実は私、酢(ミツカンの穀物酢)、一味唐辛子(エスビー食品)を使った蚊の幼虫ボウフラ退治を実験しながら、同時進行で別の駆除方法を模索していたのです。
酸っぱい酢、辛い一味唐辛子とくれば、その次は、どの家庭にも置いていそうな次の調味料といえば・・・そう!塩!
さすがに塩分の濃度を高めた雨水の中ではボウフラも塩っ辛くて耐えられないだろう!というアイデア(笑)!なんて単純な思考の脳みそしてんだ(笑)!
いえ、そうでもないんです。だって、酢と一味唐辛子でも殺すことができなかったんですよ!?蚊の幼虫ボウフラは!
その生命力・耐性力に心の芯をへし折られてグッタリとうなだれていた私は、再び立ち上がりヨロヨロになりながらも台所へ向かったのです。
そして、近隣の住民の目を気にしながら(笑)、やっとこさ持ち帰ってきたのが、3匹のボウフラ。そのボウフラ達の目の前に差し出したのが、
伝家の宝刀、(`・ω・´)塩!
調味料の塩とボウフラのコラボ写真
(`・ω・´)『貴様らを生かすも殺すも!ワシの摘み具合ひとつじゃ!ケタケタケタ(笑)!』
と高笑いして水戸黄門の印籠のようにボウフラに見せつけてやったのですが、まったく反応しないでやんの・・・。く、ちょっと悔しい。
で、もう何年も使用し続けている汚れた容器(というのも購入した袋入りの塩を移し替えて使っているのは元はキムチが入っていたのです。)の蓋を開けてと。
お酢でも殺せなかった、さらには一味唐辛子を加えても殺せなかった憎き害虫の妖精ボウフラ。今宵、新たな駆除方法を編み出してデング熱などの感染症で苦しむ人々が救える方法が発見されるだろうか!?(※ま、こんなんで殺せたらみんなやってるよねって話だが)
塩分濃度を高めた環境でもボウフラは生き延びれるのか!?

調味料の塩とボウフラのコラボ写真
(`・ω・´)見てみい!これが塩じゃ!
まだ自分たちに降り掛かる出来事を知らず呑気に及ぶ3匹のボウフラは、真っ白い塩を見てキョトンとしています(※多分)。ひひひ、もう逃げられんぞ、堪忍せいや!
※ボウフラを3匹、捕獲するだけでも結構めんどくさい作業で、しかも近所の人がこの人なにしてるんだろう?と不思議そうに眺めていたので愛想笑いを返してやりました。

真っ白な塩をひとつまみ(一摘み)
料理の味を活かすも殺すも一摘みの塩にかかっているのです。そして、海から誕生して進化してきた地球の覇者・王者の人間でさえ塩分がないと生きていけない。また、摂り過ぎても生きていけない。
そんな命の塩でボウフラを果たして本当に退治できるのだろうか・・・(汗)。ちょっと心配になってきましたが、ここまでくればもうやるしかない。
(`・ω・´)覚悟はいいか!ボウフラ共よ!

ボウフラが泳ぐ雨水に塩を投下!
(;´༎ຶД༎ຶ`)『え!?ちょ、それ塩じゃね!?英語だとSalt、主成分は塩化ナトリウム、広大な海に広がるあの塩辛さがここにも!?ヤメて!酷いわ!鬼!人間なんて鬼だわ!』
羽を生やした蚊に生まれ変わり、早く人間の血液を吸いたいとウズウズするボウフラたちめがけて私は無言で塩を一摘み、空いたもう片方の腕を目の前で立てて祈りを込めます。
いや、怨念というほうが正しいでしょう。この一摘みの塩でボウフラが悶え苦しみ死んだなら、どれだけ多くの人類が助かるでしょうか、アーメン。
(`・ω・´)どりゃあ~!パラパラパラっ
動画:ボウフラが泳ぐ雨水に塩を投入する様子
一摘みの塩を2回、投下してしばらく様子を観察することにしました。
( ´灬`)『・・・。ん!?』
(;´༎ຶД༎ຶ`)『え!?・・・ん!?』

塩が加えられ塩分濃度が上がった雨水の中のボウフラ
( ´灬`;)『・・・。』
(´༎ຶД༎ຶ`;)『・・・。』
10分経過。
あれ、もしかしたら塩が完全に溶けきっていないのかもしれない。瓶を持って揺らして塩を溶かす。

瓶を揺らし塩を完全に溶かす
瓶の底に沈殿していたゴミ・チリが舞い上がり、その浮遊する様子は、悪魔の権化とも評される害虫「蚊」にふさわしい黒い雪のようにも見える。
執念深く、しつこく、疑い深い私は、さらにもう1回、一摘みの塩を追加して瓶を揺らし完全に溶かす。
( ´灬`)『・・・。』
(´༎ຶД༎ຶ`;)『・・・。』
( ´灬`;)『・・・。』
(;´༎ຶД༎ຶ`;)『・・・。』
さらに5分が経過。
( ´灬`;)『・・・。ぼ、ボウフラを、塩で駆除するのは・・・案外、難しいのねん。』
(;´༎ຶД༎ຶ`;)『・・・。へ!?い、生きてる!塩でもボウフラは死なないぞ!オッシャー!ボウフラが人間に勝利した記念すべき日だぁ~!』
( ´灬`;)『ううう、負けた、ボウフラに人間が・・・敗北した歴史上の汚点だ。』
涙をこらえ、嗚咽が漏れつつあった私は、ついに最後の手段にでました。これはお師匠様から絶対に使ってはいけないと封印された必殺技。
武天老師様も使う場面を気をつけろとおっしゃられた、あの奥の手・・・。私は、電気ケトルのスイッチをオンに入れたのです・・・。
ボウフラが泳ぐ雨水に熱湯を注いだら駆除できる!?

