とある日の早朝、めずらしく早起きしたもんだから二度寝しようと・・・じゃなくてせっかくだから散歩でもしようと外へ出た。まだ日も明けない時間帯、目の前を新聞配達の自転車が通り過ぎる頃。
普段は恥ずかしくて外ではやらない、デューク更家の腰痛め寸前のクネクネ歩きをしながらゆっくりじんわりと体を温める。と、何やら足元に気配を感じる・・・視線を下に向けてみると・・・
ええ(;´゚д゚`)!?
ん!?通り過ぎる自動車のランプに反射して光る目が2つ・・・。もしかして・・・
(^・ω・^)ふぇ!?
(^・ω・^)テケテケテンッ!
と走り去っていく・・・。呆然と立ち尽くす私・・・。しばらくそのままの状態で立っていると、やがて朝日が昇って周囲が明るくなってきたのです。すると、謎の物体の正体が明らかになったのでした。
小さな子猫同士が体を寄せ合い暖め合うネコの家族愛に遭遇
ウツラウツラ・・・今にも眠りそうな子猫が佇んでいたのです!
お世辞にもお綺麗とは表現できない子猫ですが、まだ朝も早いということで
船を漕いで現実世界と夢の世界を行き来しています。
そろそろ、起きる時間なんですがね・・・。
すると!?なんということでしょうか!しばらく様子を見ていると、
もう1匹が近寄ってきて体を寄せ合い合流!そして密着!
体を寄せ合い肌寒い季節を乗り越える知恵を生まれながらにして備えているようです。と・・・
(;´゚д゚`)ええ!?
視線をズラスと別の1匹がじっと私を観察しているぅ!しかも鋭い眼光で!
きっと分かっているのでしょう、目の前の人間が、野良猫の排便排尿ウンチで困り切っていることを。
だから、猫を嫌っているのかもしれないオーラを怪しんでいるのかも・・・と。
でも安心してください、私は猫が嫌いじゃないんだよ。
安易に餌を与えて自己満足する同類の人間が嫌いなんだよ、と。
家族勢揃い!?いや、お母さん猫が側からそっと見つめていた。
しばらくすると3匹が合流してネコ団子みたいに固まったー(笑)!
なんという仲睦まじい光景でしょうか、冷えきった私の体と心がほっこりと温まったのは言うまでもありません。
それからジーっと座り込み朝日が照らし出す。そうか、これは日向ぼっこだな。
(^・ω・^)「おい、あの人間さ、ずっと自分たちを見てるけど何か用があるのかな?同情するなら食べもんくれよって言いに行こうか?兄ちゃん。ん?止めとけって?分かったよそうするよ。」
暖かそう・・・。
(^・ω・^)「あの人間、羨ましそうに自分たちを見ているよ、この輪の中に入れて欲しいのかな?でも、汗臭そうで加齢臭もキツそうだから無視しちゃおうぜ、匂いが移っちまうぜ(笑)。」
なんと、3匹とも眠ってしまいました・・・。そろそろ私もこの場を去ろうかな、そう思った矢先でした・・・。
シュババッε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
(;´゚д゚`)ええ!?
私の目の前を光速で横切る影があったのです!なに!?なにが起きたの!?パニック状態に陥る私を横目に眠り続ける3匹の子猫たち・・・。
シュババッε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
首がコキッ!と鳴るほど急いで振り向いたのでちょっとだけ痛めそうになりましたが頑張って影を追いかけてみると・・・
(;´゚д゚`)ええ!?
振り返ると・・・親猫らしき1匹が鋭い眼光で私を睨んでいたのです。そ、そうだよね明らかに怪しいよね・・・。ということでそっと、その場を去りました。