いっせぇのぉ~で、さんはいっ!もぉ~いぃ~くつねぇるぅとぉ~♪、クリスマスを駆け抜けてぇ♪、お正月で食い過ぎ太ってぇ♪、ゴキブリの活動期~♪(笑)!ギャハハハ!
あ、フザケてごめんなさい。ゴホンッ!仕切りなおして・・・えと、私は、今だからこそ皆様に声を大にして言いたいことがあります!
(※いえ、別に寒い12月の冬だからゴキブリのネタが切れただけでしょ(笑)?と突っ込まないでください。だって・・・面と向かって指摘されたら・・・反論を返せないのが悔しいですが、半分は当たっているのです・・・ギャハハ。)
私の主張とは、
ユウレイグモを殺さないで!
だって、
小さい虫を食べる益虫だから!
はい、ここで「ゆうれいぐも?」と疑問を持たれた方、恐らく今までに一度くらいは目にしたことがあると思います。
え?いえいえ、水木しげる先生の妖怪じゃありませんよ。(※ユウレイグモをモチーフにした妖怪はいるかもしれないけど)
とても長い脚をした蜘蛛なんです。家の中で普段、誰も立ち入らない場所でホコリが溜まっていればいるかもしれませんよ。
こんなちょっと見た目が怖い蜘蛛が
ギャ~(((;゚;Д;゚;)))!
という悲鳴を上げてハエ叩き、または丸めた新聞紙で追い掛け回して叩き殺そうとする人もセットで見たことがあると思います。または殺虫剤スプレーでプシューッ!と吹きかけていたり。
でも、実際はこの蜘蛛は小さい虫を食べてくれる益虫なんですよ。だから極力、殺さないで欲しいのです。我が家では場所を移動して欲しくて巣を壊すことはあってもユウレイグモ自体に攻撃を加えません。
逆に、「いつもありがとう」なんて言葉をかけながら網を壊しつつ蜘蛛は移動してもらいます。はい、つまり常に掃除を心がけて掃除する場所にはユウレイグモはなかなか巣を張りません。
我が家では家の中で見かけた時は捕獲して外へ逃します。で、ホコリが溜まっている場所は掃除し、外でユウレイグモにいて欲しい場所は掃除しません。そこから虫の侵入を防いでくれるから。
ホコリが溜まりやすい軒先や物陰に隠れた場所を住処にして
ちなみにユウレイグモにも複数の種類があるらしく、今回、私が撮影したユウレイグモは「イエユウレイグモ」という種らしいです。北海道を除く日本各地で生息しているようです。
玄関近くの踏み台の中に糸で網を張って巣を作り住んでいます。この踏み台の中は掃除せずに放置。
敢えて、ユウレイグモを住まわせています。我が家の番犬ならぬ番蜘蛛という役目を担っているのがイエユウレイグモなんですよ!!!
虫が家屋内に侵入してきそうな場所も、大きいゴミは拾うけれどもある程度は残すんです。
上の写真のような感じで埃っぽい状況を敢えて放置するんです。この巣に小さい虫が引っ掛かるケケケッ!
ん?何やら隙間に黒い物体が引っかかって宙ぶらりんになっていますね。そうそう、こんな風に何も知らない虫が近づいて捕らえられちゃうんですよケケケッ!では、もっと近づいてみましょうか。
おっと、黒い物体の形状からゴキブリの卵・卵鞘か!?と思ったのですが形状や色が似ている植物の種子のようです。ま、こんな感じで虫が捕らえられる様子を私は勝手に1人で現行犯逮捕ぉ!とか呼んでます。
ただ、ちょっとね、イエユウレイグモは巣を作るのが得意なようではないのか、綺麗な網を張れないようです。
ちょっと汚いというか下手くそな感じ。これは来客のたびに言い訳じゃなくて説明しないとダラしない人間だと勘違いされてしまいがち。
と書くと怒られそうだけど、イエユウレイグモ自体はとても臆病で慣れてしまえば全然怖くはない蜘蛛なんですよね。さすがに素手では触らないけれど。でも噛むようなことは報告されてないそうですよ。たぶんね。
外見はオドロオドロしいけれど、見慣れれば非常に細長い脚をしたスーパーモデルのようなスタイルの蜘蛛。幽霊蜘蛛の名前の由来はこの外見からきているのでしょうか。あとブルブル震える動きとか。
頭部が小さくて顕微鏡モードでもなかなか撮影することができません。動きも早くてピントを合わせられません。目視でチェックした感じは・・・映画プレデターのモンスターみたい(笑)。
このプレデター・・・じゃなくてイエユウレイグモは、アシダカグモのように歩きまわって餌・獲物を捕えるのではなく、巣を張って待ち伏せて捕えるタイプ・種の蜘蛛なんですね。罠を仕掛けて敵を討つ!
歩くのはそれほど得意ではないようです。この長くて細い足は巣を移動するために進化したスタイルなのでしょうね。
イエユウレイグモはオス(雄)とメス(雌)で身体に特徴があるらしいのですが、我が家で発見したのはどっちでしょうか。
ゴキブリハンターの軍曹アシダカグモが筋肉ムキムキの戦闘タイプとすれば、真逆タイプのイエユウレイグモは頭脳明晰で冷静沈着なタイプという感じでしょうか。
昔から存在は気付いていたユウレイグモですが、今回、TG-4顕微鏡モードで撮影してみると腹部の模様がヒョウ柄?虎っぽくてカッコいいんだな、と新しい発見ができて非常に嬉しいです(笑)。
コメント
とても面白いブログですね!
我が家では、虫の安全を確保するという方針で、ゴキブリ、ハエやイエユウレイグモ、色んな虫が我が物顔で家の中を闊歩しています。
まあ、猫がヤッたりもするんですがw
たまに犠牲者の亡骸がぽつぽつと床に落ちています。
外にできた蜂の巣も壊しません。
桃の木につくイモムシを肉団子にしてくれますからね。
あ、イモムシ嫌いなわけじゃないんですけどw
人間は、自分たちが偉いと勘違いしすぎていると思います。
自然、動植物、菌やプランクトンなど、色んなもののおかげで私たちがいるのだともっと自覚すべきですよね。
イエユウレイグモですが、私は逃がすときなんかは手の上に乗せますよ。
かわいいのでやってみてください。
うちはユウレイグモに人気らしく、たまにユウレイグモ同士が場所取りで喧嘩する所も見られます。
面白いですよ。
一方が相手にケンカを吹っ掛けるのですが、すぐ逃げてしまう。
でも、ちょっとするとまたちょいかけするんです。
臆病なイエユウレイグモらしい戦い方ですよね(´∀`*)
あ、同じような方がいて興奮してしまいましてすみません。
またブログお邪魔させていただきます。
ありがとうございました。
sato さんコメントありがとうございます。
(;´゚д゚`)!
>我が家では、虫の安全を確保するという方針で、ゴキブリ、ハエやイエユウレイグモ、色んな虫が我が物顔で家の中を闊歩しています。
む、虫の安全。。。
そのタイトルで小説や映画が作れそうですね、一寸の虫にも五分の魂とはsatoさんのようなご家庭で受け継がれてるんですね。
今後もどうぞよろしくお願いします。