ゴキブリの恩返し。今宵、日本に新たな民話が誕生!?

日本人ならば、「鶴の恩返し」というお話を小さいころに聞いた記憶があるでしょう。

ないとしたら聞いたことがないわけではなくて、ただ忘れているだけでしょう。

それぐらい日本では当たり前に浸透している!?民話ですよね。

””おじいちゃんが罠に掛かってしまった野生の鶴を助け、その鶴が人間のそれはそれは美しい女性に姿を変えておじいちゃんに助けられた恩を返してくれる””

たしか、こんな内容のお話だった記憶が私の脳内には残っています。

つまり、自分なりに解釈してみると、

”情けは人のためならず”

みたいな感じで受け取ったような気がします。

目の前の困っている対象は人間に限らず、動物でも助けましょうということでしょうか。

そして今宵、

新たな民話がこの日本で誕生し、構成に伝え継がれ、未来の、将来の日本を形作っていくでしょう!

そんな伝説のような、おとぎ話のような出来事を今記事で紹介しようと思います。

この記事を読んだ人が、1人でも多く、親切心に溢れた思いやり人、おもてなし人になってくれることを願って・・・。

ゴキブリ捕獲器から逃れた幼虫ゴキブリを保護したんだよ。

とある日の夜、私は1人でゴキブリ捕獲器を組み立てていた時の出来事。背中がムズムズする・・・。

周囲に何か気配を感じる時の兆候であることは今までの経験から学んでいる私は、腰を数センチ浮かして臨戦態勢に入ったのです。

奴らがまた入ってきたのだろうか・・・。

シュババッε≡≡ヘ( ´Д`)ノ!

その時、私の背後を駆け抜けていく物体が!?

私は、振り向きざまに常に近くに置いてある虫取り網をどりゃ~ヽ(`д´;)ノ!と振り下ろしたのです!

すかさず脇に抱えた空き瓶の蓋を開けて捕獲した物体を素早く移し入れたのです!

この間、わずか数十秒の出来事だったと思います!

乱れた呼吸を整え、深呼吸をして落ち着かせる。

ふぅ~ふぅ~・・・ゴクリ。

改めて今しがた自分が捕まえた未知の物体を確認するのです。

私は何を捕まえたのか、確かめる必要があるのです。

(´゚д゚`)ふぇ!?

ゴキブリ粘着シートから脱出したワモンゴキブリの幼虫

ゴキブリ粘着シートから脱出したワモンゴキブリの幼虫

あ、ああ、足先を失ったゴキブリ!?

なんと、私が捕まえた生物は、足を失くしたワモンゴキブリの幼虫だったのです!

見ると、ダイソーで購入した害虫駆除アイテムのゴキブリ粘着シートから抜けだした模様。

なぜそれが分かるのかというと・・・。

足先だけが粘着シートに貼り付いたまま・・・(汗)。

粘着シート、微妙な粘着力すぎる・・・。

これじゃ成虫だと逃げられちゃうよ(涙)。

しかし、瓶の中のゴキブリを観察すると、足を失ったにもかかわらず、

その素早さは健在で、しかも、痛がる素振りも嘆き悲しむ様子も一切見せないのです。

ただ、頭から悪魔の角のように生えた長い触覚をヒクヒクと動かすだけなのでした。

ゴキブリ粘着シートから自ら足を引きちぎって脱出を図った強者!

足の先端を失っても元気に歩きまわる生命力

足の先端を失っても元気に歩きまわる生命力

それにしても、この状態で逃げ出してどこへ行くつもりだったのでしょうか。

は(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)!?そういえば聞いたことがあります。

ネコは体調が悪くなると姿を消すそうです。

静かな場所でひっそりと最期を迎えるというウワサを。

まさかこのゴキブリも誰もいない静かで暗いジメジメした場所を求めていたのかもしれません。

もしそうだったならば、私はその邪魔をしたことになります。

野生動物の本能からの指令である行動を人間に邪魔されたゴキブリの怒りはとてつもないかもしれません。

私のした行いは間違っているのでしょうか。

神様(がもしいるならば)、こんな私を許してもらえますか?

と、その時でした・・・。

(((ノ◣д◢)ノぎゃわわ~!

絶食から1週間程度が過ぎても生きている

絶食から1週間程度が過ぎても生きている

神に祈りを捧げ許しを請うた瞬間、突然ゴキブリが暴れだしたのです!これはいけません!ジッとしておかなきゃ!

