『ごきぶりホイホイ』を『やもりホイホイ』として活用する方法。ヤモリの糞(ウンチ)に困ったから。

畳の隙間に隠れる子どもヤモリ

畳の隙間に隠れる子どもヤモリ

我が家というか、実家は築30年を超す古い一軒家。建造物だって人間のように歳をとってガタついてくる。ところどころ建て付けがズレて、家中にそんな箇所が増えている。つまり、ゴキブリさんやヤモリさんには好都合なアパート・マンション状態と化しているってわけ(笑)。

場所が地方の田舎で、周辺が山や川が近く、畑に囲まれている環境はとてつもなく大きいが・・・。夕方や早朝は鈴虫が鳴いていたり、鳥のさえずりが響き渡ったり、生き物の気配がそこかしこに存在している。個人的には都会の喧騒よりはず~っと好きではある。

で、そんな状況ではあるものだから、室内にはゴキブリだけじゃなくヤモリも多い。居間の畳の隙間を覗いてみると、こんな風に生き物が隠れていたりする(笑)小さな子どものヤモリを発見(笑)かくれんぼ?写真からは無邪気さしか伝わってこないでしょうか。

『ヤモリ』って家守とも書かれたりする縁起の良い生き物として認識されていますよね。家の小さな害虫を食べてくれる有り難い存在として。が、それが逆に不快になる人間もいるんですよね。何が不快なのかというと、、、ウンチ。そう、糞です・・・。

あと、糞以外にも不快になるのをリストアップしてみると、

  • クックック、ケッケッケという鳴き声
  • 闇夜に響き渡る鳴き声
  • 電子機器に入り込んでショートさせる
  • 窓を閉めた際に挟まれて死んでいる

そういえば、爬虫類が苦手な人向けに、トカゲ ヤモリを寄つけない固形タイプ 忌避剤なんていう商品も存在しているんですね。

ヤモリの糞が乾燥して粉状になり浮遊して気管支へ

乾燥したヤモリの糞(ウンチ)

乾燥したヤモリの糞(ウンチ)

ヤモリのウンチ~(T_T)が、いっぱい・・・。害虫を食べてくれるのは有り難いんですが、その分、排泄物もキッチリと残していってくれる。しかも、あたり構わずどこでもブリブリ~って(笑)。犬や猫などペットみたいにトイレをしつけられたらなぁ・・・。

で、このウンチがまた乾燥すると厄介なんですよね。知らずに踏んづけてしまって、粉状になり、それが舞い上がると吸い込んでしまう。自分の場合だけなのでしょうか、ヤモリのウンチで喘息気味になるのは・・・。布団を乱暴に敷いた後に発生する喘息と似ている・・・。

小さな虫を食べてくれるのは有り難いし感謝しているんですが、このウンチだけは如何ともし難いほど悩んでいます。まさしくヤモリのウンチ爆弾、マジで困っています・・・。また、ある地域ではエアコンの室外機に入り込んでショートさせ壊してしまうとか・・・。

他の被害状況というと、壁にこびり付いていたり、パソコンのキーボードに乗っかっていたり(笑)、布団にされると染みになってしまう(T_T)。でも、一番最悪なのが食器棚の中で用を足す輩、不届き者がいるってこと。ここまで来ると不良を通り越した犯罪者ですよ(# ゚Д゚)!!

世の中には可愛いヤモリと暮らす本という本もあるそうですが、仲良く暮らせない自分としては悩んでいます。インターネットでヤモリ対策と検索してもパッとしない情報しか出てこない。この状態が数年は続いたんですよね・・・。

苦難の末に誕生!ヤモリ駆除『ヤモリホイホイ』の開発へ

家庭用ゴキブリ駆除の王様ごきぶりホイホイ

家庭用ゴキブリ駆除の王様ごきぶりホイホイ

ヤモリ駆除。なんという残酷な言葉なのでしょうか。家の守り神として崇められることもある彼らを駆除するなんて・・・。しかし、私は鬼になった気持ちで、真剣にヤモリ対策を考えました。数年間はウンウン唸りながら脳みそを絞って考えました。

ヤモリはゴキブリを捕食する?それとも共存する関係?

