今読まなくていつ読む!? 殺人害虫の王様「蚊」

『蚊』。たった一文字、一言、一秒にも満たない瞬間に言い表せる『蚊』。

漢字でも一文字、カタカナでも『カ』一文字、ひらがなでも『か』一文字、

そして、たった数分での一突、一刺しで人間の命をも奪ってしまう原因を作り出す『カ』。

こんなに小さいのに怖い生き物はそうはいない。

(※ちなみに蚊を英語では『mosquito(モスキート)』と長くなる。日本語が便利だぜ!)

なんと、この地球上で最も人間を殺し命を奪っている凶悪な生き物が『蚊』らしいのです。

夏休み期間中の現在、海水浴を楽しむ人達を恐怖に陥れた鮫(サメ)なんて甘っちょろい、

クマ、虎、ワニなんて蚊からすりゃ可愛い生き物じゃない、か!?(*ノω・*)テヘ・・・。

しかしながら!私はそんな様々な感染症を媒介する『蚊』についてあまり知らないのです。これは困りました。

自分と自分の大切な人達が、『蚊』によってこの世から奪われてしまう危機が今すぐ近くで隠れながr舌なめずりをしているかも!?しれないというのに・・・。

で、私が新たに手にとって読んでみた本を紹介してみようと思ったのです。

パラパラーッと読めちゃうほど面白い本のタイトルは、『蚊の科学 (おもしろサイエンス)』。

まさに目からウロコが落ちる!という表現がピッタリな面白く読みながら蚊について詳しくなれる本です。

本:おもしろサイエンス 蚊の科学

本:おもしろサイエンス 蚊の科学

っと、そんなことを書きながらも、キーボードを叩く私の腕には蚊が留まって血を吸っているわけなんであります(笑)。

はぁ、もう吸いたいだけ吸ってくださいよ。しかしね、この記事が拡散される頃には大勢の仲間達の存続が危うくなることを君は知らんのだね?うん、よろしい。

言っておきたいこと、読んでほしいことが1点あるんですが、この本を読むことで刺されなくなる方法が得られるというよりは、蚊、という生き物に関する知識が増えるという目的で読んで欲しいです。

刺されたくない方法はホームセンターの害虫駆除コーナー担当者に相談したほうが確実ですよ。売れ筋商品の情報も聞き出せて一石二鳥ですよ。

そうそう、先日も蚊取り線香を買いに行ったんですよ奥さん、そしたらモスキートウエア、なんていうお洒落な名前の、でも見た目はダサい(失礼)防寒具ならぬ防蚊具(ぼうかぐ?)があるじゃありませんか!?

もうね外出する際はそれ着て携帯用の蚊取り線香入れ持って虫刺されムヒ持ってニンニクをクビからぶら下げたら完璧じゃない!?なんて思ったわけです(笑)。

真に恐れるべきはゴキブリにあらず!蚊こそ恐るべし!?

思った以上にページ数があるかもしれませんが、蚊について知りたい、興味があるならば私のように1時間ちょっとで全ページを読破できちゃいますよ!

フンガフンガっと鼻息あらく楽しく読めました。もちろん、横には蚊取り線香を焚いてね。(※読みながら蚊に刺されたら悔しいからwww)

蚊に刺され黄熱病に罹り亡くなった野口英世

蚊に刺され黄熱病に罹り亡くなった野口英世

千円札の肖像にも鳴っている、あの有名な細菌学者の野口英世さん。

黄熱病の研究中に野口自身も罹患し死去するのですが、蚊に刺されたことが原因だというのは知らなかったです。

って、ウィキペディアも読んでみたらそっちのほうが情報量が膨大であるという(笑)。

私が読んで面白かったポイント

  • 万葉集にも「蚊」という言葉が出てくる。
  • 人間の動きがスローモーションに見えてる。
  • 攻撃的で東郷平八郎のようなトウゴウヤブカがいる。
  • 蚊(ボウフラ)を食べる蚊(ボウフラ)がいる。
  • 死骸自体がアレルギーの原因になる蚊がいる。
  • 年中、蚊に刺されると免疫が出来、痒くなくなる。
  • 野口英世は蚊に刺されたことが原因で黄熱に罹った。
  • 蚊が媒介するデング熱に特効薬はなく対症療法だけ。
  • 蚊はエイズ(AIDS)を移さない。
  • 蚊について書かれた本は、思っている以上に少ない。
  • 太平洋戦争時、ダグラス・マッカーサーが言った言葉
    「日本兵よりもマラリアとの戦いのために兵力が要る」
  • 人種差別でノーベル賞を逃した日本人がいる!?
  • 天然ハーブ、虫除けハーブで蚊除けを作れる。
  • 蚊取り線香は日本が世界に誇る発明品である。
  • 成虫の駆除よりも幼虫(ボウフラ)の駆除が重要

どうです蚊?読みたくなったでしょ?え!?こんなの常識ですって?当たり前!?ふぇ~ん、今日から師匠と呼ばせてくださいませ~!!!

蚊遣り豚と飛んでいる蚊

蚊遣り豚と飛んでいる蚊

最後にちょっとだけ不満というか、『蚊とりん』について記述された本・書籍を読んだことがないのです!

これは大きな大きな損失ですよ!蚊について研究されてる方々、なぜ『蚊とりん』を取り上げないのですか!?

テレビでも雑誌でも見掛けないのです!私が見落としているだけでしょうか!?

誰かから圧力がかかって載せられない、放映できないの!?