家に出るニホンヤモリ（日本守宮）は小さい虫・害虫を食べてくれる有難い存在のトカゲとして益虫と認識されているのが常識、ですよね？
つまり縁起物、縁起の良い生き物というのが一般的に認知されていると思うんですが・・・私個人としては時に困ってしまうこともあるんです。
ちょっと脱線しますが、とあるブログではヤモリは見かけたら金運アップ！開運アップする幸運の虫だとか書かれていましたが、それは真実でないことを何百回、いや何千回とヤモリを目撃した私の現状が証明しておりますぞ。もし本当なら億万長者になっているはず・・・。
ニホンヤモリの鳴き声はご存知でしょうか。
「ケッケッケ、クックック」というちょっと爬虫類系の笑い声？ヤモリは爬虫類トカゲですな。
鳴き声が苦手、嫌いという人もいるんですが、まあ大抵の人は我慢できるでしょう。
鳴き声よりも厄介なのが、、、糞（ウンチ）なんです。
つい先日も・・・
ゲゲッ(；´ﾟдﾟ｀)！？
文庫本に残されたヤモリ（守宮）の置き土産はウンチ・糞
大好きな文庫本になんてことしやがるんでしょうか・・・プルプルプル。
ヤモリのウンチって、出したてのホカホカ状態だと超臭いんです・・・。
何度か頭の上、肩に落とされて振り払った時に手にベッチョリ・・・（汗）。
また、乾燥すると匂いはほぼ消失するのですが・・・
その時はちょっとした衝撃でボロボロに崩れて飛散するんですよね・・・。
私は、この粉末状になったヤモリの糞・ウンチが舞い上がって呼吸器に入ったら喘息とか人間の身体に悪影響を及ぼすと危惧しています。
んなわきゃねえだろ！と言われるかもしれませんが、本当にボロボロっと壊れてバラバラになってちらばるんですよ、もう参っちゃったですよ。
部屋の至る所、あらゆる場所に排泄されたヤモリの白と黒のウンチ（白は尿成分？）
見るからに汚い！そりゃそうだ、ウンチが可愛い、綺麗な生き物なんているんでしょうか！でも益虫だから退治できない！いや、でも害虫なら駆除していいの？
小さい虫を食べてくれるヤモリを有り難い益虫だ！という人もいれば、ウンチで迷惑を被っている！と害虫認定している人もいるかもしれませんね。
部屋の至る所、あらゆる場所に排泄されたヤモリの白と黒のウンチ（白は尿成分？）
まあ結局は人間の立ち位置、環境で益虫なのか、害虫なのかという判断が下されると思うのですが、、、私は、、、う～ん、、、小さい虫ならハエ取り紙で捕まえるし、それよりはヤモリのウンチで困っているかもしれないな・・・、う～ん。
ということでニホンヤモリ（日本守宮）に直接問いただしてみたいと思います。
ヤモリの糞・ウンチで悩み苦しんでいる人間も存在する
小さな虫を食べてくれるニホンヤモリ（日本守宮）
ヤモリさん、あなたが小さな虫を食べてくれることを喜んでいる人間がいることは確かなんですが、食べたら出すというように、排泄物まで喜ぶ人はそうそういるわけじゃないんですよ？
害虫を食べる存在として益虫とされるニホンヤモリ
・・・無言を貫き通すつもりですか？それでもいいでしょう、聞いてくれるだけでもよしとしましょう。
家の守り神？ヤモリの顔を真正面から撮影した画像
糞・ウンチの場所をですね、家の外にお願いしたいのですよ、ハイ。
ニホンヤモリの顔に接近して撮影した写真
ちょっと不思議に思っていることがあるのですが、我が家の場合ですね、あなた方は主に屋内よりも屋外でエサを捕獲してますよね？
黄金色に輝くニホンヤモリ（爬虫類）の瞳
その様子は、部屋の中から見てるんですよ、ハイ、窓にへばりついて屋内の照明に誘われて集まる小さい虫を食べるあなた方のお腹側から。
黄金色に輝くニホンヤモリ（爬虫類）の瞳
屋外で餌（エサ）を食べる、つまり食事をするなら屋外で排泄してもらえますか？
まばたきせずジットカメラのレンズを見つめるニホンヤモリ
あなた方は排泄する場所は人間のテリトリーなんですよ、決してヤモリの便所ではありませんよ？聞いてますか？
ニホンヤモリの口の上に空いた鼻の穴
クンクン？そう、いやいや、私の手の匂いを嗅いでも何も起きませんよ、ちゃんとお手洗い後には洗っていますからね？
ニホンヤモリの腹部・足の付根
問題は私ではなくてあなた方ヤモリたちの粗相の問題なのですよ、そうです、そこから放出される物体の置き場所なんですよ、今話しているテーマは。
そっと軽く捕まえているのでヤモリは苦しくない
え？まるで捕らえられた宇宙人？そうやって逃げる意志がないことを態度で示されても嘘だということは何十回もヤモリとの対話を試みてきた私には通じませんよ、そうです、あなたの先祖たちのことですよ、ちょっとでもチカラを緩めると走って逃げちゃう。
意外と鋭い爪が生えたニホンヤモリの脚・手の先
お願いしますよ、ウンチするなら屋内じゃなくて屋外でしてください。
そして布団や本には落とさないでくださいよホントに、それで縁起物と呼ばれて恥ずかしくないのですか？
意外と鋭い爪が生えたニホンヤモリの脚・手の先
そう私が言い放った時、フッと、ヤモリが私の指を掴むチカラが緩んだのでした。
ああ、私の言いたいことがヤモリに通じたんだ、そう思った瞬間でした。
私は、そのまま手を放し、ヤモリを逃がしたのでした・・・。
ヤモリは小さい虫を食べてくれるけれど、その後のウンチを人間のテリトリーにバラまいちゃうことに困っている人間もいる、ということを書きたかった記事でした・・・。
※これまで書いてきましたが写真の種類のトカゲはニホンヤモリではなく”ミナミヤモリ”かもしれません。ま、ほとんど一緒ですよね（笑）。
