ナメクジに対して蚊取り線香の残りカス(残り灰)は駆除・退治する効果が無い!なかったと分かった時、諦めの悪い私は無謀にも他の作戦のことも考えていました。
『ナメクジはダメでもカタツムリになら効果はあるんじゃないだろうか?』
周辺の虫達はさぞやいい迷惑でしょう。しかし、生まれてしまった環境に文句を言っても何も変わりません。粛々と目の前の壁を乗り越えて生きていくのみです。
サッカー女子World Cupカナダ大会で準優勝を獲得したなでしこJapanの精神的な柱である通称「兄貴」澤穂希選手の若いころの日記にもこう書かれていたそうです。
「どんな道を選ぶかではなく、 選んだ道でどれだけやるか」
私は、ゴキブリと親友になれるかを実生活を通して試してみたい、そんな道を選んだのです。
そう、我が家でもミニ・ワールドカップが開催され、私は初戦敗退だったのです。

蚊取り線香の燃え痕に残った灰カス
敗北を喫したあの日以来、私は日々、着実に蚊取り線香の灰を収集・回収して次の戦いに備えています。
プリンを食べた時に出たゴミのスプーンで灰をすくい取る、ということに関しては日本でも5本の指に入るまで成長しました。
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※蚊取り線香の灰を回収する行為は、正常な方からすると奇怪な行動に映ります。特に、家族からの視線が厳しいですので実行する時間帯は考慮を重ねてお願いします。また、この行為によりもたらされるであろう不仲等の問題に関して私は一切の責任を負いません。全て自己責任で行ってください・・・ま、誰もやらんと思うけど(笑)。
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蚊取り線香の灰を回収する様子
どうですか?このスプーンさばき。燃え終わった灰の形を崩さずにすくい取る技術、精神力、そして実行力は並大抵の努力では会得できないんです。(※正確には誰もやらないだけなんだが)
この訓練・特訓はもちろん、誰も見ていない隠れた場所で行っています。そう、努力とは他人の見ていない時に行うからこそカッコイイのです。決して灰泥棒ではありませんよ・・・。

容器瓶に溜まった灰
まだこれだけしか集まっていませんが、カタツムリの反応だけでも見てみたいという欲求を抑えることが出来なくなってしまいました(汗)。体がウズウズして落ち着きません。
梅雨時期でもあるので、大量に発生した獲物のカタツムリで実践するにはチャンスの時期なのです。この機会を逃したくない、そう、「 幸運の女神には、前髪しかない」のだから・・・。
カタツムリを蚊取り線香の燃えカス(灰)で駆除できるのか?

庭で這い回るナメクジ
外に出て適当な石をひっくり返しただけでこの通りナメクジの大群を発見することができる我が家の環境も考えものですが(笑)、肝心のカタツムリさんが見当たらない・・・(汗)。
ってそうか、カタツムリは石の下なんかには隠れていないわけだからそりゃ見つからないのも当然(笑)。しかし、せっかくナメクジが目の前にいるんだから、ちょいと実験を・・・。

ナメクジに蚊取り線香の灰を振り掛ける様子
少量ですが蚊取り線香の灰をボソボソっと振り掛けてみると・・・。案の定、粘膜を分泌!?させて灰爆弾から逃れようとモガイてモガイて・・・
うんしょうんしょ・・ニュルリン♪

粘液をだして灰を絡めとるナメクジ
灰を浮かせて?身体から切り離すことに成功!まるで忍者のような身のこなし・・・。「むぐぐ、悔しいが凄い能力だ」と私を唸らせるほどの妙技を披露するナメクジなのでした。
って違~う!感心してる場合じゃなくて今回の目的のカタツムリはどこだどこだぁ~!キョロキョロ・・・と・・・、
いたぁ∑(*゚д゚*)!

ナメクジの近くで発見したカタツムリ
『ひぃ~( TДT)!逃げろぉー!人間がとんでもないアイデアを思い付いてるぞぉ~!』
ナメクジへの灰爆弾の投下を目撃していたカタツムリが必死の形相で逃走を図っています!
『グゲゲゲっ!(´◉◞౪◟◉)待て~い!逃してなるものかぁ~!』
(※一応書いとくけど、あくまで妄想ですので適当に読者の頭のなかで解釈・変換しといてください笑。定期的に書いとかないとね、頭おかしい狂っとる変人と勘違いされるから・・・。でもこのほうが楽しめて読めるっしょ(笑)?)

カタツムリに灰を投下する瞬間
『いやー( TДT)!ちょちょ、卑怯だ!こっちはまだ心の準備ができてないしぃ(怒)!』
『ケッケッケッ(´◉◞౪◟◉)、ほぉ~れほぉ~れ!落としちゃうよ、』

灰にまみれて暴れるカタツムリ
『ボサボサボサッ!ぐわぁ~!目にぃ目に蚊取り線香の灰がぁ付いたぁー(悲鳴)!』
『ニンマリ(´◉◞౪◟◉)・・・(微笑)。』

灰にまみれて暴れるカタツムリ
『ぐわぁあぁ・・・え!?・・・。あら、どうってことない(笑)うわぁ!蚊取り線香の灰、全然効かねえ(笑)!』
『(´◉◞౪◟◉)え!?えぇ~(汗)!は、灰爆弾はカタツムリにも効果なし!?全ッ然嫌がってないよぉ!!!』

灰にまみれて暴れるカタツムリ
『へへへぇい!ヒャッホー(゜∀。)www!鉄壁ガードの殻もあるし俺って超無敵じゃね(笑)!?蚊取り線香の灰、カタツムリには効かねぇよ(笑)!!!』
『(´◉◞౪◟◉;)・・・。ガクリッ!ナメクジにもカタツムリにも効かない蚊取り線香の灰・・・。無力過ぎる、ただのゴミじゃないか・・・。もう、オイラ眠たいよ・・・。』
毎日、私は蚊取り線香の愛用者たちの希望を胸に灰を回収していたのですが、カイガラムシにも、ナメクジにも、ニューギニアヤリガタリクウズムシにも、カタツムリにも、蚊取り線香の灰は無力でした・・・。
あわよくば、蚊取り線香の二弾使いという貧乏性分のケチくさいアイデアが、素晴らしいヒット作となると夢見ていたのですが、所詮、灰は灰であり、掃除ぐらいしか使い道はなさそうです。
しかし、あと一つだけ、試してみたいアイデアがあるのです。後日、記事にして報告したいと考えていますが、期待しないでください。というか、このブログに読者なんて存在するんかい!?って話なんだが(笑)。