電気ケトルで湯を沸かした熱湯の湯気!
写真を見て下さい。電気ケトルの中の熱々の湯!あっつ!カメラで撮影しようとした手が熱風でチリチリに!はい、これはテレビのバラエティ番組で押すよ!押しちゃうよ!のお馴染みの熱湯風呂なんかより数倍熱いです。
マジで火傷します。こんな熱い湯でもボウフラは耐えられるのでしょうか!?いえ、絶対にそんなことはないでしょう。ゴキブリだって熱湯なら1発で駆除できるのですから、ましてや水の中で生きるボウフラが灼熱の温度で生き延びられるわけがありません!
( ´灬`;)『心まで鬼になっちまったぜ。』
たとえ害虫だろうと、ボウフラが泳ぐ水の中に熱湯をぶっかけるなんて鬼のようなことをするからには、まさしく心も鬼にしないといけません。人間の心のままでできることではありません。私は今・・・鬼になります!!!

雨水に熱湯を注ぐ様子
( ´灬`;)→(`皿´)『ゴルァ!舐めんなよボウフラ!』
あっという間に人格が変わり、瓶の中のボウフラを怒鳴り恫喝する別人格が現れたのです!一瞬、ボウフラが怯んだような気がした瞬間がチャンスでした!
(`皿´)『ボウフラぁ!覚悟せいやぁ~!』
(;´༎ຶД༎ຶ`;)『へ!?熱湯ですって!?馬鹿じゃないの!?頭おかしいんじゃないの!?生き延びれるわけ無いじゃん!?鬼!まさしく鬼だわ!』
動画:ボウフラに沸かしたての熱湯を注ぐ様子
トクトクトク。
(`皿´)『ギャハハハっ!熱いか!熱いだろ!』
鬼畜!まさにその瞬間の私はそう呼ばれても笑って返事をする鬼になりきっていました。もし、このまま鬼の心のままだったならば、無事にブログを更新することもできなかったでしょう、はい、私は無事に鬼の国から生還したのです!
(;´༎ຶД༎ຶ`;)『ウギャー!熱いぃ!焼けるぅ~!焼け死ぬぅ~!』

ボウフラが棒状に伸びて動かなくなった
熱湯を注いでから数秒後、3匹のボウフラは熱湯が注がれた海でプカプカと揺られていました。あっという間の出来事でした。
(;´༎ຶД༎ຶ`;)『・・・。』

ボウフラが棒状に伸びて動かなくなった
( ´灬`)『ヤッター!大成功だ!』
3匹の子豚、じゃなくてボウフラは棒状に伸びてプカプカ浮遊する物体に変わり果てたのです。瓶を揺らしても反応がありません。絶死、まさしく彼らは天へ召されたのです。
ドッと疲れに襲われた私は一休みしようと再び電気ケトルのスイッチを入れてコーヒーを飲んだのです。それから10分ほどが経って瓶を片付けようとした時のことでした。
(((;゚;Д;゚;)))イヤー!
ボウフラは不死身のゾンビ!?熱湯から生き返った2匹がいた!?

十数分後、元気に泳ぎだしたボウフラ
なんと、10分ほどが経過した瓶の中で2匹のボウフラがクネクネ踊って泳いでいたのです!ショック!マジショック!
(;´༎ຶД༎ຶ`;)『ギャハハっ!熱いからビックリしたぜ!もう少し湯量が多かったらあの世逝きだったろうな(笑)!だがよ、見ての通り生きてるぜ!』

十数分後、元気に泳ぎだしたボウフラ
熱湯でもボウフラ駆除は不可能なのか!?絶望の縁に立たされた私はもう為す術もなくうなだれるのみ。ショック!マジショック!
(;´༎ຶД༎ຶ`;)『3人兄弟、否、3匹兄弟の次男を殺されたわけだ、この恨みは必ず吸血という形で返してやるから覚えとけよ!』

十数分後、元気に泳ぎだしたボウフラ
(((;゚;Д;゚;)))イヤー!デング熱を媒介しないでぇ!
熱湯地獄から生還したボウフラブラザーズに恐怖を感じた私は、洗面台に走りジャバババッ!とボウフラ共を流し捨てたのです。
え!?そうか、捨てりゃよかったんだ・・・。
コメント
私も色々試しましたが、サラダ油が一番良いですよ!
空気が吸えず、窒息死 します🎵
サラダ油で封じ込め作戦、いいですね\(^o^)/!