『ちょちょ、どしたのさ急に(;´Д`)ノ!落ち着いて!落ち着いてぇ~!』

なんと、

パニックに陥ったゴキブリに驚いた私がパニック状態に陥る

という、

ゴキブリハンターの世界では命にも関わ

パニックスパイラル地獄

に足を踏み入れてしまったのです!

その時の様子を撮影することに成功しました。

触覚を器用に操り瓶の縁をまさぐり逃亡を図るワモンゴキブリの幼虫

まるで猿の尻尾(しっぽ)のように2本の触覚を巧みに使っている様子がわかると思います。

蓋のフチに触覚をねじ込ませて隙間を探しているようです。

しかし、元は高級プリンが入っていた容器。

ガラスの瓶とプラスチックでできた蓋の隙間は無いのです。

これが100円ショップの瓶だったならどうかはわかりませんが。

それにしても、足先を失ったにもかかわらず旺盛な体力に驚きを隠せません。

なんて逞しくて図太い生き物なんだろうか。

今の日本にはこのような人間離れした生命力が必要じゃないのか!?

なんてことを教えられるのです。ゴキブリってやっぱ古代から生き抜いた強え昆虫なんだなって。

2本の触覚を激しく動かすワモンゴキブリ

2本の触覚を激しく動かすワモンゴキブリ

びくともしない牢屋に脱出を諦め観念したワモンゴキブリの幼虫は暴れることを止めてジッとして動かないことに決めたようです。

ただ、ピンッ!と触覚を立てて微動だにしないゴキブリ。

一体、何を考えているのでしょうか。私も真似をしてジッと見つめ合います。

・・・。数分が経過した頃、もしかしたらお腹が空いているのではないだろうか。

そう思った私は、机の引き出しにしまってあったアシダカグモの卵を取り出し、

なんでも食べるというゴキブリ、きっとアシダカグモの卵でさえも食べちゃうよね?なんて素朴な疑問を試すいい機会。

ゆっくりと蓋を開け、そして犬に注意!と看板が下げられた家にそっとポストに郵便物を投函するような感じでアシダカグモの平ぺったい卵を投入したのです。

ポトンッ!

アシダカグモの卵に乗り触覚を激しく動かす

アシダカグモの卵に乗り触覚を激しく動かす

(;゚;Д;゚;)ノ゙『ふぎゃあ~!食い物かぁ!?食べられるのかぁ!?ギュワシャシャシャ!』

目の前に現れた黄白い物体に飛びついて触覚でまさぐり始めるゴキブリ。

ゴキブリの触覚は味も分かるというそうです。

まるでミニUFOのような物体が何なのか、2本の触覚で必死に調べ作るゴキブリ。

数十秒ほど、顔を近づけふんふんくんくんと甘噛み!?を繰り返す。しかし・・・

(;゚;Д;゚;)『・・・。ケッ!食べもんじゃねえし(怒)!プイッ!』

なんと!?ゴキブリはアシダカグモの卵にソッポを向いてふてくされてしまったのです!

これは予想外の事態。私はてっきり噛み付いて食べだすとばかり考えていたのです。なんていう屈辱感でしょうか。

しかし、新たな発見が見つかったのです!

ゴキブリはアシダカグモの卵を食べるようなことはしません!

もしかしたら、この卵の成分が自分たちの体臭に似た匂いを発しているのを感じ取ったのでしょうか!?

ゴキブリを食べて作られた卵だと理解したのでしょうか!?

怒りに震えるゴキブリの機嫌をどうしようか、私はまた新たなパニックのタネを作ってしまったのです。

そうだ!夕飯に食べたお刺身の残り肉があるはずだ!

私はまるでゴキブリのようにゴミ袋を漁り、食べ残した残飯に手を突っ込んで残りカスの魚肉を取り出したのです!

( ´灬`)『オッシャー!残り魚肉を取ったどー!』

なんだか・・・ゴキブリの気持ちが少しだけ分かった気がします・・・ポッ。

ということでゴキブリさん、魚肉を差し上げます。

刺し身(魚肉)を美味しそうに頬張るワモンゴキブリの幼虫

昨晩の刺し身の残り魚肉を与えた様子

昨晩の刺し身の残り魚肉を与えた様子

(;゚;Д;゚;)『フッひゃー美味え(笑)!ナニコレ珍美味!?こんな旨い食べモン喰ったことねぇ(笑)!人間て毎日こんな旨い肉を喰ってんの!?そりゃゴキブリが付いて行くわけだギャハハ!』

