今朝、いや、人も動物も寝静まった夜更けの出来事。
ドタバタ、ガタンッ、バンバンッ!ガララッ、ガチャーンッ!
突然、台所から大きな音が聞こえてきたのです。
ビックリして飛び起きました私は、
「は?は?なになに?ドロボウ?なんなの?」
慌てて懐中電灯を手に台所へ行ってみると、ハエたたきを手に持った家族が立ちつくしていました。
「どうしたの?」と聞くと「逃げられた」と。
「なにに?」と聞くと「ごきぶり」と。
はは~ん、なるほどね~(*’▽’*)/。
告げられた四文字で一瞬に状況を把握した私(笑)。
夜中、トイレに行こうと台所を通った時、床を黒い物体が走り去っていったとのこと。事態を察知した家族は、明かりをつけてハエたたきを探していたら見失ってしまい、椅子や荷物を動かして探していたら出てきたー!ところが、ちょっと目を離したスキに逃げられてしまったと。悔しくて諦められず、また姿を現さないか待っていたら私が起きてきたとのこと(笑)。ゴキブリがあまりにも堂々とした歩く姿、まるでこの家の主は自分だ!と言わんばかりに我が物顔で台所の真ん中を歩いていたものだから激怒してしまったんだとか(笑)。
「あーいいよいいよ、一度逃げられたら捕まえるのは難しいよ。そうとう警戒してるだろうから諦めよう、ね。ごきぶりホイホイ置いとくからもう寝よう」
私はそう言って、

アース製薬 ごきぶりホイホイ
隣の部屋から処分し忘れていたごきぶりホイホイを持ってきて台所に置いたのです。
※ごきぶりホイホイの使用期限は設置場所で異なるのでしょうが、我が家はホコリが溜まりやすいので3,4ヶ月で処分していたのです。が、去年の夏に置いて処分し忘れていたものを再利用(笑)。
台所の明かりを消して部屋へ戻った私は心の中でこう思いました。
「ああ、今年も夏が来たのだな」
と。
私にとってゴキブリ(の出現)は、季節の移ろい、夏の到来を教えてくれる昆虫でもあるのです。
※褒めているわけじゃありません。
虫の知らせ(ムシノシラセ)とは
よくないことが起こりそうであると感じること。
コトバンク https://goo.gl/ELzBW9
虫の知らせ、ならぬ、ゴキブリの知らせ・・・。
※使い方は間違ってますよね(汗)?
ゴキブリの活動自体が、気温上昇、つまり夏到来を示していると。ゴキちゃん=夏。私たち人間にとって唯一、ゴキブリが役に立つことではないか、と私は考えています。
※うーん・・・私なりに必死に褒めようとしていますが、やっぱり無理ですね(笑)
さーて、再び眠ろー・・・としましたが、無理!ゴキブリの登場で起きるとなぜか眠れなくなるんですよねえ(笑)。眠っている時にカラダに乗っかってこないか、怖くて眠気が覚めちゃいました(笑)。そうこうしていると夜が明けました。
仕掛けた罠が気になりますよね?私だってそうです。
と、、、ん?なにか、声が、聞こえ・・・る?
ごきぶりホイホイ処分時期のタイミングはいつ?1匹でも罠に掛かれば捨てるべき?それとも粘るべき?
「オーイ!オーイ!人間よー!まだ寝てるのかー?早く起きてコッチへ来いよー!」

ごきぶりホイホイに描かれた可愛いゴキブリのイラスト
「ほら、寝ぼけてないで、お客様がうちにおいでになってるんだよー!」

ごきぶりホイホイに描かれた可愛いゴキブリのイラスト
1時間程度しか寝られず明らかに寝不足な私。何かが聞こえたような気がしたのですが気のせいだろうと無視(虫だけにね、エヘヘ(つω`*)つ)・・・することもできず、起きて台所へ向かったのです。
(ゴキブリと対峙してきた私だからこそ聞こえたゴキブリの声だったのかもしれませんが、、、ってそれはないか。)
すると、、、
ごきぶりホイホイの窓から突き出た一本の黒い物体が、ウネウネ動いているじゃないですかぁーーーー!!!!
![[アニメGIF]ごきぶりホイホイの窓から飛び出したゴキブリの触覚](https://gokiburi.dandyism.biz/wp-content/uploads/2018/05/arthropod-antenna.gif)
[アニメGIF]ごきぶりホイホイの窓から飛び出したゴキブリの触覚
これぞホンマモンの虫の知らせやぁー!!!(だってゴキブリ出現は良くないこと、じゃないですか?)

ごきぶりホイホイの窓から触覚が飛び出している
ウニョウニョ、ウニョウニョ
これはまさしくゴキブリの触覚!それにこの動き、周囲の状況を察知しようももがく様子は、罠に掛かったばかりだと一目で分かりますよ!
よーし、では、屋根を解体して中身を確かめてみることにしましょう!
皆さん用意はいいですか?
心の準備は整っていますか?
これからゴキブリの画像が掲載されているので、苦手な方は目を閉じて下さいね。(え?読めねーし、そこはページを閉じてじゃないんだ!?っとツッコミありがとうございます)
パカッ!

ごきぶりホイホイの粘着シートにヤモリ、ゴキブリがかかっている
やったー!ゴキブリが捕れていますー!ヤモリも捕れてますが(汗)。

雌(メス)のワモンゴキブリが罠にかかって身動きが取れなくなっている
恐らく、このゴキブリが深夜に台所で目撃だれた犯人でしょう。起きてきた家族に伝えると、安心したというよりは復讐を果たせたような表情で去っていきました(笑)。と、ここで私は迷います。
ゴキブリが1匹(ヤモリも)かかっただけで、ごきぶりホイホイを捨てて良いものだろうか?と。
まだ粘着シート上には空いたスペースがあるし、あと3,4匹ぐらいは捕れるんじゃないのか?と。

雌(メス)のワモンゴキブリが罠にかかって身動きが取れなくなっている
以前に、ゴキブリは仲間に危険を知らせるニオイ?フェロモン?を放出するとネット記事で読んだことがあります。むむむ、ごきぶりホイホイ1個の値段とゴキブリ1匹を天秤にかけて悩む人間(笑)。

粘着シートの前では足のトゲトゲも役に立たない
モンスタートラックのようにあらゆる場所を縦横無尽に走り回るトゲトゲの足ですら無力にさせる粘着シートならば、もう少しの間は放置しといてもいいんじゃないか、と決めかけた時、処分を決断させる物体を発見したのです!それは、た・ま・ご!ゴキブリの卵です!

粘着シートの上に産み落とされたゴキブリの卵
粘着シートの上で孵化したって一網打尽にならない?と思った方、ゴキブリを舐めちゃいけませんよ。誕生したゴキブリの赤ちゃんがシートにかかり、その上を別の赤ちゃんが歩き、その赤ちゃんがシートにかかり、を繰り返すその連続で”赤ちゃんの道が”出来て罠の外へ脱出できるのではないか?そんなバカな、を実際に起こす底力を秘めたのがゴキブリ。やっぱり処分しましょう。
※過去、ゴキブリの赤ちゃんに関する記事も書いています。
なんだか中途半端な締めになってしまいましたが、もしアナタのお家でゴキブリが出現したら、それは夏の訪れを告げる”虫の知らせ”かもしれませんよ(;´Д`)ノ~!
※でも単に食い物を探していたという可能性もありますよ~(笑)