ハエトリグモが蚊を捕獲する決定的瞬間!人間の血に味をしめて凶暴化に進化する?

あぁ、この記事を書いていいものか、書けたとしても下書き状態のままで放置しようか。

いや、それとも忘れ去り葬り去ったほうがいいのか、それとも・・・公開してもよいのか・・・何日間も迷いました。

迷える子羊のように、メェメェと鳴いて悩み続けることに疲れ果て、遂に決断しました。

よし、この現実を、事実を、証拠をインターネット上にアップして世に問うてやろうじゃないか!と。

まだ生暖かい日が続いていた頃のことでした。私の吐く息(二酸化炭素)とヌメッと肌にまとわりついた汗の匂いを嗅ぎつけた害虫 蚊が近付いてきました。

平成の侍と呼ばれる私は、敵に襲われても反撃できるよう、四六時中、いつ何時も気を抜かない癖で耳を研ぎ澄ませていたので奴の気配を察知して身構えました。

奴は、私の腕に着地してモゾモゾと歩き露出した箇所を値踏みすること数秒間。よいしょっとプスッ!と肌に何かを突き刺したのです。

チクッ(*x_x)!

とした感覚が腕から脳へ伝達され、その一部始終を私は見ていました。

それまでの私なら即座に叩き殺していたのですが、今の私は違います。

今の私は、怒りを自由自在にコントロールできるのです(`・ω・´)※ドヤ顔!

ドン底から人気を復活させた元サッカー日本代表の前園さんも受けたという「アンガー・マネジメント」という怒りをコントロールするメンタルトレーニングがあります。

それを、私は独学で学び身に付け、練り上げ鍛えあげて更に上の領域まで創り上げました。名付けて「怒りホイホイ」!の創始者として今後は普及に努めていこうと思います。ま、簡単に説明すると喜怒哀楽の「怒」をポイッと捨てるメンタルトレーニングです。※現在、弟子を募集中(※嘘)。

私は、蚊が皮膚に着地したらすぐには攻撃を仕掛けるのではなく、血の吸い始めを狙うようにしています。

みんな皮膚感覚で分かりますよね?あ、血を吸い始めたなって。その感覚を感じたら徐々に力を込めて筋肉を固くして管を抜けづらくさせ一撃で仕留めるのです。

その時も私は一撃で蚊を仕留めてやろうと身構えた時のことでした、なんたる偶然!いや必然!?目の前をハエトリグモが通りすぎたのです(汗)。これは、神の啓示・・・。

お腹一杯に血を吸った蚊をハエトリグモに近付ける

お腹一杯に血を吸った蚊をハエトリグモに近付ける

無意識に空き瓶を手に取りハエトリグモを誘い込んだのです。こう囁いて・・・

「ハエトリグモさん、蚊って食べたことある?美味しいよ、しかも、人間の血をたらふく吸ってまるまる太った蚊、だよ。」

ハエトリグモは私の誘惑に負けて瓶の中へビョンピョン!と飛び乗ったのです。

YOUTUBE動画 ハエトリグモが蚊を捕まえる決定的瞬間!

人間からのディナーの誘いを受けたハエトリグモは、今か今かと餌を待っていました。私は、腕で血を吸い続ける蚊をハエトリグモが待つ瓶の中へ封じ込め閉じ込めることに成功しました。

この様子までを動画で撮影したかったのですが、両手がふさがっていたので諦めました。

ということで、来年2016年は私の手となり足となり作業を手伝ってくれる助手を募集しようかと思います。

※報酬は1日につき私が撮りためたゴキブリ写真を一枚、著作権を放棄して提供しようかと考えています(※嘘)。

長くなりましたが、私が何を言いたいのかというとですね、ハエトリグモは蝿だけじゃないよ、ゴキブリの赤ちゃんだけじゃないよ、蚊も捕まえて食べるんだよ、ということです。

が、文字だけじゃ信ぴょう性もなにもありません。ということで動画を撮影してみましたのでご覧ください。

衝撃!ハエトリグモは蚊を食べるのか!?

