巨大なドブガニが人間を威嚇する動画撮影に成功!

ジョギングと共に欠かさない毎朝の日課。新聞に挟まっているチラシを手に取りジックリと商品をチェックする。

経済・政治欄よりも、天気予報、スポーツ、テレビ番組、宝くじ(ロト)の結果よりも、気になることがある。

そう、今週の新しい害虫駆除グッズはねえがぁ!!!と鬼の形相でチラシの中の害虫駆除コーナーをくまなくチェックする。

ふむふむ、今日も目新しい商品は無かったなぁ・・・。と、ちょっとガッカリして顔を上げた時でした。

『ん!?なにか外から私を見つめる気配が・・・。

なんだろう、奇妙な視線を感じる・・・。』

ゆっくりと振り返ると・・・(。゚ω゚)なんと、大きなドブガニが私のことを見つめている・・・(汗)。

見つめ合うこと30秒は経過したでしょうか、バッテリー充電中のデジカメを取ろうと立ち上がった瞬間、

シュタタタッ=3!

と走り去って逃げられてしまいました・・・。

『なんなんだあの野郎!私に何の挨拶も無しに我が家の敷地内に侵入しやがって(怒)!不法侵入だ!』

と訳の分からない怒りが込み上げてきた私は、同じようにシュタタタッ!と駈け出してカメラを手に取り奴の後を追いかけたのでした。

ど~こだどこだぁ~と逃げた方向の草むらをゆっくりと探す。決して素手で草をかき分けてはいけない。あの巨大なハサミ、大人の指でさえも切断しかねないかも(笑)。

で、壁に沿って雑草が茂っている場所をスコップでまさぐってみると・・・いたぁ!!!

ガサガサァッ!ゴソゴソっ!ふんがぁ!ドブガニ捕ったどぉ~!!!

虫カゴにドブガニが入り込んだ様子

虫カゴにドブガニが入り込んだ様子

『V(* ・.・*)V捕まっちゃったカニぃ~(涙)』

先日まで居住していたゴキブリが天寿を全うされたために空き部屋と化していたダイソーの虫カゴへ誘導して捕獲に成功!

捕獲の瞬間もお伝えしたかったのですが、両手がふさがっていたので撮影は諦めました。それにしてもなかなかのサイズですなぁ。

鋭い爪・足をした大きなドブガニ

鋭い爪・足をした大きなドブガニ

割れて穴の空いた箇所から足が飛び出ています。ハサミ以外の足もデカくて鋭い(笑)。また、寄生虫がいるかもしれないので素手で触りたくないのです。

ま、もっと大きなドブガニが近くに生息していることは知っていたのですが、こいつら土の中に何メートルも穴を掘って住んでいるのでゴキブリよりも捕獲が困難(笑)。美味しそうでもないし捕まえようとすら思わないのです。

※このカニの正式名称が調べきれなくて、とりあえずドブガニとしておきます。後日、正式名称が判明したら追記しますが、面倒臭ければそのまま放置しますのでよろしくお願いします(笑)。

大人の男性の拳(こぶし)大サイズの大きなドブガニのハサミ!

カメラを向けるとハサミを振り上げて威嚇するドブガニ

カメラを向けるとハサミを振り上げて威嚇するドブガニ

写真で見ると大きさがよく分からないですね。体長は約12センチ前後でしょうか、大人の男性の拳の1,5倍ほどの横幅。

しかしそれよりも注目して欲しいのが2対、2本の巨大なハサミ(笑)デケえ!大人の指もちょん切られそうだ(笑)!

カメラを向けるとハサミを振り上げて威嚇するドブガニ

カメラを向けるとハサミを振り上げて威嚇するドブガニ

カメラを向けるとハサミを持ち上げて威嚇するドブガニ。つぶらな瞳をキョロキョロと動かして人間(私)の一挙手一投足を警戒している。

デジカメのピントを合わせる音と光にも反応してハサミで威嚇する。フンガフンガ!と鼻息が聴こえてきそうなほど怒っているよ・・・。

『これ以上近づいたら容赦しないぞ!手加減なく挟んで切断してやるぞぉ(怒)!』

カメラを向けるとハサミを振り上げて威嚇するドブガニ

カメラを向けるとハサミを振り上げて威嚇するドブガニ

『ゴルァ(怒)!なにを勝手に写真撮ってるんじゃあ!人間だからって何でも許されると思っとったら大間違いじゃ!あぁ!?ほれ、この自慢のハサミで、お前さんの大事な所、ちょん切ったるぞぉ!ガハハハァ!』

『やだまぁ(゚◇゚;)!?なんてお下品なドブガニなんでしょうか(驚)!外見は心を映し出す鏡とはこのことね!きっとアナタをこの世に産み落とした両親(ガニ)も見た目も内面も汚れきっていたことでしょうね!』

大きくて太くて頑丈そうなハサミ

大きくて太くて頑丈そうなハサミ

『な、なんだとぉ (# ゚Д゚)!ワシのことはどれだけ蔑んでも笑って見過ごしてやるが、親のことを馬鹿にすると例え人間でも許さんぞぉ(激怒)!ゴルァ!貴様の大事な◯◯◯◯を差し出しやがれぇ!ガハハハァ!』

