「不死身と思われているゴキブリだって『水』がなければ数日で絶命する」
ということを知ってから、私のゴキブリに対する恐怖心はかなり和らぎました。
(※ゴキブリ恐怖症の方がこの知識を得るだけで眠れる夜が戻ってくる確率はかなり高いと思う。)
そうだよなぁ、もしゴキブリが水も飲まずに数ヶ月も生きられたら地球上はゴキブリで溢れかえっていただろうなぁ。
そして宇宙へ脱出した人類が振り返ると、丸くて青かった地球は、茶色く、みるも無残なボツボツした球体に生まれ変わっていたでしょうね(笑)。
何が言いたいんだってことなんですが、最強最悪の害虫ゴキブリですら水を飲まなければ数日で死ぬ。
しかもこれが暑い季節の夏のサンサンと日が照らす日中だったら1日と持たない、ということを私は体験しました。
はい、虫カゴに捕獲していた害虫(昆虫)たちが、放置していた数時間の間にこの日差しの中、灼熱地獄で命を落としてしまっていた・・・。
生かしておこうと考えていた虫たちが、ひっくり返って死んでいた時のショックはかなり大きい(汗)。
『ゴマダラカミキリの成虫は、搾りたてのミカン果汁を美味しそうにゴクゴク飲むんだろうか』
という実験をしようと思っていた矢先の出来事に、私は軽いパニックに陥ってしまったのです・・・。
え!?イヤ、待って!まだ逝かないでぇ~(悲痛な叫び)!お楽しみはこれからだったのにぃ~!キーッ!!!
害虫駆除は水分を断つことで成功するということ?
頑丈な骨格で守られているゴマダラカミキリ虫の成虫ですが、水分を断つだけでこうもあっけなく死んでしまうのか・・・。
もう、毎朝のカミキリムシのチェックという面倒な作業をやらなくてもいいのか・・・。
虫カゴの中で繁殖行動に勤しんでいたカップルのカミキリムシたち、子孫を残すこと無くあの世へ旅立ちました。
それにしても彫刻のような綺麗な身体をしている昆虫なんだなぁと今更ながらに感慨深く思ってしまった。
映画プレデターの仮面のような顔をしたゴマダラカミキリの頭部が無残にも転がっていました。
※私が首をモギッたわけではありません。恐らく、仲間に咬まれたのか、ゴキブリに噛まれたのか・・・。
生き物にとって水分がいかに重要なのか、命を左右するのかという証明にもなった今回の出来事。
ワモンゴキブリの成虫でさえも死に追いやった水分不足という・・・。
ん!?そう、同じ虫カゴに一緒にワモンゴキブリも同居させていたんです・・・。
オアシスを求めて虫カゴの中を歩き回っていたゴキブリも、脱水症状を起こして!?ひっくり返って死んじゃっています・・・。
頭の後ろ(背中側?)の、武者兜からお尻にかけて全身が水気がなく艶やかさが失われたゴキブリの死骸。
そう、無敵に近い生き物じゃん!?と恐れられているゴキブリですら、水を断つと絶命させることが可能なんです!!!
害虫の王様ゴキブリとて死んでしまえばセミやその他昆虫と一緒です!
ということは、
家屋内のゴキブリを野外に追い出したい!
ということであれば、
水気を断つことでかなりの確率でゴキブリ退去を成功に導ける!
のではないでしょうか!
ということで梅雨が明けましたら家の掃除を頑張りましょう!清潔な環境にするだけでゴキブリがいなくなるなんて一石二鳥ではないですか!?
家も綺麗になって害虫もいなくなる。あぁ、書いていて反省しました、どうして今まで横着して掃除しなかったんだろうって・・・。
と、ポロポロ破片を落としながらポテトチップスを喰らっておるわけです・・・(汗)。はぁやっぱりゴキブリと親友になるしか方法はないのか・・・。