人間を警戒するイソヒヨドリのヒナ
先日、野生の野鳥イソヒヨドリが私を激しく威嚇してくる記事を書きました。
野鳥のイソヒヨドリがしつこく追って来て激しく威嚇してくると思ったら雛鳥が孵っていた∑(*゚д゚*)
あれからしばらくは我が家の敷地内で飛ぶ練習をしていたヒナ(雛鳥)。
そして姿が見えなくなって数日が経ったので、私はやっと巣立って自立したのか、良かったよかったと胸を撫で下ろしたんです。
※私は勝手にこいつの名前を「ヒナ」と名付けて呼んでいます。おーい、ヒナ!と呼んでも近寄ってこないし、未だに親鳥が威嚇してくるだけですが。
突然、野生の鳥(野鳥)が屋内に侵入してきたら人間はパニクる!
で、今朝のことです。
また事件が発生したのです。
正直、我が家のセキュリティはアマアマです。セコムなんてとんでもない。私の机の脇にある木刀と竹刀が泥棒の撃退道具です。
私が日曜日には絶対に欠かさない、サンデーモーニングの張本さんへの『喝(かぁつぉ#゚Д゚ノ)!』を連発していた時のこと、突然、
シャババババッ!
ガシャン、ジュワ、カランカランッ!
という音が鳴り響いたのです!そして台所に怪しい影が飛び交っている!何者かが侵入をしたんだな!直感でそう感じた私は台所に駆け出していました。
すると、私の気配を感じ取ったのか一瞬で音が鳴り止んだ・・・。
ソロリ、ソロリと忍び足で辺りを見回して警戒する・・・。
と、ん!?何者かが動く気配・・・。ん!?背伸びしてみると、なんとそこには・・・
(´゚д゚`)え!?
イソヒヨドリ!?
しばし見つめ合う私と野鳥・・・。
ず、ずいぶんと大きくなってるじゃねえか・・・。
顔も体も大きくなって逞しくなっているのが分かります。
冷蔵庫から降りて逃走を図るイソヒヨドリは、開いていない窓に何度も突進するのです!
『や、やめろぉ!』と叫ぶ私・・・。
いくら飛んでも、羽ばたいても空に舞い上がれない状況に困惑してオロオロするイソヒヨドリ。
どうしよう、どうしよう、害虫好きなオッサンの家に迷い込んでしまった、絶対にゴキブリと対決させられちゃうよ・・・。もう終わりだ、あぁ・・・。なんて考えてるような表情を浮かべる様子。
一瞬ですが、私を見つめる彼・彼女の眼差しの中に、私はメッセージを受け取りました。
『お願い、あんたの果樹を食い荒らすカミキリムシ、そして姿を見せるだけで人を不愉快にさせるゴキブリ。こいつらを見かけたら躊躇せずに捕らえて食べちゃうから、ねえお願い。逃して・・・。』
※動物の表情だけで、ここまで感じ取れる人間は恐らく地球上に数人ほどでしょう。証拠の動画です。
それから数分後、ゴキブリやカミキリムシを捕獲するための虫取り網で、無事にイソヒヨドリを捕獲・保護し、外へ逃しました。最後に、イソヒヨドリよ、お前に喝だ!
※鳥インフルエンザ、とかあるよね。野生の鳥は人間にも感染する病気や寄生虫を宿している可能性があるので素手では触らないのです。