※タイトルは釣りです。実際にやってはいませんが、後述する内容に対しての喜怒哀楽の判断は各自に任せます。私は猫好きですが、ウンチの臭いは嫌いです。あ、正確に言うと猫を放し飼いにしてエサ与えるだけで糞尿の管理をしない人間は大嫌いです。
また、
※食事中、または食前の閲覧を控えて下さい。当記事ページ内では、気分を害する恐れの高い画像を掲載しています。鈍感な方、精神的にタフな方以外の閲覧は自己責任で行って下さい。吐き気を感じた、目眩がした等のクレームを管理人に対して行わないで下さい、一切の責任を負えません(汗)。
そして、投稿・公開するまえに読み返したら訳分からんごちゃごちゃの内容になってしまったな(笑)まあいいか、と感じました。
それでは・・・
うっぷ(´ρ`*)・・・臭え・・・
なんじゃこの悪臭は・・・鼻がひん曲がりそうなほどの刺激臭・・・。
※嗅覚の違いで表現方法は変わります。または環境で慣れているかいないのかでも。
幸いにも食事中でなかったのが不幸中の幸いか、思考を中断せざるを得ないほどの衝撃を食らった臭いだったため、すぐさま行動に移すことにしました。
(* ̄^^ ̄*)クンクン、この悪臭・・・以前に何度も嗅いだことがある、クンクン。
鼻をヒクヒクさせながら、悪臭を辿って原因を探る旅に出発した私は、左手にデジタルカメラ、そして右手で鼻の穴を交互につまみながら一歩一歩、前進したのです、クンクン。
クン、クンクン・・・ここか?いやあそこか?
クンクン・・・ヒクヒク・・・
悪いことする奴はどごだぁ~クンクン・・・。
キョロキョロ、クンクン・・・。
ガサガサ・・・、ん~( ̄д ̄)・・・
クンクン(* ̄^^ ̄*)ヒクヒク・・・ここだな?この草むらの中に隠れてやがるな?
(#`皿´)おい!出てきやがれこの悪臭野郎!出て来ねえと容赦しねえぞコラ!
『・・・』
(#`皿´)温厚な人柄と冷静沈着な男として周囲から見られて・・・はいないが、そろそろマジで怒っちゃうよ?いいの?別に噛んだりしないから、ただその臭いを抱えて別の場所に行ってくれればいいんだから、な?そろそろ観念して出て来いよ・・・
『・・・』
(#`皿´;)ぷるぷるぷるぷるっ・・・※怒りで全身が震えだしている・・・
”ヤバイヨ、悪臭野郎さん、あの人間はやる時はやるんだ、だから右手が鼻から離れてスコップを手に取り一刀両断で振り下ろされない間に早く出てきておくれ、そして別の場所に引っ越し手遅れ・・・ヤバイヨヤバイヨ”(※周囲を飛び回っているセンチニクバエの心の声)
(#`皿´)ガサガサ、棒っ切れで草をかき分け、悪臭野郎の正体を暴いてやるぜ!ガサガサ、ガサガサ・・・
ん?
(#`皿´)・・・。やっぱりな、やっぱりそうだ。
言わんこっちゃない、悪臭野郎の正体は、またアイツだったんだな・・・。
野良猫の糞!ウンチ(笑)!臭え!超絶に臭い(笑)!
え?人間のウンチだって臭い?人間はひとんちでウンチするの?トイレでやるでしょ?
ノラネコ・・・いや、現在は体裁よく「地域猫・ホームレスねこ」とか呼んじゃうの?いやいや、名前変えてもウンチの臭いは変わらないでしょ(笑)!
呼び方変えて糞尿被害が減るの?ウンチの臭いが柔軟剤のように変わるの?捨てる人が減るの?ただのネコ好きの自己満足じゃないの?なんて受け取られても仕方ないかもしれません。
ううう(TдT)、ダイソーで購入した猫除けアイテム、全くと言っていいほど効果ゼロ。悲しいほどに意味がなかったことが証明されました・・・。
しかし、驚いたことに私は怒るのではなくプッと吹き出して笑っていたのです。
以前の私なら、
ムキー(#`皿´)!野良猫のウンチ、ムッキー!飼い主ちゃんと持って帰れムキー!放し飼いにするなら便所代金を請求するぞムッキー!そうだ!捕まえて首輪して鍵外して欲しいなら記載した番号に電話して下さい、謝礼を受け取る準備は整っています(※あ、非通知は拒否設定しています)と札を下げようかなんてな、冗談ですよギャハハ、でもね、エサ与えるならウンチ持って帰ってよムッキー!
