蚊取り線香の灰が再利用(リサイクル)が可能かナメクジ退治に使ってみた結果

みなさん、お家で蚊取り線香は使っていますか？はい、私も使っています。蚊が多くなる時期は必須アイテム。

ベープなど電子式の殺虫器・防除機もありますが、チンチロリンと風が奏でる音と白く揺らめく煙が夏の風物詩でもあるので(笑)。

しかも、最近ではデング熱や最近ではマラリアの復活！？を危惧して新聞・チラシ広告のほうがヘタすると蚊それ自体よりも活発です(笑)。

 

で、ふと思い付いたというか、考えたんですよね。蚊取り線香が燃え尽きた後に残る燃えカスの灰。みなさんはどうやって処理・処分していますか？

私の場合、いつもはゴミ袋にポイ捨てしたり、庭に捨てたりしているんですが、他にもっと便利で役に立つ利用方法はないだろうか？と。

 

植物の肥料になるかも！？ということで鉢植えに捨てたり、中にはガーデニング用品のサビ取り、キッチンの油取りにも再利用されているらしいです。みんなすごいアイデアです。

で、私も何か再利用できなかなぁと考えてみました。蚊取り線香は殺虫剤であるから、灰も害虫駆除に利用できたらなんか、一石二鳥というかカッコイイじゃん(笑)！？

 

普段は何気なく捨てているゴミが、もしかしたら新たに他の害虫に効果があるかもしれない、そんなワクワク・ドキドキ感で胸が高鳴っています・・・。

で、今だから使える方法というと、梅雨の時期に増えがちなナメクジ退治に活用できないかと考えました。ということで、蚊取り線香の灰を使ったナメクジ駆除のレポートです！

 

蚊取り線香の灰はナメクジ駆除に再利用は可能か！？

 

早速、キーボードで文字を入力する手を止めて玄関に置かれた蚊取り線香の燃えカスを手に庭に移動。ジメジメして蒸し暑く生暖かい空気が一瞬で私を包み込む・・・（汗）。

灰を扱う場合、燃え尽きの直後だとまだ熱くてヤケドするかもしれないので昨晩の燃えカスを使ったほうがいいかと思います。で、肝心の実験のターゲットを探してみましょう。

 

 

 

はい、鉢植えの底でナメクジを速攻で発見！適度な湿気と暗闇の中で気持ちよさそうに眠っています。

そんなシアワセの時間を邪魔しちやいますよ(笑)。しかも、命の危険を伴う過酷なミッションです。

 

ナメクジ：「グースカピー(つ∀-)zzz。ムニャムニャ、ん？なんかちょっと肌寒い、頭上が騒がしいぞ・・・」

 

 

 

サメ映画「JAWS（ジョーズ）」の危険が迫る効果音が頭の中で流れています。逃げて！ナメクジさん逃げてぇ～！

冷酷無比な人間の指が蚊取り線香の灰にゆっくりと近づく・・・。まるで重機が地面を掘り起こすように・・・。

 

でぇ～でん。で～でっでっでっギャ～(　>д<)！

 

 

 

モフッ！いや、ボフッ！という音がピッタリな灰を指で摘んだ写真ですよね。いや、ムンズっ！かな。

 

 

 

でぇ～でん。で～でっでっでっギャ～(　>д<)！

 

ナメクジ：「くぁ～（あくび）・・・。ん！？え？なに、なにこの効果音、ジョーズじゃね！？え？ジョーズが近づいてるの！？ここ民家の庭だよ！どして！？ん？頭上が急に暗く・・・」

 

 

 

ブァサァ～！と大量の灰がナメクジに降り掛かりました。

 

ナメクジ：「ギャ～(　>д<)ブホッエホッ、ゴホゴホッ！なに？何が起きたの！？え？ジョーズ？でも、鮫じゃないし、え！？ゲホゲホッこ、これ灰。灰だよぉ（驚）！近くの山が噴火したの？」

 

 

 

パニックに陥り右往左往するナメクジをよそに容赦なく灰が降り掛かります・・・。

 

ボサッボサッボサッ！

 

さぁ、この灰地獄から生きて逃れることが果たしてできるでしょうか・・・。

 

ナメクジ：「ギャ～ヽ(*ﾟω｡)ﾉ！この灰の量は尋常じゃないぞぉ！日本の沈没じゃー！地球の滅亡じゃー！この世の終りじゃー！」

 

 

大量の灰が全身を覆いパニック状態になるナメクジ！

あぁ、ナメクジもさすがに蚊取り線香の灰には勝てないか・・・。

万事休す！？

 

 

いや、違うぞ(´ﾟдﾟ｀)！？

 

 

 

うぉぉー！体から大量のベトベト粘膜・粘液を出して灰から脱出してる！！しかも、カタツムリみたいな目！初めて見たぞぉ！

 

ナメクジ：「ぶひぃ～！ぺっぺっ！なんじゃこりゃあ！くっそー！

 

この危機から逃れるためにはこれしか方法がない！いくぞ！

 

忍法 隠れ身の術ー！むにゅるむにゅる！逃げろ！」

 

 

 

ナメクジ：「ぺっぺっ、・・ん！？ムグムグ・・・。

 

こ、これはΣ(ﾟДﾟ)！この灰！

 

蚊取り線香の燃えカスじゃねえか！

 

くっそー！人間の仕業だなぁ（怒）！」

 

 

 

ボサッボフッ！（再び灰の投下が行われている様子）

 

ナメクジ：「ごわぁぁぁ！！！」

 

 

 

ナメクジ：「隠れ身の術ー！この術を使うと、か、からだから水分が抜けていく・・・しかし、命には代えられないぃ！」

 

 

 

ナメクジ：「おりゃ～！ヌルヌルぅ！絶対に生き延びてやるんじゃあ！ヌルヌルぅ！」

 

 

 

人間「ありゃ(´ﾟдﾟ｀)！？は、灰が・・・。

蚊取り線香の灰が尽きちまった・・・。

ガクンっ！（膝をつく様子）

うぅ、お、俺の負けだぁ・・・（涙）」

 

 

 

ナメクジ：「おっしゃーｮﾟДﾟ*) ！人間にぃ！

ナメクジが人間に勝ったぞぉー！

歴史的な大勝利だぁ（喜）！！！」

 

 

 

ナメクジ：「どうだ人間めぇ！ナメクジ舐めたら許さんぞぉ（怒）！次に会った時は貴様を粘膜の地獄・粘液底なし沼に叩き落としてやるから覚えとけよぉ！！！」

 

人間「く、なんたる失態・・・。人類代表として臨んだ闘いに無様な１ページを刻んでしまった・・・。蚊取り線香の灰を切らすなんて、蚊取り線香は買ったけれどライターを買うのを忘れたぐらい恥ずかしい・・・。この勝負、素直に認めよう、俺の・・・負けだ・・・。」

 

ナメクジ：「グジュルグジュルゥ～！（注：喜びの雄叫び）」

 

 

なんと、蚊取り線香の灰に殺虫能力は残っていなかったようです。

ナメクジは私を嘲笑うかのように意気揚々と草むらの中へ消えていきました・・・。

 

今回わかったことは、あくまでも、蚊取り線香の燃えカス灰はナメクジ駆除として活用できなかった。

殺虫剤としての効果は気化状態の中でのみ、発揮されるようです・・・。

 

蚊取り線香の燃えカスの灰は、塩や砂糖などと同じく、ナメクジの水分を奪うことしかできませんでした・・・。

しかし、私はまだ諦めていはいません。次回のリベンジへ現在も着々と作戦を練っています・・・。乞うご期待・・・。