海の中で泳ぐ魚とまさかの遭遇を果たしたゴキブリさんは、自分の足が失くなっていることも忘れて一心不乱に魚肉に食らいついて貪り食べだしたのです!あまりの食いっぷりに私も唖然としてしまうほどの食欲・・・。あまりの食付きに神々しさすら感じてしまいます(汗)。

餌に噛み付いて貪り喰うワモンゴキブリの幼虫

餌に噛み付いて貪り喰うワモンゴキブリの幼虫

(;゚;Д;゚;)『ムシャムシャんぐんぐ、もぐもぐ・・。ゼェゼェ、頭がおかしくなりそうなほど美味いぜぇぜぇ、こんな食事が毎日できるなら、もう足なんて要らねぇから人間に飼われたって構わんぐんぐ(笑)。』

もし、ゴキブリが人間大に変身したならば、地球上の人類は1ヶ月ともたずに全滅させられるでしょう。

この食い付きは恐ろしさを通り越して人智を超えた存在を感じてしまうのです。

多分、同じサイズだったなら数秒で骨ごと喰い尽くされるだろうな・・・と。

餌に噛み付いて貪り喰うワモンゴキブリの幼虫

餌に噛み付いて貪り喰うワモンゴキブリの幼虫

(;゚;Д;゚;)『あ、ああ、足が邪魔ぁ!オイラの足、邪魔だドケぇ~!むぐむぐムシャムシャ(笑)うひゃひゃひゃあまりのうまさに笑いが止まらんわい(笑)』

ちょちょ、呼吸をすることすら忘れて食べてんじゃないの!?というほどの恐ろしい食いっぷり・・・。

ゴキブリを助けてゴキブリの恩人となった私ですが、ゴキブリの恩返しは期待していません。

だって、ゴキブリが人間に変身したらって考えただけで全身に鳥肌が・・・。

一心不乱に食べ続けるゴキブリの様子

一心不乱に食べ続けるゴキブリの様子

(;゚;Д;゚;)『これぇ!これ何ていうサカナですかぁ!?名前だけ教えて下さいぃ~!生まれ変わったらサカナになりたいぃ~!そうだ!今度は海に連れてってぇ~!』

なんて喋りながら食べているのかもしれません。

私が瓶をコンコンッと叩いても、揺らしても振っても、魚肉から離れようとしません。

そんなゴキブリの姿に、私はちょっとだけ嫉妬心が・・・・。

脇目もふらずに魚を食べ続けるゴキブリ

脇目もふらずに魚を食べ続けるゴキブリ

(;゚;Д;゚;)『もうゴキブリなんて懲り懲り(こりごり)だよムシャムシャ。人間に生まれ変わって毎日こんな美味い飯を食いてぇよぉ~!それにしても美味いんだなこれが』

食べ進めるうちに段々と元気が湧いてみなぎってくる、そんな感覚をゴキブリは感じているでしょう。

多分、恐らく、生まれて初めて出会った魚身に感動と嬉しさと美味しさのトリプルパンチで思考が止まっているようです。

体長ほどの肉を全て平らげるゴキブリの食欲

体長ほどの肉を全て平らげるゴキブリの食欲

(;゚;Д;゚;)『もう、もうどうにでもしてぇ~!こんな旨いものが食べられるならゴキブリのプライドなんてドブに捨てて生き恥晒して人間に飼われても本望じゃわいぃ~!』

ゴキブリは仲間のゴキブリが排泄したウンチ・糞を食べるそうです。

そんな食生活のゴキブリに想像を絶する旨さの食べ物を与えると奴らの思考を破壊できるかもしれません。

あんな美味いもんを食べた後にウンチなんて食えるかよボケェ(笑)、なんて考えさせてどこか山奥にでも行ってもらいたいのですが。

動画:魚の肉を貪る害虫ゴキブリの食事風景

ゴキブリが夢中で魚肉に食らいつく様子を収めました。

※心臓の弱い方は閲覧・視聴をご遠慮ください。

※気分を害されたり体調に異変を感じたらページを閉じるボタンをクリックして下さい。

※この動画を見たことで体調不良になった、仕事でミスが続いた、受験に失敗した、などというクレームは一切、受け付けません。

では、ご覧ください。

(;゚;Д;゚;)『ムシャムシャ、あのね、この動画を観ている人間さんたち、観終わったらさ手を洗ってうがいをして床に就いて下さいね。さもないと、翌朝、あなたはゴキブリの姿に・・・』

罠に掛かったゴキブリを助けた私は、見てはいけない戸を開けて見てしまったがために・・・。これがゴキブリの恩返し、恐るべし・・・。

ギャ~(((;゚;Д;゚;)))!