と怒っていたはずなのに・・・。
それはとある物語がキッカケだったのです・・・。
野良猫が人の家にウンチする原因を分析して行動しろよ?
2015年12月28日TBS系にて放送された『赤めだか』、見た人はいるでしょうか。
立川談春をジャニーズアイドル嵐の二宮和也、その師匠で不世出の天才・立川談志を映画監督としても活躍するビートたけしが演じた師弟愛物語。
17歳という若さの立川談春が、「天才」 「風雲児」 と言われた故・立川談志のもとに弟子入りし、新聞配達をしながら生計を立て、弟子仲間たちと苦楽を共にしながら成長していく様子と、誰よりも落語を愛し、落語に挑み続けた男・立川談志の破天荒な生き様を中心に超豪華キャストで鮮やかに描き出す。
私は落語に関しては全くの無知、上方落語と江戸落語の違いすら最近知ったぐらい。一番好きな落語家は桂三枝(の創作落語CDを繰り返し聴いている)ですが、十数年前に一度、衝撃を受けたことがあります。
※落語に詳しい方がコメントでタイトルを教えてくれたらひっくり返るほど喜びますよ。
とんでもなくおぼろげなんですが、ベケベンベンと三味線の音と、話が交互に繰り返される。ある山道?で男が女を助けるために悪者?を成敗する様子を語る?
これだけ(笑)。場所や時期は覚えてないけど、頭のなかで映像が浮かんできた衝撃は覚えている。でもうまく文字にできないけれど、当時は目を瞑っていたのに映画館にいるようなほどのリアルに映像が頭のなかに浮かんできて、落語ってとんでもねえ!と感じた記憶があるのです。
あ、話が脱線しすぎましたね。
赤めだかの中で落語家の立川談志は猫嫌い?なのかというシーンがありました。
談志の家の塀を歩く猫が不愉快で、弟子に空気銃で撃って追いはらうよう指示する(笑)。ただし当てるなよ、重傷でいいって(笑)。当てないと重傷にならないじゃん(笑)ってゲラゲラ笑いながら観ましたよ。笑いあり涙あり、師弟愛、家族愛、なんじゃこの素晴らしい物語は。
その中でも強烈に記憶に刻み込まれたシーンがあります。もうこれだけを見るために作品を手にとって欲しいぐらい。
談志が弟子の志らくに稽古をつけている時、
焼き餅は 遠火で焼けよ焼く人の 胸を焦がさず 味わいもよし
”やきもち”すなわち嫉妬とは何か教えてやる。
いいか?己(おの)が努力 行動を起こさずに相手の弱みをあげつらって自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬というんです。
本来なら相手に並び、抜くための行動、生活をすればそれで解決するんだ。
しかし、人間はなかなかそれができない。嫉妬してるほうが楽だからな。
けどな、よく覚えとけ、現実は正解なんだ。
時代が悪いの、世の中が悪いのと言ったところで状況は何も変わらない。
現実は現実だ。その現状を理解し、分析しろ。
そこには必ず「なぜそうなったのか」という原因がある。
それが認識できたら、あとは行動すればいいんだ。
そういう状況判断もできないようなやつを、俺の基準では馬鹿という。
※『映画:赤めだか』で北野武演じる立川談志が弟子に話した内容。
と、物語中では談春に対して投げかけたようなシーンでした。
ああ、そうか。野良猫がウンチをするのは原因があるんだな。それは飼い主の監督不行き届きでもあれば、ウンチされる場所が野良猫にとって居心地がいいからなのかもしれない。赤めだかを見た後、とりあえず、激昂するんではなくて冷静に状況を分析してみようか、という習慣を身につけられた、かもしれません。
塀を歩いただけで空気銃で撃たれたら、もしウンチしてたら絶対に捕まっていただろうな(笑)とか考えるだけでゲラゲラ笑えてきて面白かったですし、でも当てるなよ、とか優しさ?も持ち合わせた談志、こんど聴いてみようかな。
※赤めだか、ビートたけしの滑舌に慣れてないもんで字幕付きで観ましたよ。