最初に閃いたのがヤモリを捕食する生き物を活用できないだろうかってこと。家の中に大量に存在するのってゴキブリとヤモリぐらい。あとは最強のゴキブリハンターのアシダカグモ(軍曹)ぐらい。は!?そういえばヤモリってゴキブリ食うの?

大きな成虫は無理かもしれないが、サイズ的に子どものゴキブリは食えそうだ。しかし、そんなシーンを見たことはない。アシダカグモがでっかい成虫のゴキブリを捕食している場面すら目撃した自分でも、ゴキブリを食うヤモリを見たことはない。

毒をもって毒を制す。敵の敵は味方。ヤモリを駆除する対象の生き物は無理かもしれない。諦めかけたその瞬間、Σ(゚Д゚)グハァ!と思いついちゃいました・・・。ようやく辿り着きました。それは、ごきぶりホイホイを活用すればいいのだぁ!!!

フマキラー 激捕れゴキブリ粘着シート

フマキラー 激捕れゴキブリ粘着シート

例えば、見本として自分が行っているヤモリホイホイの設置例をお見せいたします。これは『フマキラーの激捕れゴキブリ粘着シート』という商品。ま、いわゆる普通の『ごきぶりホイホイ』。これを応用してみると、あら不思議なヤモリホイホイに変身するんです。

通常は、家屋タイプに組み立てて、粘着シートの中央に誘引剤を設置して完成です。しかし、今回のターゲットはヤモリ。上の写真のように、屋根や壁の部分はハサミで切り取ります。粘着シートの床部分だけを残るのです。

そして、その裏面に両面テープ(セロハンテープでも構いません)を貼り付ける。※注意:誘引剤は使用しません。ただし、ヤモリをよく見かける場所に設置するのが成功の秘訣。ヤモリの通り道を知っているか知らないかが分かれ道なのです。

粘着シートの裏面に両面テープを貼り付ける

粘着シートの裏面に両面テープを貼り付ける

あとは、ヤモリ目撃周辺に狙いを定めて貼りましょう。誘引剤は使いません。使うと逆に怪しまれて引っ掛からないかも。(誘引剤を設置した状態で試したことがないので分かりませんが)多くは壁に貼り付けるという方法で罠を仕掛けることになるでしょう。

ヤモリの通り道に仕掛けたトラップ

ヤモリの通り道に仕掛けたトラップ

このように設置。ビフォーアフター画像も掲載したいのですが、残念ながら以前に捕獲されたシートを捨ててしまうという失態を犯してしまいました(笑)。しかし、心配はご無用。ヤモリ屋敷と化している我が家ではすぐに成果を見せられるでしょう(笑)。

※下の写真は冷蔵庫の下に設置して数ヶ月が経過した『ごきぶりホイホイ』の成果です。ヤモリしか入っていません。この誘引剤はもうゴキブリを惹き付けないのです。こちらは目的はゴキブリ捕獲だったので思わぬ釣果、というところでしょうか。

ごきぶりホイホイに掛かったヤモリの死骸

ごきぶりホイホイに掛かったヤモリの死骸

※壁に設置したヤモリホイホイの釣果ご報告は追記という形でこのブログ記事に載せる予定です。

追記:ヤモリホイホイがヤモリを捕獲!

当記事を投稿した日に、部屋の壁に設置したヤモリホイホイの釣果報告です。しばらく放置して様子を経過報告として追記したいと思います。

ヤモリホイホイでヤモリを捕獲した様子

ヤモリホイホイでヤモリを捕獲した様子

追記:ニアミス発生に悶絶!

グハァ(o゚Д゚o)!もうちょいで引っ掛かりそうなのにぃ!悔しい!ってな悶絶な事件が発生!ヤモリがホイホイシートの横を走り抜けていったぁ!こんなこともあります(笑)。

ヤモリホイホイに接近中の一匹

ヤモリホイホイに接近中の一匹

ぐああーもうちょっとなのにー(*´м`*)悔しい!