『(○`Д′○)お黙り(ピシャッ!)。いい?どんなに薄汚れたドブガニでも、言っていいことと悪いことがあるんですよ。特に、シモネタはプライドを捨てた生き物のすること、ドブガニはとうとうそこまで落ちぶれたのかしら?もしそうならゴキブリ以下、に認定です。』

目や口など顔の周辺をハサミで防御する様子

目や口など顔の周辺をハサミで防御する様子

『そう!あれキンカンっていう実だったのか。甘くて柔らかくて食べ続けるとウットリといい気持ちになって気が付くと人間の縄張りのここまで来てしまった・・・(汗)。』

『あれは果実酒のひとつで金柑酒。でも密閉方法が不十分で腐敗していたから処分したの。ちょうどよくあなた方の巣の穴が空いていたから全部放り込んだの。まさか美味しく平らげたなんてビックリ。』

2本のハサミを振り上げて怒るドブガニ

2本のハサミを振り上げて怒るドブガニ

『いやぁ!あんな美味い食べ物は自然界には存在しとらんのですよ!この前は生ごみと一緒に米ぬかも混ざったご馳走も食べたし、まじあなた方はドブガニの専属シェフですよぉ!』

『あぁ、生ごみの発酵を促進させるために上に撒いた米ぬか。あれを掘り返して漁っていたのもアナタたちだったの。まるでゴミ袋を漁る野良猫のようにお下品だこと。』

虫カゴの中をグルリと探索するドブガニ

虫カゴの中をグルリと探索するドブガニ

『野良猫って!?あんなホームレスと一緒にしないでくださいよ(笑)!ネコといえば、たまに穴の中にネコのウンチ(糞)が放り込まれるウンコ爆弾事件も何度かあったんですよねぇ。あのニオイは酷かった(怒)!』

『・・・。は!?そういえば敷地内のネコのウンチは全てドブガニの巣穴に捨てていたんだっけ・・・。さすがにウンチは食べないみたいね(汗)。んっん、ま、今後は土を掘り返すのは遠慮してちょうだい。』

人間に対する警戒を解かないドブガニ

人間に対する警戒を解かないドブガニ

『あとはねぇ、あ、そういえばキュウリ!野菜のキュウリなんだけど大きくて太いキュウリ、あれ不味かったねぇ。育て方を間違えたの?それとも敢えて大きくして腹を満たそうと考えたの?』

『(○`Д′○)話聞いてるか?キュウリはね、近所のオバサンが美味しいからって差し入れで持って来るんだけど大きいキュウリは不味いのを承知で嫌がらせなのよ(怒)!あんな不味いキュウリ誰が食うもんですか(激怒)!』

人間の様子をジッと伺うドブガニ

人間の様子をジッと伺うドブガニ

『え!?不味いのを知っていて自分たちの巣穴に放り込んでいたの?隣近所に住むお隣さんだからという気持ちのおすそ分けじゃなくて?人間の動物に対するおもてなしじゃなくて?・・・う、うそだ・・・。』

『(○`Д′○)ち、ちがう・・・。いや、違わないけれど、あんたたちって雑食性で何でも食うでしょ?ほら、だから昆虫や動物の死骸よりはまだマシかなって・・・。』

目をキョロキョロ動かして脱出方法を探る様子

目をキョロキョロ動かして脱出方法を探る様子

『ウルウル( TДT)、じゃあ夏の季節に花火を楽しみながら、消えそうな花火を巣穴に突っ込むのは何?バケツに水汲むのが面倒臭いだけ?ドブガニの巣穴を鎮火・消火用に代用してるの?花火の煙で窒息しかけたのに・・・。』

『(○`Д′○)・・・。はな、花火は・・・。いや、ちょうど燃え尽きた手持ち花火を安全に消しながらも立てて置ける絶妙な穴が自然に出来てるから利用していただけで・・・。』

『( TДT)酷い!いくら人間だからって酷すぎるわ!このゴキブリ野郎!いえ、ゴキブリ人間めぇ(涙)!』

ドブガニの表情を見ていたら上記のようなストーリーが思い浮かんできました。そう、私は動物と目と目を合わせるだけで会話が可能になるという妄想能力を持っているのです。

さて、彼をペットとして飼育するかどうかは彼のサイズに合う飼育箱が確保できるかにかかっています。週末の買い物で行くスーパーに大きめの段ボール箱がなければリリース(放す)をする予定です。

ドブガニが人間に怒って威嚇する動画

追記:ドブガニは逃走を図り消えていなくなりました

ドブガニさんは狭い檻の中(虫カゴ)に嫌気が差して脱走しました。虫カゴ自体を高さ40センチほどもあるバケツの中に入れていたのですが、なんと乗り越えて逃げたようです(笑)。

今頃は地面に落ちた未完熟の柿の実、死んだゴキブリの死骸等を喰らって生きていると思われます。また見かけたら捕まえたいと思いますが私自身が奴らに興味がないのでその時になってみないとわかりません。