南米の国で国民から愛されてきた元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカさんが日本に訪れたニュースがテレビで放送されていましたね。
ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース、漫画スラムダンクの安西先生、に似ていて、見るたびに柔和な表情が好印象。
でも実際は軍事政権とゲリラ闘争を繰り広げた歴戦の強者で10年以上も投獄された経験もあるそうで、だから口から発せられる言葉のひとつひとつに重みがあるんですね。
そんなムヒカさんが消費社会に警報を鳴らすのを聞いて私は思ったんです、近い将来、人口爆発が訪れ、食料を奪い合い新たな戦争の火種になるのではないか、と。
その時、人類の醜い争いを止めることができるのは、、、昆虫食じゃないのかと。
私は、クルマの自動運転より先に、ゴキブリの昆虫食が常識という時代がやってくると予測してみます。※予測はするけど期待はしないでください、、、当たらない確率のほうが高いだろうから。
そんなことを考えるようになったキッカケの本が2冊あります。
昆虫食の未来を考えるのに、昆虫食に関する本じゃなくて魚のレシピ本がキッカケになったんです。
昆虫食の本、探してみると意外と多くて(*_*)ビックリ。でも平坂さんは昆虫じゃなくて魚をターゲットにしたみたい。
でも、スーパーで売ってるような魚じゃなくて、一般には食べられない存在の外来魚や深海魚を食べてみようって内容。
著者の平坂寛さん、私の中ではコウケンテツと同じ並びなんですが(笑)、別に喰わなくてもいいじゃん!な生き物を敢えて食べる探究心とチャレンジ精神が凄いです。
※特に、外来魚のレシピ内でアフリカマイマイを調理して食べてるのとか想像しただけで(´ρ`*)ゲロゲロ・・・となってしまいそうに・・・。
今後、平坂さんの目指す場所が気になって気になって仕方ないのですが、昆虫食分野にも足を突っ込んで欲しいな、なんて期待をしています。
んΣ(´∀`;)?あ、もう既に突っ込んでいたみたいです、足どころか舌まで・・・。
石垣島 グリーンイグアナ捕物帳 ~食味レポートを添えて~
https://www.monstersproshop.com/ishigaki-green-iguana/
かなり無茶苦茶なこと書くんじゃねえよ(○`Д′○)!言うんじゃねえよ(#`皿´)!と怒られそうですが、いえ、外来種といえばワモンゴキブリも外来種(笑)!
ってなことで、忌み嫌われている害虫を無菌化して養殖して新たな産業として確立できる立役者になるんじゃなかろうかと勝手に期待しちゃったり・・・。
「名刺 職業:昆虫養殖家」
とか記載できる日が思ったよりも早く訪れるんではなかろうかと。
NHKサイエンスZERO「地球を救う!?神秘の生物 ミドリムシ」
「緑の宝石」と呼ばれる生物“ミドリムシ”。体長0.05ミリのこの生物を利用し、食糧問題やエネルギー問題を解決しようとする研究が進んでいる。ミドリムシの特徴は植物と動物の両方の性質を兼ね備えていること。これをいかせばアミノ酸など59種類もの栄養素を持つ食料として利用できるほか、バイオ燃料を生産し、エネルギーとしても利用できるのだ。さまざまな課題の救世主として注目されるミドリムシ。その可能性に迫る。
サイエンスZEROでもミドリムシの底力を思い知らされましたね。ミドリムシ、むし、虫?だよね・・・。多分。
そんな感じで平坂さんの2冊は想像を膨らませてくれるキッカケになると思います、オススメです。
※怖いもの見たさで読むだけでも面白いですよ。ただし食後に読むほうがいいかも。
日本の食卓の未来を変える可能性のあるレシピ本を読め!
ゲテモノ好き!?な著者の冒険心が溢れるレシピ集
罰ゲームじゃないですよ、著者自らが知的好奇心!?味覚好奇心!?により突き動かされて外来魚や深海魚を食べまくるアドベンチャーワールドですよ!
ムヒカさんの投獄と同じぐらいの恐怖を感じる人もいるかもしれませんね(笑)!でも、著者はいたって真剣で、その情熱を他の分野に投じたらどんな功績を残せたんだろうか、なんて要らぬ心配をしちゃったり・・・(汗)。
あうあうあう( ;∀;)、読んでるだけで鳥肌と背中にイヤ~な汗が・・・。
採ったどー!とカメラ目線でドヤ顔する氏はまるで日本のインディ・ジョーンズじゃないっすか!
昆虫食界の”さかなクン”と呼ぶことにします。
いやそれじゃそのまんまだから、
”むしクン”、
ん~違うな、
”食べるクン”、
ん~・・・
”平坂さん”
そうか、いまさら名前を隠してもしょうがないからそうしよう。