から実を守るためなのか、その両方なのか・・・。
ハエトリグモが好きな人にはたまらない可愛さかもしれないですね。
とても立派なアゴだこと・・。
頭部はまんま蜘蛛ですね。
遠くを見つめるアリグモの視線の先にあるものは・・・。
アシダカグモを髣髴とさせるような頑丈そうな大顎、それでいてハエトリグモのキュートなお目々も併せ持った蜘蛛さん。
もっともっとアリグモについて知りたくなりました。
コメント
ありだろって思ってぺってやったら空中にそいつが浮いてて、と思ったら糸をたがるように登ってきてえええ???ってなってたとこなんですよ。どう考えてもその特性は蜘蛛なのでありのような蜘蛛がいるのかなって調べたらここに行き着きました。そんな虫もいるんですねw
スライムさん、アリグモの存在を知らない状態で初対面した時の衝撃ったらもうそりゃあ言葉にできないぐらいのものがありましたよね(笑)