どうでしょうか、確かに、密閉された空間ではありますが、確かにハエトリグモは蚊に襲い掛かり捕獲した瞬間の証拠動画です。興味がなければハエトリグモは蚊を虫じゃなくて、無視・スルーするはず。

だって、以前にアシダカグモはヤモリを食べるのか?を実際に虫かごの中に両者を入れて2日間、放置したら何も起きませんでした(笑)。

両者のサイズがほぼ同じだったこともありますが、ヤモリはアシダカグモを(同サイズなら)食わないし、アシダカグモはヤモリを(同サイズなら)食わない結果を得ることができました。

ん?というか自分は何をやっているんだろう。世界では貧困で苦しむ人たち、無差別テロで命を落としている人たちが大勢いるというのに・・・。なんてことも思ったりはするのです。

血を吸ったヒトスジシマカ[蚊]と捕まえたハエトリグモ

血を吸ったヒトスジシマカ[蚊]と捕まえたハエトリグモ

恐らく、捕まえる機会とチャンスが少ないでしょうから、このハエトリグモが蚊を食べるのは生まれて初めての経験かもしれません。しかも、その獲物は人間の血をたらふく吸っている(笑)。

血を吸ったヒトスジシマカ[蚊]と捕まえたハエトリグモ

血を吸ったヒトスジシマカ[蚊]と捕まえたハエトリグモ

もし、このハエトリグモが気付いたら私はとんでもないボタンを押してしまったことになるかもしれません。

蚊の味よりも、赤い液体の味に酔いしれ、人間に興味を持ち始めたハエトリグモは、芳醇な赤い液体の虜となり、その記憶は代々受け継がれ、徐々に人間を襲うようになり・・・そしてプレデターのような人間ハンターへと進化を遂げる・・・という最悪の結果にならなければいいのですが・・・。

人間の血も吸っているかもしれないハエトリグモ

人間の血も吸っているかもしれないハエトリグモ

しかしまあハエトリグモは殺しちゃいけないよ!ハエトリグモを殺さないで!と言いやすくなったことはたしか

食べなれない獲物(蚊)と味(人間の血)に戸惑う!?ハエトリグモ

食べなれない獲物(蚊)と味(人間の血)に戸惑う!?ハエトリグモ

人間の血液でプックリと膨らんだお腹を、たくさんの目で食い入る様に見つめるハエトリグモ。

この後、人間の血の美味しさに愕然としてハエトリグモの名前を変えてヒューマングモを名乗ったとか名乗らなかったとか・・・。

捕まえた蚊が大人しくなるまでジッとして動かないハエトリグモ

捕まえた蚊が大人しくなるまでジッとして動かないハエトリグモ

徐々に意識が遠のいていく蚊がハエトリグモに囁いているようにも見えます。

「は、ハエトリグモさん・・・自然界では接点がなく交わることがなかった我々ですがどうして襲ってきたのですか・・・

え(゚д゚lll)!?人間がご馳走してくれると誘って差し出されたのが自分なのですか!?まさか、そんな・・・

蚊取り線香、ベープマット、蚊とりんと様々な手法で蚊を虐める人類は遂に、生物兵器にまで手を出していたのか・・・しかもそれがハエトリグモだなんて・・・。

あ、だんだんと意識が薄れて・・・でも、ハエトリグモに食べられちゃう蚊なんて世界中をみてもそうはいないはず、そんな選ばれた餌になれたことを光栄に思うことにするよ・・・サヨウナラ」

益虫ハエトリグモが害虫 蚊を捕獲した決定的瞬間

益虫ハエトリグモが害虫 蚊を捕獲した決定的瞬間

ハエトリグモは蚊の囁きには一切、反応せずにただジッと自分の腹を満たすことしか考えないのでありました。という感じでどうでしょうか。

いや、ハエトリグモは蚊を狙ったのではなくて人間の血を嗅ぎつけたから襲ったのだ!ということにならなければいいのですが・・・。