
ファンの大声援に辟易するアシダカグモと、羨むゴキブリ
※この記事は、害虫を捕食する軍曹ことアシダカグモにファンが声援を送り、嫉妬するチャバネゴキブリの関係を妄想で描いた内容です。
小型の害虫チャバネゴキブリ、嫌いです(笑)。
大型のワモンゴキブリよりはマシだけど、やっぱり嫌いです。
というのも、小さいからか狭い隙間からも侵入してくる厄介な奴だから。
バイクや自動車でもドアの隙間などから密かに忍び込み、運転中に突然フロントガラスを走り抜けて驚かされ、ハンドル操作を誤りそうになったのは一度や二度じゃありませんヽ(#゚Д゚)ノ!
特に、バイク走行中にヘルメット内に隠れていたチャバネゴキブリが突然目の前を横切った時のこの世の終わり感は言葉や文字では表せません(笑)
↑バイク・自動車メーカーさん、ユーザーアンケートの際に運転操作を誤りそうになった原因・理由も調べてみてください。きっと昆虫が関係しているのがあるはず。
私、
”世の中で起きている交通事故の数件は、ゴキブリや蚊など害虫が入り込んで人をビックリさせたことが原因じゃないか”
と疑っています。
で、つい先日もそんな厄介なチャバネゴキブリがクルマの中で出現しまして、そしてなんという幸運?偶然?いやゴキブリからしたら不運?それでも私にとってはラッキーなことで、おせっかい心に火が着いた私は両者を対面させることにしました。(←なんで(笑)?)

サイズの小さい幼齢・子どもアシダカグモ
はじめはよそよそしかったアシダカグモさんでしたが、

狭い隙間から家屋内に侵入する厄介な害虫チャバネゴキブリ
天敵とされる蜘蛛が近くにいることもつゆ知らず近寄ったチャバネゴキブリさん、
「キャー(≧▽≦)!あれはもしやチャバネゴキブリさん!?私の愛しの御方、こんなチャンスを逃すわけにはいかないわ!」
シュババッε=ε=○°`Д´°) //

チャバネゴキブリの背後から忍び寄り飛びついたアシダカグモ
ガシッ!と背後から抱きつかれたのです!危うしチャバネゴキブリ!頑張れアシダカグモ!両者の追うものと追われるものの姿を観察していた私はあることに気がついたのです∑(ι´Дン)ノ!
アシダカグモはゴキブリが大好き!
対して、
ゴキブリはアシダカグモが嫌いなことに!
つまりそれは、”自然界は弱肉強食の世界ではなく、片方の強烈な片思いから成り立っている”のではないでしょうか(;´∀`)!?
チャバネ&その他ゴキブリは捕食者のアシダカグモが猛烈に嫌いなんだ!

チャバネゴキブリを捕食するアシダカグモ
一度捕まえたらガッチリ抑え込んで離さないアシダカグモの深く強すぎる愛が、チャバネゴキブリを深愛の底へ引きずり込んでいく・・・

チャバネゴキブリを捕食するアシダカグモ
長くキツいキッスの雨が降りしきる姿は、まさに種の壁を超えた愛の接吻!

毛で覆われたアシダカグモの腹部
ツルツルのゴキブリに対し、モフモフのアシダカグモ!人間だってそうですよね、お互いにないものを持っている相手に対して惹かれてしまう、それは昆虫界でも一緒なのかもしれません(笑)!

力尽きていくチャバネゴキブリ
しかし、その大きすぎる愛に力尽きていくチャバネゴキブリ・・・

つぶらな瞳で周囲を警戒しながらチャバネゴキブリを仕留めるアシダカグモ
表情一つ変えずに愛を注ぎ続けるアシダカ軍曹の顔は、たとえ小さな(幼齢)子どもでも威厳あるのが写真からも伝わってくるでしょう!

チャバネゴキブリを捕食するアシダカグモ
抱きしめられ続けたチャバネゴキブリはピクリとも動かなくなり、息絶えてしまいました。

チャバネゴキブリを捕食するアシダカグモ
逆に、チャバネゴキブリの生命力を吸い上げたアシダカ軍曹はチカラがみなぎり元気100倍になったようにも見えます

食後のアシダカグモは腹部が膨らんでいた
残酷なようにも映る種の壁を超えた愛の讃歌は、今も地球上で繰り広げられていることでしょう!
さあ、ここまで見たアナタは、愛車の運転を邪魔する厄介者を退治してくれるアシダカ軍曹のファンになったのではないでしょうか?でも、声援を送るのはほどほどにしてくださいね、だって、ゴキブリが嫉妬してしまうかもしれませんから\(^o^)/
え?違う?・・・
「ふーん、で?それが一体なんなの?」
・・・なんてそっけない感想。
ええ、まーつまり、私が何が言いたいのかというと、アシダカグモは殺さないで!ってことです(笑)。