
殺しても生き返る不死身のゾンビ
『グェ~、ジュルジュル、ガヒヒィ~ブへェ!』
私が幼少期に観たホラー映画で、トラウマなりかけレベルで怖くてしょうがなかったのが、バタリアン・デモンズのゾンビ・・・。
デモンズ2はいま見ても夜のオシッコを我慢させるほどの狂気を秘めた名作・・・。まだ観ていない方はぜひ、ご覧になってみてはどうでしょうか・・・。
って何を突然に映画の紹介してるんか!ってことなんですが、皆さんも経験ないですか?心のなかに保存された怖い記憶・思い出が・・・。
子供の頃に流行った都市伝説を覚えていますか?
現在でも、日本全国・地方ごとに特色のある言い伝え・伝説が残っているでしょう。子どもたちのイタズラを戒めるためなど創作されたものが多いとは思いますが。
私が子どもの頃(小学生・中学生時代)でもありましたよ、まことしやかに噂される都市伝説が・・・。
『ふんっ!バッカじゃねえの?あるわけねぇだろ』
と笑っていましたが、内心はびびって怖くてしょうがなかった・・・。大人になった今でも覚えているのは、
- 人面犬
- こっくりさん
- テケテケ
- 口裂け女
テレビでは人面魚などが話題になった時期とも重なり、学校内では都市伝説ブームが大流行。授業中の「こっくりさん」を禁止されるなど先生たちも苦労したと思います。
※ただ、好きな子とのこっくりさんだけは照れながらも断れなかった淡く甘酸っぱい思い出が・・・ (○´艸`)ヾポッ。
そんな都市伝説の中で、私が実際に体験した、伝説ではないものがひとつ、あるんです・・・。
それは・・・
ゴキブリは生き返る
言い方は伝説を発信する人によって異なるでしょう。
- ゴキブリは死なない
- ゴキブリは不死身
- ゾンビの本当のモデルはゴキブリ
はい、今、パソコンやスマホの前でフッ!と鼻で笑ったり失笑された方、あなたはゴキブリの本当の恐ろしさを全然、わかっていません。
あいつらがどうして、地球が誕生してから、今現在までその姿形をほとんど変えずに繁栄したのかを。生きた化石と呼ばれる意味を。
ビジネス書を読むと出てくるキーワード『生き残るために変化する能力・意思が大事である』。これ、ゴキブリに向かって言えますか?
恐竜が全滅した氷河期も生き抜いたという事実、あいつら、マジ最強・・・。そろそろハッキリとさせといたほうがいいと思う、地球の覇者は人類ではなくゴキブリだと・・・。
何を言うんだこの野郎!と憤慨された方、ちょっと待って下さい。先日、私がハエ叩きでゴキブリを仕留めた記事をもう読んだでしょうか?
あの話の中には、実はもう一つのストーリーが隠されているんです・・・ヽ(´Д`;)ノ。
ゾンビのように生き返るワモンゴキブリ

復活したワモンゴキブリ
ゴキブリ粘着シートに貼り付ける前に、しばらくの間、ひっくり返った状態のワモンゴキブリを観察していました。時間にして20分ほどでしょうか。
私は、
『あれ?ちょっとヤバイな(汗)』
と嫌な予感・・・。
次第に触覚の動きが活発化してきたのです。
そして、ハエ叩きをそっと載せてみると、写真のようにガシッ!としがみついた(汗)。

復活したワモンゴキブリ
大の大人が目一杯に振り下ろしたハエ叩きの一撃を食らったのに、ものの数十分でここまで回復する生命力・・・。
いや、生き返ったと表現してもいいでしょう。ハッキリ言ってゾンビです。
※動画を見れば振り下ろした音でその威力が想像できると思います。
この蘇り方はちょっと異常です。瀕死の状態から生き返ったワモンゴキブリを見て、ゴキブリは死なない、いや生き返るゾンビだ!と昔の人が言い伝えても不思議ではありません。

復活したワモンゴキブリ
ホコリまみれのゴキブリの後ろ姿(背中)はまるで、殺戮兵器の弾が飛び交う戦場を生き抜いた戦士のようです。いや、私にはまるで侍(サムライ)に見えてきました。※ワモンゴキブリはアフリカ原産らしいが。
その姿に私はしばらく見とれてしまいました・・・。
現代の草食男子と表されるナヨナヨした日本男児に、ゴキブリの逞しさを見習え!と魅せつけてやりたい気持ちになりました。今の日本には、このゴキブリ並みの生命力が足りないのだ!

復活したワモンゴキブリ
そして、深夜、1人興奮したオッサンの目の前で、なんと、驚いたことに、ハエ叩きにのったワモンゴキブリは平然と毛づくろいならぬ、
触覚の掃除を始めたのです・・・。
なんちゅうふてぶてしい奴だ。
噂の検証『ゴキブリは不死身』は真実・事実だったことが証明されました。ありがとうございました。